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ペット不可の物件で暮らしているけど、犬や猫を飼いたくなったことありませんか?また、捨て猫や弱っている犬を保護してそのまま飼おうかとしていませんか?
黙っていればバレないと考えて、大家さんに内緒でペットを飼っている人もいるようですが、ペット不可の物件でペットを飼っていることはいずれバレますし、バレたときのデメリットが大きいという認識が不足しています。
ここではペット禁止マンションで、ペットを飼うことのデメリットについて紹介します。
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多くの賃貸物件がペット禁止にしている理由4選
「原状回復するから、ペットくらい飼ってもいいじゃない」そう考える人も少なくないようですが、ペット禁止のマンションでペットを禁止にしている理由は、なにも部屋を荒らされるからだけではありません。
ペット禁止のマンションには以下のとおりペット禁止になるだけの理由があります。
1.ペットの鳴き声が近所迷惑になるから
猫はそれほど鳴きませんが、犬は室内で飼っていても吠える犬は夜中でも吠えます。その鳴き声が気になって眠れなくなる人がいたとしたらどうでしょう?多少の鳴き声くらいは我慢して欲しいなんていうのは飼い主のわがままです。
2.ペットの臭いが気になるから
完全に室内外をしていてもベランダの扉を開けると、室内の動物の匂いが外に漏れてしまいます。タバコを吸わない人がタバコの臭いに敏感なように、動物嫌いの人や、アレルギーの人がいた場合は、そんなちょっとした臭いにも敏感です。
3.共有スペースを汚されるから
ロビーや階段などの共有スペースをペットが汚すことがあります。犬であればマーキングのためにおしっこをすることもありますし、その臭いも気になります。なによりも衛生的でないため他の住民に迷惑をかけてしまうことがあるため、ペット不可にしているケースがほとんどです。
4.ペットアレルギーの住人もいるから
ペットアレルギーの人と接触してしまうと、健康被害を与えてしまう場合もあります。こうなると部屋を退所されるだけではなく、最悪訴訟になってしまうこともありますので、安易に考えてはいけません。
ペット禁止物件で犬・猫を飼っていることがバレたらどうなるのか
たとえ飼っていることがバレても、すぐに強制的に追い出されることはないでしょう。だからといってペット飼育を許可してもらおうと交渉することはできません。
なぜなら、ペットを飼っていることがバレるほとんどのケースが、他の部屋からの苦情によるものだからです。ペットを飼っていることを許してもらえるということはまずありません。
では、ペットを飼っていることがバレたらどうなるのかパターン別に説明していきます。
入居中にペットを飼っているのがバレた時の対処法
大家さんにばれないように、夜に散歩に出かけたりしても偶然他の住民に見つかってしまい、
住民
そんな苦情からペットを飼っていることが発覚します。入居中にペットを飼っているのがバレてしまった場合、契約違反なので早急に以下とおり対処しなければいけません。
ペット可の物件を探す
ペット可の部屋は家賃も高く、そもそも物件自体少ないので、なかなか見つかりません。さらに、運良く物件が見つかった場合も敷金礼金や引っ越し費用など出費は避けられません。
結果的に見つかるまで、家族や友人たちに一時的に預かってもらったりと、迷惑をかけてしまうことになるでしょう。預かってもらえる人がいない方は、ペットホテルなどの利用も検討しましょう。
ペットを手放す
代わりに飼ってもらえる人を探すのもなかなか大変です。やむおえず手放すことを考えるかたもいらっしゃると思いますが、おそらく多くの人が想像したように、保健所に引き取ってもらい最悪の場合は殺処分になることもあります。
「バレなければいい」という自分の身勝手で飼い始めた結果、ペットの命が失われるのです。あなたはそれに耐えられるでしょうか?
退室時にペットを飼っていたのがバレた場合
多くの場合、退室時にペットを飼っていたのがバレます。それは部屋の壁紙や床材などが通常使用ではありえないような汚れ方や破損の仕方をしているためです。
このような場合の対処方法はありません。そして、部屋の修復は当然のことながら入居者負担です。
柱に傷がついているとリフォーム費用が何十万円もかかるようなケースがあります。とてもじゃないですが敷金だけでは不足しますので、追加で費用が発生することになります。
臭いも含めて飼っていた痕跡はまず消せないと考えてください。
ペット不可の賃貸で飼いたいときは大家に相談
ペット禁止マンションやアパートでペットを飼いたいときは、必ず大家さんに相談してください。
もちろんほとんどのケースで、ペット不可であることは変わりませんが、ハムスターのような小動物なら許可してもらえたりすることもあります。もちろん断られた場合は、別の物件に引越すことにしましょう。
大事なことは1日であっても自己判断でペットを飼わないということです。たった1日でも、部屋を傷つけられたり、毛や臭いがあると、飼っていた期間はあまり関係ありません。
例えば、捨て猫を拾ってしまったけど、貰い手がいないから自分で飼いたい。そんなときはすぐに引っ越しをする前提で、それまでの間だけ飼う許可をもらいましょう。
しかし、許可をもらうからには、退去時のクリーニング代や部屋の傷などの修繕費などは多少高くても払う覚悟をしてください。おそらくそれが条件になります。
ペット可の物件は少ないので探し方の工夫が必要
ペット禁止マンションでペットを飼ったところで、メリットはひとつもありません。特に動物アレルギーの人には健康に関わる問題ですので、トラブルの原因になります。
何より大切なペットが肩身の狭い思いで生活するのはかわいそうです。もしペットを飼うのであれば、必ずペットの飼育が可能な物件を選ぶようにしましょう。
とはいえペット可の物件探しは、今でもなかなか厳しいのが現状です。
ペット可の物件をもし見つけたら、条件が7〜8割あっていればその他はなにかカバーできないかを検討しましょう。
例えば、駅から徒歩何分ではなく、自転車で何分なども含めると、検索範囲が広がり物件も探しやすくなります。
将来的に飼うかもしれないというケースや、ペット飼育可能な物件から引っ越しをするときの引っ越し先探しというケースでも同様です。
ペット不可のマンションでペットを飼うときのリスクを考えたら、とても気軽にペットを飼おうなんて思えないですよね。
そのようなリスクを避けるためにも、ペットを飼うときは必ずペット可の物件を選ぶようにしましょう。
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