この記事は広告を表示することがあります。
引っ越し当日は基本的に引っ越し作業以外しないことが理想ですが、荷物を運び出したあとは、立会までにできるだけ部屋の掃除をしなくてはいけません。
また当日に思わぬゴミが発生してしまって処分に困ったりと引っ越し作業中にトラブルがおこる可能性は誰にでもあります。
引っ越し当日になって慌てないために、ここでは引っ越し当日の段取りや引っ越し作業以外の手続きの方法について紹介します。
ここで当日の流れを把握しておけば、思わぬ事態がおきても事前に対処法を考えておくことができます。
無料の引越し一括見積もりサイトでは国内最大の361社以上の引越し業者が登録しているため、引越し費用が最大50%安くなる。見積もり依頼で最大10万円キャッシュバック。
SUUMO引越しの最大の特徴はメールだけで引越しの一括見積もりが出来ます。電話が苦手な方におすすめです。1回の入力で複数社に無料見積もりするこで引越し費用が安くなります。
引っ越し当日の段取り
まずは大まかに引っ越し日当日の流れを見てみましょう。
当日の流れは以上のようになります。引っ越し当日と部屋の明け渡しも同日の場合は、カギの返却やガスの立会いなども入ってきます。
旧居での引っ越し作業時間ですが、一人暮らしの場合は、荷物も少ないため養生(保護シート)から搬出、最終確認まで早くて1時間程度で完了し、家族の場合は早くて2時間程度といったところです。
この大まかな流れを頭に入れながら動くようにすれば、進行状況が把握できスムーズに作業が行なえます。
運んでもらう荷物の最終チェック
まず引っ越し業者が来るまでに、当日まで使っていた食器や衣類などをダンボールにつめます。
また冷蔵庫の中身がないか、食材はしっかり梱包されているかなども確認しておきましょう。冷蔵庫は水抜きも必要ですので前日から電源を抜くのを忘れないようにします。
ダンボールに何が入っているかや新居のどの場所に運んでもらうかなどの記載も忘れないようにしてください。
【画像付き】引越しで食器割れ物をダンボールに上手く詰めるコツを解説 ダンボールそのままで洋服の荷造りコツ!荷造りするときの5つのポイント 引越し時に漫画・本をダンボールに上手に詰める梱包方法!気をつけるポイント
引っ越し業者と作業内容の確認
ゴミ処分や掃除をするために、まずは引っ越し作業を行わなければいけません。
ただしいきなり作業をするのではなく、必ず引っ越し作業者の責任者と作業内容の確認を行ってください。
エアコン工事などのイレギュラーな作業を依頼しているような場合、作業者に作業内容が伝わっていない可能性があります。
面倒でもまずは簡単な打ち合わせを行ってから作業を開始してもらいましょう。
作業は引っ越し業者にすべてさせる
引っ越し作業そのものはプロである引っ越し業者に任せるのが一番です。
荷物を運んでいるうちに思わぬ汚れやゴミが出てくることもあるため、引っ越し作業はできればほとんど業者に任せるようにして、自身はゴミ処理や掃除に専念しましょう。
もし手伝うとするなら、部屋から玄関までダンボールを運ぶぐらいにしておきましょう。
また、本棚を動かしたら、後ろから落ちていた本や写真などが見つかったりすることもあるはずです。
そういうときは、部屋の中心に空のダンボールか大きめの袋を置くようにして、万が一追加で運んでもらいたいモノが出てきたらとりあえずそこに入れておきます。
荷物は業者に任せて掃除に専念
引っ越し業者がすべての荷物をトラックに積み込んでいるあいだに、家電の裏などにたまったホコリなどを掃除しておくなどすると効率よく掃除がきます。
引っ越し作業後のゴミ処分と掃除の方法
引っ越し当日に発生したゴミはどうしたよいでしょうか。ゴミの種類によって方法が違いますので紹介します。
燃えるゴミ・燃えないごみ
引っ越し当日までに発生した生活ごみや、掃除でゴミが発生した場合、引っ越しの次の日がゴミ収集の日であればそのままゴミ収集所に出せばいいのですが、そうじゃない場合は次の方法で処分します。
- 大家さんにごみを置かせてもらえないか相談する
- 近所の人に収集日に出してもらえないかお願いする
- ゴミ処理場に直接持っていく
- 引っ越し先に持っていく
1番頼みやすいのはやはり大家さんか管理会社です。引っ越しとなれば事情も事情なので、数日の間収集所に置いてくれることも許可してくれるはずです。
しかし、何も言わないのはマナー違反ですので、必ず「◯日から◯日の間置かせてください」と一言連絡しておきます。
もし大家さんに断られてしまったら、次に仲が良い近所の人に収集日に出してもらえないか謙虚にお願いしてみましょう。
こちらもただ頼むのは申し訳ないので、お菓子などの御礼の品も忘れないようにしてください。
車があれば、ゴミ収集所に直接持っていくという手もあります。10キロあたり数百円の処分手数料を支払えば処分してもらえます。
しかし車で運ぶことに抵抗がないのであれば、新居に持っていって最初のゴミの日に出したほうが費用もかからず時間の節約にもなります。
粗大ゴミ
粗大ゴミは事前に市役所に回収依頼をしなくてはいけません。しかし引っ越し日当日に思わぬ粗大ゴミがでてしまうこともありますよね。
そのときの対処法は以下のようになります。
- 引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する
- 専門の不用品回収業者に依頼する
- 近くの不用品買取りショップに行く
- 引っ越し先に持っていく
引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する
まず大手の引っ越し業者のほとんどが「不用品回収サービス」を展開しています。
引っ越し当日でも対応可能なのか見積もりの際に金額も合わせて確認しておきましょう。
ただし、引っ越し業者の不用品回収サービスでも回収できる不用品が限らている場合があります。
超便利!不用品回収できる引越し業者10選!粗大ごみの回収日に間に合わなくても大丈夫専門の不用品回収業者に依頼する
また、こんなときに利用したいのが不用品回収を専門とする業者です。即日対応が可能なことが多いですが、料金はやや高めです。
注意したいのは、高額な処分料金を請求する悪徳業者に引っかからないように、「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得している専門業者にお願いするようにしましょう。
そのためには、以下のようなしっかりと認可を得ている業者のみが登録されているサイトを利用して探すようにしましょう。
「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得している専門業者のみからの不用品回収の無料見積もりができます。リサイクルショップよりも高く売れますし、一括比較できるためより高い業者に売ることができます。
【9月版】不用品・粗大ごみ回収おすすめ業者11選!悪徳業者に騙されるな近くの不用品買取りショップに行く
近くに不用品を買い取ってくれるお店があれば持ち込むのも一つの方法です。
しかし買い取ってもらえる条件は厳しく、結局買い取ってもらえずに持ち帰るハメになることもありますのでそこは覚悟しておきましょう。
また、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫の4品目はリサイクル法によりリサイクル券を購入しなくてはいけません。
家電量販店に直接持っていくか、リサイクルに対応した業者にお願いする必要があります。
処分は後回しにしない!
処分したいものを後回しすると当日になって慌ててしまいます。処分したい物が見つかった時点で引っ越し業者にすぐ連絡して相談するようにしてください。
引っ越し先に持っていく
処分するかどうか少し考えたい、友人に譲るといった場合は、一旦新居へ持っていくしかありません。
自身の車などで運べそうなものであれば、自家用車で運搬し、引っ越し業者のトラックに余裕がありそうならお願いしてみましょう。
引っ越し業者もこういうケースはなれているはずなので、案外快く引き受けてくれるはずです。
部屋の明け渡し
引っ越し作業、部屋の掃除が済めばいよいよ部屋の明け渡しです。
部屋明け渡しのタイミング
引っ越し日と部屋の明け渡し日を同じ日にしている方が多いですが、荷物の量が多く引っ越し作業に時間がかかりそうな場合は、入居退去日を一日ずらすだけでもだいぶ余裕が生まれます。
新居がそれほど遠くない場合は、後日立ち会いでの明け渡しにしてもかまいませんが、長距離の引っ越しの場合は明け渡しに戻ってくるのは手間です。
引っ越し作業が終わるタイミングで明け渡しの立ち会いが出来るようにスケジュールを組んでおきましょう。
敷金の査定
部屋の明け渡しは大家さんもしくは管理会社の担当者の立ち会いで、部屋の傷の確認や壁紙の汚れなどをチェックし、部屋に問題がないかのチェックを行います。
時間はかかりますが、ひとつひとつ確実にチェックし、キズや汚れの原因が貸主にあるのか自分にあるのかを明確にしておきましょう。
要注意なのは引っ越しによってできたキズですが、明らかに引っ越し作業でついたキズは作業責任者に報告して、このキズによって発生した修繕費は引っ越し業者に請求するようにしてください。
アパートやマンションの退去が決まったらやるべきこと!損しない退去時期
キレイに掃除すれば敷金が返ってくる?
部屋をどんなにきれいにしても、敷金はなかなか返ってこないのが原状です。
よく勘違いされていますが、敷金とは入居前に借り主が契約時に預けるお金で、入居中につけた傷や汚れなどの修繕費が差し引かれ、退室時に戻してもらういわば保証金です。
通常の生活をしていて自然についてしまった傷や汚れや劣化は、借り主ではなく大家さんの負担となります。この補修費用は月々の家賃にすでに含まれているという考え方が正しいのです。
なので、不動産屋さんや大家さんが不当な理由で敷金を使わせてもらうといった場合や、追加料金を請求されたといったトラブルの場合は、国土交通省のガイドラインの話をし負担の有り無しについてしっかり話し合うようにしましょう。
引越しの退去で敷金戻る?敷金返還に必要な掃除方法を詳しく解説引っ越し先!新居の当日の段取り
引っ越し作業を終わらせて、その日から新居に住む場合は、どういった流れになるでしょうか。引っ越し先新居での流れも確認しておきましょう。
荷物の搬入は引っ越し業者に任せる
引っ越し荷物の搬入も、プロの作業者に任せておきましょう。
無理に荷物を持とうとしてケガをしたり、荷物を落としてしまうこともありますので、引っ越し先では、どこに何を置くのかの指示だけを行うようにしてください。
荷物の破損・紛失の確認
すべての荷物を運び終えたら、荷物に破損がないか、すべての荷物が運び込まれているかの確認を行いましょう。
特に食器などの壊れやすいものに関しては、必ず作業者がいるときにダンボールを開けるなど、簡単な荷解きを行い問題がないことを確認してください。
また、家具や新居の廊下などに搬入の際のキズがついていないかの確認も行っておきましょう。
引っ越し作業者が帰ったあとに傷を見つけても、誰がつけたのか「やった」「やっていない」の水掛け論になってしまいます。
ほとんどの引っ越し業者はしっかりと保険に入っているので、業者が非を認めれば弁償してもらえます。
そのサイン待った!
引っ越し完了のサインは、すべての荷物が無事到着し、上記のことを必ず確認してから行うようにしてください。建物の傷などは、搬出・搬入の前に写真をいくつか撮っておくと安心です。
電気・水道の使用開始は立会いは不要
ほとんどの場合、電気と水道は事前に連絡するだけで、引っ越してからすぐに使用することができるので立会は不要です。
電気や水道はメーター近くにあるつまみを「入」にするとすぐ使用できますが、使用の申し込み自体は引っ越しの一週間前までに各会社に連絡しておくようにします。
使用できることが確認できたら数日中にポストなどに入っている使用開始の連絡をするハガキに必要事項を記入して投函しておきましょう。
ガス開栓は立ち会いが必要
ガスだけは立ち会いでの開栓が必要になります。
急に「今日使用したいから今日立ち会ってほしい」ということは難しいので、引っ越し前に必ず立会作業の依頼を行っておきましょう。
もし引っ越し当日ガスが使えなかったら?
引っ越し作業が夜遅くにまでなりそうな場合は、ガスを使わない食事を用意するか、外食などで済ませるようにしてください。
ガスが使えないということはお風呂も使用することができませんので、どうしてもお風呂に入りたいときは事前に近所の銭湯を調べておくかその夜はホテルに宿泊してください。
引越し時の電気・ガス・水道の解約(停止)と契約(開始)の手続き方法
新しい部屋のレイアウト・荷解き
意外と大変なのが荷解きです。引っ越し業者に依頼することも可能ですが、料金が上がるのと、新居のレイアウトを事前にしっかり決めておかなくてはいけません。
自身で荷解きする際は、引っ越し当日が難しければ次の日に必要な最低限の荷物だけ先に出しておいて、次の休日に荷解きや役所の手続きを行ってください。
ここで注意したいのは、いつでもいいからと先送りにしていると、いつまで立っても新居にダンボールが残ってしまう状況になりますので、最後の力を振り絞って荷解きをしましょう。
【宅建士監修】入居前の部屋の寸法はいつできるのか?必要な採寸箇所は?詳しく解説
ゴミの分別
新居の場合は掃除はもちろん必要ありませんが、荷解きによってダンボールや食器を包んでいた紙、緩衝材などのゴミが発生します。
市町村区によってゴミの分別が異なる場合があるので、ホームページなどで確認して分別するようにしてください。
ダンボールは引っ越し業者が回収にきてくれるサービスもありますので依頼しておきましょう。
引っ越し当日慌てないために
引っ越し当日は、慌ただしく時間が過ぎていきます。引っ越し作業そのものは引っ越し業者に任せるようにして、自身は部屋の掃除に専念したほうがスムーズに退去できます。
忘れてはいけないのが、引っ越し完了の際に、搬出時は部屋の最終の掃除や忘れ物がないか、搬入時は荷解きをして内容物に破損がないかの確認を引っ越し業者と一緒に行うようにしてください。
新居で注意したいのは、ガス開栓だけはいきなり「今日から使いたい」という対応が難しいくなりますので、引っ越しのスケジュールを考慮した開栓作業の予約をしておきましょう。
何度もいいますが、引っ越し当日に慌てないためにも事前にスケジュールを組むことが大切です。
運ぶ荷物の準備や不用品、ゴミ処分や掃除も引っ越し日前日までにほとんど終わらせておくことで、慌てずに退去の立会いができます。
そのためにも、まずは引越し一括見積もりサイトで、引っ越し日と不用品回収が必要な場合は対応かのうかどうかなどの確認も合わせてとるようにしましょう。
おすすめの引越し一括見積サイト
引越し一括見積りサービスのなかでも優秀なのが、- 引越し業者の登録者数が1番多いので見積もり料金が安くなりやすい【引越し侍】
- 電話番号入力が不要なので営業電話がない【SUUMO引越し】