引越し当日が雨になったらキャンセルできる?雨の日の引越し作業に関する注意点とは

引っ越し準備は完璧、あとはもう引っ越すだけと思っていたら、引っ越し当日は雨の予報。

いまさら引っ越しの日取りを変えるわけにもいきませんので、雨の中での引っ越し作業になってしまいます。

憂鬱な引っ越しになってしまいますが、そんな雨の引っ越しでもしっかり準備しておけば、「ちょっと大変な引っ越しだった」くらいで済ませられます。

ここでは雨の日の引っ越しで、嫌な思いをしないための雨の日の引っ越しの対処方法や注意することや「雨の日や台風の日って、引っ越しのキャンセルとか延期はできないの?」など不安な方のために、引っ越しのキャンセルについて紹介します。

引っ越し当日が雨の予報になった場合、参考にして早めの対策を行いましょう。

雨の日の引っ越しはキャンセルできない?


引っ越し作業に支障が出ない程度の雨の日が理由で、キャンセルや延期は基本できません。

しかし、天候にかかわらず、キャンセルは可能です。

これは「標準引越運送約款」により決まっており、3日前までならキャンセル料も発生しませんし、当日であっても引っ越し料金の50%のキャンセル料を払えば中止にできます。

ただし、キャンセルした場合はもう一度日程調整や見積りからやり直しなのと、キャンセル料という痛い出費になってしまいます。

都合よく引っ越し業者の時間が空いていればいいのですが、3月などの繁忙期には延期しても希望の期間に引っ越しできないこともあります。

よっぽどの理由がない限り、引っ越しを決行したほうが余計な手間がかかりません。

引っ越しがキャンセルになった場合の料金

引っ越しの契約ルールである「標準引越運送約款」が2018年6月1日より改定されました。

キャンセル料金は「標準引越運送約款」に基づき、2日前より引っ越し料金の20%〜50%程度のキャンセル料が発生します。

『標準引越運送約款』におけるキャンセル料金
前々日のキャンセルや延期の場合、引っ越し料金の20%以内
前日のキャンセルや延期の場合、引っ越し料金の30%以内
当日のキャンセルや延期の場合、引っ越し料金の50%以内

キャンセルの連絡をする前に

キャンセルのみだけでなく、延長や日程を大幅に変更する場合は、再度見積もりが必要になります。
よっぽどのことがないかぎりは、キャンセルや延期をせず、引っ越しを決行することが賢明です。

それでもキャンセルしたい場合は、早めに連絡して引っ越し業者と相談しましょう。

またトラブルを防ぐために、見積もりのときにキャンセルや延期になった場合の料金なども確認しておくようにしましょう。

引っ越しキャンセルに関する詳しいことはこちらの記事を参考にしてみてください
契約後に引越しのキャンセルはできる!上手なキャンセル方法とキャンセル後の手続き

引っ越し業者からキャンセルしてくる場合

引っ越し業者から引っ越しのキャンセルを申し出てくるケースがあります。

それは洪水や暴風雨のような天災が発生したときです。

大雨洪水警報になれば安全を考えて、当日か前日に「日程をずらせないでしょうか?」と引っ越し業者側から連絡がくる可能性もあります。

しかし、警報も出ていないような状況では、引っ越し業者側からキャンセルの連絡はきませんので、利用者が申し出ることになります。

もし悪天候でどうしても延期したい場合は、まず相談する形で引っ越し業者に連絡してみましょう。

見積書の内容の確認日について
「標準引越運送約款」によると、引っ越し業者は見積もり書の内容について変更がないか引っ越し日の3日前に利用者に確認の電話をいれなくてはいけませんので、その際に相談でもいいでしょう。

雨の日の引っ越しの対処方法と注意すること


ここからは雨の日の引っ越しの対処方法と注意することを見てみましょう。

引っ越し作業をすべて引っ越し業者に任せる

雨が降ってしまったときは、割増料金が発生してもすべてプロである引っ越し業者に任せるのが賢明です。

きちんとした引っ越し業者であれば、雨対策を行った梱包をしてくれますし、持ち運びやすい重さに上手に調整して運びますので、手が滑って荷物が落ちてしまう可能性も少なくなります。

ただし、引っ越し当日になって急に「梱包もお願いします」というのはスケジュールの都合で難しくなります。

引っ越し業者も雨で壊れたりしたときに、どっちの責任になるのかわかりにくいという状態は避けたいはずですので、小物の梱包も含め、すべて引っ越し業者に任せることも検討して、前日までに引っ越し業者に相談するようにしてください。

自分で梱包しなくてはいけないとき


梱包を引っ越し業者に任せたいところですが、時間がなくて前日までに依頼できなかったときは自分たちで梱包するしかありません。

小物・衣類など

まずはホームセンター等で売っている、大型のゴミ袋を買ってきましょう。

ダンボールをこの袋に入れて防水するというのもひとつの方法ですが、その場合ダンボールが持ちにくくなりますので、あまりおすすめできません。

できることなら、ダンボールの中にゴミ袋を入れ、そのゴミ袋の中に荷物を詰めるようにし、箱が濡れても中身を守るようにしてください。

家電類

また、電子レンジやオーブントースターのような家電もゴミ袋で防水しておきましょう。

パソコンなど精密機械を運んでもらう場合は、より厳重に防水梱包しておきます。ダンボールの上からさらにビニールをかぶせるなどしておきます。

ノートパソコンぐらいのサイズであれば自分で運んでしまうほうがよいかもしれません。

また、家電などは新居に搬入後、すぐに動作確認を行っておきましょう。

新居ではすぐに荷物をダンボールから出す

注意したいのは、濡れたダンボールは湿っていてカビが発生しやすい状態だということです。

濡れたダンボールに、荷物をそのまま中に入れておくと、衣類などの場合は傷んでしまって着れなくなる可能性もありますし、物によってはダンボールの色が移ることもあります。

引っ越し荷物の搬入が終わったら、すぐにすべての荷物をダンボールから出すようにします。引越し作業で疲れていてもこれだけはしておいてください。

新居の床も濡れないようにする

また、運びこんだダンボールが濡れている場合は新居の床の状態も注意してください。

できることならブルーシートを事前に購入しておいて、新居の床に張り巡らし、その上に荷物を並べてもらうようにしましょう。

教育が行き届いた引っ越し業者であれば、畳の上に濡れたダンボールを置くようなことはないかと思いますが、出入り口付近や畳が濡れてしまうこともあります。

万が一濡れてしまっても、畳の部屋を中心に床や壁が濡れている箇所を確認してしっかりと拭きとっておきましょう。

雨の日の冷蔵庫と洗濯機を運ぶときの注意

自力で引っ越しを考えている方の中には、「雨の日に冷蔵庫をどう運んでいいかわからない」と悩んでいる方が多いようです。

たしかに比較的小さい冷蔵庫なら、自身で濡れないように梱包し、軽トラックをレンタルすれば自力で運ぶことも可能です。

しかし、大型の冷蔵庫だとやはりプロの引っ越し業者にお願いしたほうがしっかりと梱包から運搬まで行ってくれるので安心ですし、費用もトラックのレンタル料金を考えれば、引っ越し業者に頼むのとさほど大きく変わりません。

無理に運ぼうとして、他の家具や新居の床を傷つけかねませんし、けがをすると大変です。

自力の引っ越しはリスクが高くなります

小さい冷蔵庫でも雨の日となれば話は変わってきます。自力と依頼する依頼するのではさほど大きく料金も変わりません。無料見積もりしてもらってからもう一度自分で運べるか検討しても遅くはありません。

ヤマトホームコンビニエンスらくらく家財宅急便(同一県内料金)

例えば、ヤマトでは下記のような大型荷物のみの引っ越しも引き受けてくれます。

全自動洗濯機/ドラム式洗濯機(250cmまで)7,398円
家庭用冷蔵庫(350cmまで)16,254円

ヤマトホームコンビニエンスらくらく家財宅急便(東京都から大阪府までの料金)

全自動洗濯機/ドラム式洗濯機(250cmまで)8,694円
家庭用冷蔵庫(350cmまで)19,170円

(2018年5月31日時点、価格はすべて税込み)

ただし、設置等はオプション料金として追加の場合がありますのでやはり見積もりをとりましょう。

大型荷物のみの一括見積もり依頼する

大型家電のみの引っ越しと自力の引っ越しについて詳しくはこちら
冷蔵庫や洗濯機・ベッドだけの引っ越し料金とおすすめの業者自力で引越しは安いしお得なの?【自分で引越しをした失敗談】

冷蔵庫・洗濯機の梱包方法

どうしても、自力で冷蔵庫か洗濯機を引っ越したい場合は、次の通りに梱包してください。

まずは可能であれば値段が上がっても、屋根付きの軽トラックをレンタルしましょう。一緒に小さい荷物も運べるので便利です。

ですが、屋根のない普通のトラックで運搬する場合は、次のものを準備して梱包してください。

準備するもの
テープ、ビニール、ダンボール、ブルーシート、紐などの道具を用意しましす。打痕したくない場合はパッキンも用意しましょう。

まず、冷蔵庫と洗濯機の水抜き、電源切りなどを前日までにすませます。

冷蔵庫または洗濯機をビニールまたはパッキンでつつみ、その上からブルーシートでつつみますが、どちらも雨が入らないように隙間無くつつみます。

次に、ブルーシートの上から紐を結ぶのですが、直接包んでしまうと強く縛った際に、本体に凹みを作ってしまうので、間にダンボールなど挟んでつつむようにします。

下面にはダンボールを2枚ほど敷いてトラックに積みます。

あとはトラックと冷蔵庫を固定して運搬します。軽トラックは雨の日スリップしやすいので気をつけて運転してください。

前日までの水抜き方法について詳しくはこちら
引っ越し前日の洗濯機や冷蔵庫の水抜き方法と電源を切るタイミング

台風情報を逃さないようにする


雨とあわせて注意したいのが台風です。

3月から4月の繁忙期にはあまりありませんが、夏や秋といった引っ越し料金が安くなる時期に台風の発生も多くなってきます。

暴風や強風の場合は業者からキャンセルの連絡がくると思いますが、不安な場合はこちらから確認の電話をしてみても良いでしょう。

何度も繰り返しますが、もしキャンセルや延期になった場合は、もう一度引っ越し日時を予約しないといけません。

2017年までの全国への台風接近数をみると、7月〜10月の間に月2〜3つの台風が接近しており、この影響で引っ越しが中止になったり、雨の中の引っ越しになってしまうことも考えられます。

2017年までの月別における全国への台風接近数

雨の日でも引っ越しは決行する


雨の日の引っ越しは、引っ越し業者もできることならば避けたい引っ越しですが、降ってしまうものはどうしようもありません。

いかにして雨の被害を少なくするかを考えて引っ越しを行いましょう。

キャンセルは可能ですが、キャンセル料の問題よりもスケジュールの問題で次回の予約が希望通りにとれないこともありますので、多少の雨なら引っ越しを強行するのが一般的です。

あとは悪天候で最悪の引っ越しにしてしまわないように、引っ越し業者と協力し合いながら、引っ越し作業を進めましょう。

雨の日でもしっかり対応してくれる引っ越し業者を見つけることも大切です。

引っ越し一括見積もりサイトを利用すれば簡単に安心・格安の引っ越し業者が見つかります。