「自分で引越し」は得か損か?自力で引越しをした失敗談

これまでに10回以上の引越しを行ってきましたが、引越し慣れしたのもあり、最近は自力で引越しをしたこともあります。

そして引越しを終えてから毎回思うのは「やっぱり業者にお願いすればよかった」ということです。

自力での引越しを選んでしまう理由と、失敗したと思う理由について紹介します。

自分たちで引越しをすると本当に安くなるのか?

引越しを自分たちだけですると引越し料金が安くなるかという質問に対しては「イエスであり、ノーでもある」としか答えられません。

もしハイエースのような大型車を持っている場合は自分たちで行うほうが安くなることもありますし、荷物が多い場合の人手の依頼も決してすべて「無料」というわけにはいきません。

ダンボールも自分で用意する必要があり、1箱300円で30箱必要ならそれだけで9,000円も必要になります。

レンタカーをしなければいけなくなったときは、ほとんどの場合が引越し業者に依頼したほうが安くなることもあります。

しかも移動距離が長い場合は、レンタカーを返却しに戻ってくる必要があります。

友人4人サポートに依頼したとするならば、4人分の食事も用意しなくてはいけません。積もり積もって「あんまり安くない」ということは珍しくありません。

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「自分で引越し」は安くないことも

一見すると安く感じる「自力で引越し」ですが、宅配業者のカーゴ便などを利用すると「自力で引越し」のほうが割高になることもあります。
単身引越しのカーゴ便の料金は同一県内であれば1万円台になります。

レンタカーを借りて、友人の助けを借りて引越しをした場合、トータルで考えたときに掛かった費用は変わらないのに、「自力で引越し」のほうは疲労感が残ります。

「自分で引越し」を仲間同士でワイワイするイベントとして行うのであればありですが、単純に安く引越しをしたいと考える場合は、格安のパックを利用したほうが、安く楽に引越しすることがほとんどです。

少なくない荷物があり、それらの荷物を一度で運べる車を所有していない限り、コスト面で考えても「自力で引越し」は割にありません。

自力で引越しをして後悔する理由

「自力で引越し」を終えた後に後悔する理由は、その疲労感にあります。

引越しを全部自力で行おうとすると、荷物の上げ下げや車の運転まで、すべて自分と友人だけで行うことになります。

友人の手を借りる場合は土日になってしまいますので、道路が渋滞することもあります。

荷物を運び終えても荷解きがありますし、役所での手続きも必要です。

そして友人といえどもやっぱり気を使ってしまいます。

すべての手続きを終えて、さあ新生活のスタートとなった時にはいつもヘトヘトに疲れ果てて、新鮮な気持ちどころか、いつも重たい気持ちでの新生活をスタートさせることになっています。

「自分で引越し」が向いてる引越しとは

もちろん過去には「自力で引越し」が向いている引越しもありました。

それは「現在住んでいる住宅の近くに新居を購入した」というようなパターンです。

1km以内の引越しであれば、車でのピストン輸送もそれほど疲れませんし、厳重な荷造りなしで引越しをすることができます。

これは友人の引越しでしたが、賃貸アパートの200m先に家を建て、その引越しを仲間でおこなったのですが、2時間程度ですべての荷物を運び終えることができました。

とても特殊な例ですが、これくらい特殊な状況でなければ「自力で引越し」は「やっぱり業者にお願いすればよかった」がつきまといます。

引越し繁忙期で、とても払えないような見積もりを提示された場合も「自力で引越し」には向いていますが、それでも現実的に「自力で引越し」が可能なのは同一市内がいいところです。

自分たちで引越しをするメリット・デメリット

それでも自分たちだけで行う引越しは基本的に安くなります。引越し先がそれほど遠くなく、自家用車があれば空き時間を利用してこまめに荷物を運ぶことも可能です。

引越し業者との値引き交渉をする必要もなく、自分のペースで引越しできることも大きなメリットのひとつになります。

デメリットは「とにかく疲れる」ということです。

とくに運動不足の人は普段しない動きをしますので、1週間はまともに動けない日が続くかもしれません。

ハイエースのような大型車があればいいのですが、そうでなければ冷蔵庫のような大型家電を自分たちで輸送するのはとても難しい作業です。

自分で引越しの人手を集めなくてはいけないというのも大変な作業ですよね。大きな家具や家電は自分たちで動かすのも簡単ではありません。

自分たちで引越しをするときの注意点

実際に自分たちだけで引越しをするときに気をつけなくてはいけないことがあります。

まず重要なのことは「保険が効かない」ということです。

引越し業者は家財を壊した場合には、責任をとって原状回復してもらうことも可能ですが、自分たちで行う場合はそうもいきません。

壊れたものは「仕方はない」で済ませるしかありません。間違っても手伝ってくれた友人を責めたりはしないようにしましょう。

また大型の家財を動かすときに気をつけなくてはいけないのは、なにも家財だけではありません。
重いものをいきなり持ってぎっくり腰になってしまったのでは、お願いした側からすると本当に掛ける言葉がないくらい申し訳ない気持ちになってしまいますよね。

自分たちで引越しをするときは全員の健康が第一と考えて無理をしない配慮が必要です。

自分たちで引越しと引越し業者の選び方

結局、自分たちだけで行うのと引越し業者を利用するのとどっちがいいかは、人それぞれで変わってきます。

まずは自分たちで行う引越しでどれぐらいの費用が必要かを算出して、引越しの相場と比較してみましょう。

金額面で考えてメリットがあるようでしたら、あとはデメリットについてどう考えるかだけです。

荷物が少なくて身軽な引越しができるなら、引越しによる疲労はあまりないでしょうから、迷うことなく自分たちで引越しすることをおすすめします。

反対に荷物が多い場合や移動距離が長い場合は引越しでかなり疲れることになりますので、翌日以降のことも考えると、引越し業者に依頼するほうがいいかもしれません。

安くなるというメリットと、疲れるというデメリットを自分の引越しに当てはめて、天秤がどちらに傾くかをひとつの基準にしてみると、自分たちで引越しをするのか、引越し業者に依頼するのかの答えが見えてくるはずです。

まとめ

「自分で引越し」にはケガのリスクもありますので、基本的には業者に依頼する前提で検討をしたほうが快適な引越しができるというのが、これまでの引越しで学んだことです。

一度くらい「自分で引越し」を経験してみるのも面白いかと思います。

ただし引越しを終えたとき、私と同じように「やっぱり業者にお願いすればよかった」とつぶやく可能性が高いことも頭に入れておきましょう。

自分で引越しをするのは安いことに違いありませんが、安い代償もあります。

その代償としての疲れであったり、重いものを持ってケガをしてしまうかもしれないというリスクについてしっかりと考えた上で、自分たちで引越しをするのか、引越し業者に依頼するのかを決めるようにしてください。