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引っ越しはやらなくてはいけない作業が多く、初めて引っ越しをする人は、何から手を付けていいのかわかりませんよね。そんな人のために、ここでは単身引っ越しを「準備段階・当日・転居後」に分けて、それぞれでやらなくてはいけないことをリストアップしていきます。
単身引っ越しを5回経験している筆者の経験談も交えながら、注意すべきポイントなどもわかりやすく解説していきます。これから単身引っ越しをする予定の方は、引っ越しで失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。
この記事を書いた人


重松貴志
(1989.2生まれ)合同会社グロウファイナンシャルプラ機械設計のエンジニアとして15年ほど働いた後、2015年9月からWebメディアを中心に執筆を行っています。不動産・金融・旅・スポーツなど幅広いジャンルの記事を手掛けており、さらに個人の活動としてランニングに関する情報発信やマラソン大会の運営なども行っています。引越しを5回経験してます。

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1人暮らしの引っ越し準備やることリスト

まずは1人暮らしの引っ越し準備で、やらなくてはいけないことを見ていきましょう。
- 引っ越しの大まかなスケジュールを決める
- 新居に持っていくものと処分するものを決める
- 新居を決めて契約する
- 新居の下見をする
- 引っ越し業者を予約する
- 旧居の解約手続き
- 電気、ガス、水道の解約手続き
- インターネット回線の解約・移転手続き
- 粗大ごみの回収依頼
- 市役所などで転出の手続き
- 荷造りと部屋の清掃
- 郵便物の転送サービス手続き
- 家電の水抜き
- 引っ越し状の作成
やることが思っているよりも多くて、不安になってしまった人もいるかもしれませんが、手間がかかるものはそれほどありませんので、ひとつずつ着実に終わらせていきましょう。それぞれ、具体的に何をすればいいのか見ていきましょう。
引っ越しの大まかなスケジュールを決める
引っ越しが決まったらすぐ
引っ越しすることが決まったら、まずは大まかなスケジュールを決めましょう。まずは引っ越し希望日を決め、その引っ越し希望日の1.5〜2ヶ月前に物件探しを行い、新居の賃貸契約を結んだら、引っ越し業者を決めてください。
引っ越し業者の予約をすると退去日が確定しますので、そこから逆算して、細かな手続きをいつまでに行えばいいかを決めていきましょう。
新居に持っていくものと処分するものを決める
引っ越しが決まったらすぐ
引っ越しを決めたらすぐ、新居に持っていくものと処分するものを決めましょう。運んでもらう家財が決まらないと、引っ越し業者に見積依頼ができませんので、引っ越し業者探しをはじめる前に家財の仕分けを終わらせてください。
新居を決めて契約する
引っ越し希望日の1.5〜2ヶ月前
大枠のスケジュールが決まったら、次に新居を決めましょう。賃貸住宅情報サイトなどで気になる物件が見つかったら、不動産管理会社に連絡をして内覧させてもらいましょう。
ここで気をつけてほしいのは、賃貸住宅情報サイトに掲載されている物件が必ずしも契約できるわけではないということです。すでに他の人が契約している可能性もありますし、もっと魅力的な物件を不動産管理会社が持っている可能性もあります。
最初からひとつの物件に決めず、自分の条件に見合う物件を3〜5件提案してもらい、そのすべてを内覧して、気に入った物件を契約しましょう。
ちなみに家賃は入居日から発生しますが、ほとんどのケースで入居日は自分で決めることができず、入居申し込みをしてから約2週間後が入居日となります。もちろん入居日に引っ越しする必要はなく、その日以降の都合のいいタイミングで引っ越してください。
新居の下見をする
新居の契約をしたら
入居する物件が決まったら、部屋の採寸のために少なくとも1回は新居の下見をしてください。物件選びの段階で採寸できるのが理想ですが、引っ越し経験が少ない人はそこまで余裕がないかと思います。
ただ、入居審査中に何度も見せてもらうわけにもいきませんので、契約をして入居が決まったら、採寸のために下見させてもらいましょう。主な採寸場所は下記の4箇所です。
- 搬入経路の幅(玄関・通路・エレベーター)
- 窓サイズ(カーテンサイズ)
- コンセントの数と位置
- 洗濯機と冷蔵庫の設置スペースのサイズ
契約してから「冷蔵庫が運べないので別の部屋にします」というわけにはいきません。このため、すでに持っている洗濯機や冷蔵庫を新居でも使いたい場合には、搬入経路の幅と設置スペースサイズは物件選びの段階で計測しておいてください。

採寸を忘れがちなのが窓サイズで、私も窓の採寸を忘れていて、適当にカーテンを購入した結果、10cmほどサイズが足りなかったことがあります。
カーテンを買い直すことになるので、必ずメジャーで窓サイズ採寸しておきましょう。
また、下見をするときには、引っ越しトラックを止められる場所があるかも確認しておきましょう。見積依頼するときに駐車スペースや道幅について聞かれることもありますので、そのときに備えて新居周りの写真を撮っておくと説明しやすくなります。
引っ越し業者を予約する
物件の契約をしたらすぐ
新居の入居日が決まったら、次に引っ越し業者を探します。このとき1社ずつ見積依頼をするのは手間がかかりますので、負担を減らすために引っ越し一括見積もりサイトを利用するのがおすすめ。相見積もり状態になるので、引っ越し料金を安く抑えられるといったメリットもあります。

1人暮らしならレンタカーやマイカーを利用して、自分で引っ越しをするというのもOKです。ただし、荷物が多い場合にはかなり大きなトラックでないと1度に運びきれません。

私はマイカーで新居まで運ぼうとして、結果的に新居と旧居を5往復したことがあります。
レンタカーを使って友人に協力してもらう場合には、食事代や交通費を払う必要があり、こちらも思った以上の出費になります。それよりも、赤帽などの軽貨物車を使った格安引っ越し業者や単身パックを利用するほうが、出費を抑えられることもあります。
自分で引っ越しすることが格安になるというのは過去のことで、今は1人暮らしの引っ越しにぴったりのコンパクトな引っ越しサービスが充実しています。なんでも自分でやろうとするのではなく、それらの引っ越しサービスを上手にご活用ください。
また引っ越し業者やレンタカーの予約は、退去日の1ヶ月前に行うのが一般的ですが、3〜5月の繁忙期になると予約が埋まってしまう可能性があります。引っ越し難民にならないように、できるだけ2ヶ月前に新居を決めて、すぐに引っ越しトラックを確保してください。
旧居の解約手続き
退去日が確定したらすぐ
引っ越し業者やレンタカーの予約をすれば、退去日が確定します。退去日が決まったらすぐに、いま暮らしている物件の不動産管理会社や大家さんに連絡して、退去する旨を伝えてください。原則として家賃は引っ越しを告知してから1ヶ月分発生します。
このため、告知してから10日後に引っ越しをしても、残り20日分の家賃を支払わなくてはいけません。無駄な出費を発生させないためにも、退去日が決まったらすぐに解約手続きを進めてください。
ちなみに不動産管理会社や大家さんの都合で、退去日に立ち会いができないケースもあります。この場合は、別の日に立ち会いのために戻ってくる必要があります。
このため遠方への引っ越しで立ち会いのために戻ってくるのが難しい場合には、引っ越し業者を予約する前に不動産管理会社や大家さんに相談し、立ち会い可能な日を教えてもらいましょう。そして、その日に対応できる引っ越し業者で予約してください。

電気、ガス、水道の解約手続き
退去日の1〜2週間前
退去日が決まったら、電気やガス、水道などのインフラ設備の解約をしてください。電気と水道は電話もしくはインターネットで解約できますが、ガスのみ立ち会いが必要になるケースもあります。まずはガス会社に電話して、解約方法をご確認ください。
ちなみに解約にはお客様番号や使用者番号などが必要になりますので、契約書類や領収書などを手元に用意しておいてください。
また、新居ではガスを開栓するための立ち会いが必要です。新居で利用するガス会社がわかっている場合には、引っ越し当日もしくは翌日に開栓してもらえるように、転居日の1週間前に立ち会いの依頼をしましょう。
インターネット回線の解約・移転手続き
退去日の1ヶ月前
自宅にインターネット回線やひかり電話を引いている場合には、解約もしくは移転手続きを行ってください。現在使用しているインターネット回線が新居で利用できない場合には解約、継続利用できるようなら移転手続きを行います。もちろん引っ越しのタイミングで回線会社やプロバイダを乗り換えても構いません。
ちなみに、現在暮らしている部屋に自分でインターネット回線を引いた場合、原状回復のために撤去しなくてはいけない可能性があります。不動産管理会社もしくは大家さんに相談して、撤去が必要かどうか判断してもらいましょう。撤去が必要な場合には、回線業者に撤去工事を依頼してください。
また、新居にインターネット回線が導入されていない場合には、新規契約をするにしても、回線の移転をするにしても、回線工事を依頼する必要があります。光回線を開通させるのに、申し込みから1〜2ヶ月かかりますので、早めに工事の予約をしておきましょう。
粗大ごみの回収依頼
退去日の1ヶ月前
新居に持っていかない家具や大型の家電がある場合には、粗大ごみとして処分する必要があります。自治体にもよりますが、粗大ごみの回収日が1ヶ月に1〜2回と決まっているケースが多く、早めに回収依頼をしないと、引っ越しのタイミングに間に合わなくなる可能性があります。

私も引っ越しに合わせてベッドを処分しようとしたところ、退去日の翌日回収となってしまったことがあります。
そのときは引っ越し先がそれほど遠くなく、さらに立ち会いが後日だったのもあり問題ありませんでしたが、早めに動いておくべきだと反省しました。
もし回収日に間に合わないようなら、自分で処分場に持ち込むか、廃品回収業者に依頼して処分してもらいましょう。
市役所などで転出の手続き
退去日の2-3日前
引っ越しを行うときには、市役所や区役所などで、下記手続きを行う必要があります。
- 転出届
- 国民健康保険の資格喪失手続き
- 印鑑登録の抹消手続き
基本的には転出届を出して、転出証明書を発行してもらえばOKです。このときマイナンバーカードを使って転出手続きを行えば、転出証明書が不要になります。マイナンバーカードを持っている人は、忘れずに持っていきましょう。
学生やフリーランスで国民健康保険に加入している場合には、資格喪失手続きを行ってください。また印鑑登録をしている場合には抹消しましょう。自治体によっては、転出の手続きをすると自動的に印鑑登録が抹消されるケースもありますので、転出届を提出時にご確認ください。

荷造りと部屋の清掃
退去日の2週間前から
荷造りは引っ越し当日までに終わらせておく必要がありますが、仕事などがある場合には思うように時間を確保できずに、前日の夜になってもまだ梱包できていないことがよくあります。そうならないようにするためにも、荷造りは2週間前から開始しましょう。
1日1時間でもいいので時間を確保して、家財をダンボールに詰めてください。前日までにすべての荷造りを終わらせて、可能な範囲でかまわないので清掃もしっかりと行ってください。部屋が汚れていると退去立ち会いをするときの印象が悪く、敷金の返金が減額する可能性もあります。
部屋のクリーニング自体は業者が行いますので、徹底した掃除は必要ありませんが、掃除機をかけて借りたときに近い状態まで戻しましょう。
郵便物の転居・転送サービス手続き
退去日の1週間前
旧居に送られた郵送物を新居に転送してもらうために、郵便局の「転居・転送サービス」の申し込みを行いましょう。郵便局に置いてある転居届を出せば、届出日から1年間、新居に郵便物が転送されます。
転居届の提出が直前になると、郵便局内での処理が間に合わず、数日分だけ旧居に郵送されてしまう可能性があります。そうならないためにも1週間前に手続きを行ってください。また、ゆうびんIDを持っている場合には、インターネットから転居届を出すことも可能です。
家電の水抜き
退去前日
冷蔵庫と洗濯機を新居に運ぶ場合には、それぞれ水抜き作業をしておく必要があります。冷蔵庫は水抜きに時間がかかりますので、前日のうちに取扱説明書に従って水抜きをしておきましょう。取扱説明書が手元ない場合には、メーカーのWebサイトでご確認ください。
水抜きをせずに運ぶと、運搬中に他の家財が水浸しになる可能性もありますので、必ず行うようにしましょう。また石油ストーブを使っている場合には、灯油が入ったままでは運んでもらえませんので、こちらは当日の朝までに灯油を抜いておきましょう。

引っ越し挨拶状の作成
退去前日まで
忘れてはいけないのが、引っ越し状の作成と送付です。最近は友人同士でもお互いの住所を把握していないことがあり、引っ越し状を作成しない人も増えていますが、年賀状を送り合うような関係の人がいるなら、引っ越し状を作成して送っておきましょう。
もっとも、引っ越し状の送付は転居してからでも構いません。ただ、引っ越し後は何かと忙しく、送付を忘れがちです。引っ越し前の時間があるときに作成しておき、引っ越し当日に郵便ポストに投函するのがおすすめです。
もし11月や12月に引っ越しをするなら、年賀状を引っ越し状として使ってもOKです。
当日やることリスト!1人暮らしの引越し

引っ越し準備が整ったら、いよいよ引っ越し当日を迎えることになります。ここでは引っ越し当日にやることについてご紹介していきます。
- 旧居の退去立会い
- 新居への移動中に食料を調達する
- 新居の鍵の受け取り
- 電気、ガス、水道の開始手続き
- 家具の配置と荷解き
- 隣人へのあいさつ回り
引っ越し当日にやることはこの6つです。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
旧居の退去立ち会い
引っ越し業者が家財を運び出したら、不動産管理会社や大家さんと退去立ち会いを行ってください。立ち会いなしでお任せするという方法もありますが、多くのケースでトラブルになります。必ず自分で立ち会うか、家族や知人に代理人として立ち会ってもらいましょう。
また、部屋が汚い状態では印象が悪く、敷金の戻りが減るどころか、原状復帰のために追加請求される可能性があります。それを回避するために、家財を搬出したら、必ず掃除機をかけておいてください。
大きな問題がなければ立ち会いは30分前後で終わりますが、新居での家財の受け取りに間に合わないことも考えられます。その場合には、家財の受け取りを家族や友人に依頼して、新居で引っ越し業者を待っていてもらいましょう。
新居への移動中に食料を調達する
引っ越し当日は開梱などが忙しく、遅くまで作業することになります。新居の近くに飲食店やコンビニがない場合には、遠くまで買い出しに行くのを避けるために、新居への移動中に当日と翌朝の食事を調達しておきましょう。
電気やガスが開通していないことも想定して、駅弁やおにぎりのように、そのままでも食べられるものを選んでおくと安心です。
新居の鍵の受け取り
鍵がないと荷物を運び込むことができませんので、新居に向かう前に不動産管理会社もしくは大家さんから新居の鍵を受け取りましょう。
そのようなことにならないために、前日までに鍵を受け取っておくのもおすすめです。もちろん入居日以降でないと受け取れませんが、先に鍵を受け取れば当日の作業がスムーズになります。
この場合、数日程度の二重家賃が発生しますが、単身引っ越しをスムーズに行うには必要な経費だと考えて、事前に鍵を受け取れるようにスケジュールを組んでおきましょう。
電気、ガス、水道の開始手続き
新居での生活を始めるためには、インフラを使えるようにする必要があります。電気と水道は入居してすぐに使えますが、ガスは立ち会いが必要になりますので、引っ越し前に必ず立ち会いの申し込みを行っておきましょう。
電気はブレーカーが切られているはずですので、入居したらまずブレーカースイッチを「入」に切り替えてください。電気の開始手続きはインターネットもしくは備え付けの用紙、水道の開始手続きは備え付けの水道使用開始申込書を使って手続きを行います。
家具の配置と荷解き
引っ越し業者に家財を運び込んでもらったら、できるだけその日のうちに家具の配置と荷解きを行いましょう。引っ越し業者によっては、家具や家電の配置まで対応してくれることもありますので、事前にレイアウトを決めておいてください。
すべての荷解きが難しい場合には、とりあえずの生活で必要なものだけ開梱するのでも構いません。ただし、先送りしていると、いつまで経ってもダンボールから出さないままになってしまいがちですので、できれば当日中にダンボールから出しておきましょう。
隣人へのあいさつ回り
家財を運び込んだら、近所へのあいさつ回りをしましょう。賃貸物件なら、両隣と上下階の部屋にあいさつしておけばOKです。手土産として、自分が暮らしていた地域の名産品やお菓子などを持っていくと、印象に残りやすくおすすめです。


ただし、1人暮らしの場合は隣人への挨拶は必須ではありません。特に女性の1人暮らしでは防犯対策として、あえてあいさつ回りをしないほうがいいケースもあります。その場合は、あいさつ回りはせずに、建物内ですれ違ったときに軽く会釈するだけでも構いません。
1人暮らしの転居後やることリスト

家財を運び込んで、配置したら引っ越し完了と言いたいところですが、残念ながら転居後にもやらなくてはいけないことがいくつかあります。
- 市役所などでの転入手続き
- 警察署で運転免許証の住所変更手続き
- 各種サービスの住所変更手続き
- ダンボールの処分
引っ越しで疲れているかもしれませんが、先送りすると困ることもありますので、まずはこの4つを終わらせましょう。
市役所などでの転入手続き
転居日から2週間以内
引っ越しをしたら、2週間以内に市役所や区役所などで転入手続きを行ってください。転入手続きには下記書類が必要になります。
- 転入届
- 転出証明書
- 本人確認書類
- 印鑑
印鑑登録をする場合には、実印も持っていきましょう。また国民健康保険に加入している場合には、国民健康保険の加入手続きも合わせて行ってください。
ちなみに、同じ市区町村内で引っ越しする場合には、役所に転居届を出すだけで手続きが完了します。その場合も転居日から2週間以内の手続きを行ってください。

警察署で運転免許証の住所変更手続き
転居日から2週間以内
運転免許証を持っている人は、警察署もしくは運転免許更新センター、運転免許試験場などで住所変更手続きを行いましょう。住所変更手続きには新住所を証明する書類が必要ですので、先に市役所などで転入手続きを行ってください。
住所変更手続きを行っていないと、運転免許証の更新通知が自宅に届かず、免許の更新を忘れてしまうことも考えられます。身分証明書としての効力もなくなりますので、必ず住所変更手続きは行ってください。
また、市役所と警察署が離れている場合には、同日に手続きができないこともあります。他にも買い物などやるべきことがいくつもありますので、少なくとも平日2日間ほどは新生活を始めるための準備期間として、時間を確保しておいてください。
各種サービスの住所変更手続き
引っ越しをしたら、各種サービスに登録している住所変更も行わなくてはいけません。たとえばネットショップの住所変更をしていないと、新しい住所に商品が届きません。住所変更手続きが必要になりそうなサービスをリストアップしておきますので、参考にしてください。
- 銀行
- クレジットカード
- 航空会社
- 携帯電話会社
- ネットショップ
- 証券会社
- 保険会社
この他にも住所登録しているものがあれば、そちらもすべて住所変更手続きを行いましょう。
ここで気をつけてもらいたいのが、ネットショップなどに登録している前の住所を削除しておくということです。Amazonや楽天市場は複数の住所を登録でき、それを削除しないでいると間違って、前の住所に配送してしまうことがあります。

私も実際にそのようなミスをしたことがあり、配達先変更手続きが大変だったので、それからは引っ越しをしたあとには、きちんと過去の住所を消すようにしています。
ダンボールの処分
1人暮らしだと、引っ越しで使ったダンボールをそのまま収納アイテムとして使っている人もいますが、できるだけ早いうちに家財をダンボールから取り出して、ダンボールは引っ越し業者に回収してもらうか、資源ごみとして出しましょう。
ダンボールはゴキブリの好物で、エサとして食べたり、卵を産み付けたりします。他にも害虫の住処になってしまいますので、いつまでも保管しておかずに、すみやかに処分してください。
引っ越し当日前に購入しておくべきものリスト

新生活で必要となるものは、引っ越し荷物を減らすために、転居後に購入するのがおすすめです。ただし、引っ越し当日までに購入していないと困るものもあります。それが下記の4点です。
- 照明器具
- カーテン
- 寝具
- カッターナイフ
それぞれ、必要な理由を見ていきましょう。
照明器具
初めての1人暮らしでよくあるミスですが、照明を用意していなかったため、日が沈んでから暗くて何もできなくなってしまうことがあります。そうならないために、照明器具は必ず事前に購入して、なおかつ到着したら明るいうちに設置してください。
また、高所作業になりますので、安定感のある椅子か脚立も必要になります。自分1人での設置が難しい場合には、家族や友人にサポートしてもらいましょう。
カーテン
カーテンも忘れがちなアイテムのひとつで、

私も実際に何回か購入し忘れて、前の家で使っていた寸足らずのカーテンを仮で使ったことがあります。
前の家で使っていたカーテンがあればまだいいほうで、それもない場合には夜になると外から丸見えになってしまいます。
引っ越し当日に購入しようと思っても、必要なサイズの在庫がないケースも考えられますので、必ず事前に用意しておいてください。
寝具
どこでも寝られる人なら寝具は必須ではありませんが、布団やマットレスで寝るのと冷たい床の上で寝るのとでは回復具合が違ってきます。引っ越しは想像以上にエネルギーを消耗しますので、引っ越し当日にしっかり眠れるように寝具を購入しておいてください。
ちなみに1人暮らしなら、ベッドは基本的にシングルサイズを選びましょう。ダブルサイズなど広いベッドが欲しくなるかもしれませんが、部屋が狭くなりますし、何よりもワンルームマンションなどでは搬入できない可能性があります。
いずれ処分することや次の引っ越しのことも考えて、できるだけ運び出しやすいシングルサイズにしておきましょう。
カッターナイフ
ダンボールの開梱作業で必要になるのが、カッターナイフです。これがあるのと無いのとでは作業スピードも労力もまったく違います。開梱のためのカッターナイフですので、手で握れる少し大きめサイズがおすすめです。
また、せっかくカッターナイフを購入したのにダンボールの中に入れて運んでしまったのでは、開梱に使えません。カッターナイフなど開梱に必要になるアイテムは、自分で新居まで運ぶようにしましょう。
まとめ:十分な時間を確保してトラブルのない引っ越しを目指そう
引っ越しはやるべきことが多すぎて、本当に自分に引っ越しできるのか不安という人もいるかと思いますが、やるべきことの種類が多いだけで、それぞれの難易度は低いものばかりです。着実にひとつずつ終わらせていけば、トラブルなく新生活を始められます。

私が実際に引っ越しするときには、やるべきことをメモ帳アプリなどに書き出し、作業順に並べ替えたものを上から順番に終わらせていくというやり方で、引っ越し作業を進めていきます。
この方法なら、作業漏れがなく着実に作業を進めていけます。
そのときに大事なのは、十分な時間を確保するということです。仕事が忙しい場合には、土日などの休日をすべて引っ越し準備に使うなどして、とにかくやるべきことリストをひとつずつこなしていきましょう。1人暮らしの引っ越しに近道はありませんので、時間をかけてコツコツ積み重ねていきましょう。

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