引越し時のエアコンの取り外し取り付け費用と依頼業者の決め方

あまり知られていませんが、エアコン工事はみなさんが思っている以上に費用がかかります。

その理由は、エアコン取り付け・取り外し工事過程は複雑で多く、さらに電気工事が絡んでくるため、専門知識を持っている人を除けば、自分でやることがほぼ不可能だからです。

引越し業者のサイトを見ると、オプションでエアコンの取り外し・取り付けを行ってくれる引越し業者が多いことがわかります。

では、エアコンの取り外し・取り付けを引越し業者に依頼するのがよいのか、それとも専門の業者に依頼するのがいいのかどちらのほうがお得なのでしょうか。

それぞれの特長を把握して、自分の引越しに合ったスタイルの業者をみつけましょう。

まずエアコンを買い替えるか移設するか考える

生活する上で意識をしていないかもしれませんが、エアコンには寿命があり、およそ10年といわれてます。これを超えて故障した場合、部品供給ができず修理ができなくなります。

「うちのエアコンは10年以上動いている」という家庭もあるかもしれませんが、それはいつ壊れてもおかしくない状態か、だましだまし使用しているだけだったりします。

また、購入から10年以上たっているエアコンは使用し続けるうちに電気代も高くなり、ガス交換やクリーニングも頻繁にしないとしっかり冷えなくなってきます。

それらの維持費用を考えると、引越しはエアコン買い替えをするちょうどいいタイミングです。

買い替えた方がいい場合
  • 使用期間が8年〜10年以上たっている
  • エアコンから異音や異臭がする
  • 電気代が高い
移設でもいい場合
  • 新型のエアコンを購入したばかり
  • 新居がすぐにエアコン取り付けできる状態にある(配管穴があるか、専用コンセントがある等)

古いエアコンを安く処分する方法

取り外し後のエアコンの処分方法はいくつかあります。

  1. リサイクル料金を払って処分する
  2. 不用品回収業者に依頼する
  3. エアコン買い取り業者に無料で引き取ってもらう

1.リサクル料金を払って処分する

現在付いているエアコンは引越し業者に取り外し・回収を依頼してもいいですし、自分で専門業者に依頼するのもいいでしょう。

また、家電量販店に処分を依頼するか、郵便局や自治体でリサイクル券買って、指定業者にエアコンを直接持参または回収依頼しましょう。

エアコンのリサイクル料はメーカによって変わってきますが、900円〜2,100円が一般的で、業務量エアコンメーカーであるヤンマーのエアコンのみリサイクル料が9,000円程度と高額になります。

エアコンはリサイクル家電の対象ですので、必ず認可をとった回収業者にリサイクル料を払って回収してもらうようにしてください。

2.不用品回収業者に依頼する

エアコンをはじめ、その他の不用品を処分することが可能です。近年違法業者による回収費用を高額に請求される被害が増加しているため、必ず「一般廃棄物収集運搬業の許可」、もしくは「市町村の委託」が確認できる業者を選びましょう。

エコノバ
安心できる業者探しや、不用品回収の無料見積もりがこちらのサイトできますので利用しましょう。リサイクルショップよりも高く売れますし、一括比較できるためより高い業者に売ることができます。

3.エアコン買い取り業者に引き取ってもらう

最近では、リサイクル料金を払わなくても、無料でエアコンを引き取ってくれたり買い取ってくれる業者もいます。

ですが、すべてのエアコンが回収できるわけではなく、製造5年以内か状態が良く付属品がそろってて、転売が可能かどうかで判断します。
それ以外だと、引き取ってもらう確率は低くなります。

エアコンの取付け取り外しは引越し業者と専門業者はどっちが安いのか

エアコンの容量にもよりますが、一般的にエアコンの取り外し・取り付けを専門の業者に依頼する場合と引越し業者に依頼する場合では、金額的にそれほど大きな差はありません。

実はこれには理由があります。

引越し業者のに依頼しても専門の業者に依頼しても、結局同じ作業者が行うことがあるためです。

引越し業者によっては専門の技術者を抱えていることがありますが、そうでない引越し業者は餅は餅屋ということで、電気工事店と提携をしていることがほどんどです。

エアコン移設工事の料金相場

ではさっそく引越しの場合のエアコン移設工事の料金相場と、取り付けのみ取り外しのみの工事料金の相場を見てみましょう。

移設費用工事の相場
(取り外し込み、運搬料は含まない)
9,000円〜22,000円
取り付けのみ[新品]・12,500円〜エアコン容量により変動
[中古]・7,000円〜15,000円
取り外しのみ6,000円〜12,000円

※全て1代あたりの税抜き価格です。

エアコン移設、エアコン中古品取り付けは標準工事内で、配管パイプ・ドレンホース・電線・プラブロックなどの部材を再利用する場合の値段になります。

エアコン工事の料金の仕組み

エアコン工事の料金は、なぜこんなに開きがあるのでしょうか?

実は、エアコン取り付け料金には大きく2つに分けることができます。

標準工事

一般的標準工事込みが以下の図のようになり、部材費も込みになっています。(移設の場合は既存の部材を使用)
エアコンを新品で購入するとき、エアコンの値段表示の横にかいている標準工事込みとはこのことです。

追加工事

標準工事以外に必要な部材、作業が追加工事となり追加料金となります。標準工事代と追加工事代の2つを合わせたのがエアコン工事代となります。

つまり、引越し先の取り付け場所によって料金の差がでるので、見積もりせずに工事をお願いすると思わぬ高額な費用が発生してしまいます。

必ず「エアコンサポートセンター」のサイトで、いくつかの業者からエアコン工事の一括相見積もりをとるようにしましょう。

エアコン取り付け工事の追加料金

エアコン取り付け工事の標準的な価格はわかっても、実はほとんどの場合、標準工事だけでは工事しきれず、追加料金が発生してしまいます。その追加で発生する作業とその追加料金について紹介します。

工事内容詳細料金
配管延長1mあたり2,000円〜
ドレンホース延長1mあたり600円〜
室内側配管化粧カバー長さ1m〜3mくらいまで7,000円〜
室外側配管化粧カバー長さ1m〜3mくらいまで4,500円〜
ALC軽量コンクリート穴あけ壁の厚さにより異なる5,000円〜
タイル・レンガ穴あけ壁の厚さにより異なる11,000円〜
コンクリート穴あけ壁の厚さにより異なる22,000円〜
室外機・天吊り(新設)ベランダの天井
※概設の場合5,000円〜
14,000円〜
室外機壁面置き
(金具なし)
地面から2〜3m以内の外壁
※金具ありの場合5,000円〜
14,000円〜
室外機屋根置き
(金具なし)
1階の屋根の上
※金具ありの場合5,000円〜
14,000円〜
室外機2段置き
(金具なし)
すでに設置されている室外機の上
※金具ありの場合6,000円〜
22,000円〜
電圧変換工事100V⇔200V6,000円〜
コンセント形状交換電源プラグ4種類3,000円〜
専用回路の増設工事賃貸の場合大家の許可が必要16,200円〜
冷媒ガス補充冷えない症状を改善14,000円〜

※すべて税抜き
表を目安に、引越し先の設置場所を確認しましょう。また、引越し先が賃貸の場合大家さんの許可をもらわないと工事ができませんので注意が必要です。

エアコン移設工事を安くする方法

ここで、エアコン工事を少しでも安くする方法を紹介します。

一括見積もりをする

引越し業者、専門業者どちらにしても、いくつかの業者から見積もりをとって競争させ、価格を安く交渉しましょう。

↓↓こちらから専門業者の一括相見積もりができますので利用しましょう。
エアコン工事業者の一括見積もりサイト

パックを利用する

業者によっては基本工事とよくある追加工事のセットプランを用意しているところもあります。追加工事が多そうな場合は、こういったプランがないかも業者に確認してみましょう。

冷房能力4kwまでのエアコン

自分でエアコンを取り付ける

自分でエアコンを取り付けて工事代を節約する方法ですが、まずは専門業者によるエアコン工事業者の一括見積もりサイトをしてから行いましょう。

というのも、「穴あけ」や「専用回路工事」といった高度な工事が必要な場合は、失敗した場合のリスクを考えるとあまりおすすめできません。

見積もり後自分で取り付ける場合は、まずDIYの道具を購入するかレンタルする必要があります。

またエアコン取り付けになれている業者でも基本2人体制で行うことが多いので、自分一人よりは家族か友人に手伝ってもらいましょう。

引越し業者に依頼するメリット・デメリット

金額が同じ、作業者のスキルもそれほど変わらないのであれば、引越し業者に依頼するメリットはどこにあるのでしょうか?

メリット

  • エアコン業者を自分で手配する必要がない
  • エアコンも運搬してもらえる
  • 引越しと同時に取り外し・取り付けできるので効率的

反対にデメリットとしては、工事の専門ではない引越し業者が曖昧な工事見積もりをだして、実際高額な工事代を請求されてしまう場合があることです。

デメリット

  • 繁忙期の場合対応してもらえない
  • 引越し業者は、工事の専門ではないので料金などの詳しい案内ができない
  • トラブル発生のときの責任の所在が曖昧
  • 引越し業者の下請け業者なので、接客になれてなく対応が悪く感じる

そうそうトラブルが生じるものではありませんので、複雑な工事でなければ基本的には引越し業者に依頼して問題はないでしょう。

専門の業者に依頼するメリット・デメリット

専門の業者に依頼するメリットは、お金の動きも含めて専門の業者と直接コミュニケーションをとっての依頼になりますので、「聞いていない」というトラブルを避けやすくなります。

メリット

  • 直接交渉で工事代を安くおさえられる
  • 修理・クリーニングも依頼できる

反対にデメリットとしては、引越し業者に依頼する場合のメリットの裏返しで、とにかく手間と時間がかかります。

デメリット

  • 自身で業者を探さなくてはいけない
  • 引越しの場合、エアコン運搬は依頼できない
  • 取り外し後引越し完了までの数日は取り付けができない

県外への引越しの場合、取り外しを行う業者と取り付けを行う業者の両方に作業依頼する必要があります。

室外機の設置が屋根の上だったり、建物の壁面であるような複雑な設置と配管を必要とする場合のみ、コミュニケーションを取りながら作業のできる専門業者に、取り外し・取り付けの依頼をすることをオススメします。

家電量販店に依頼できる?

家電量販店では、エアコン移設に対応できないのがほとんどです。

理由は、量販店は新品エアコンの売上で経営が成り立っているため、販売した新品エアコンに伴う工事しかやりたがりません。

そのかわり、エアコン買い替えの相談をすればエアコン本体からの割引や、工事に関する特典(取り外し工事代無料等)をつけてくれるので、買い替えを検討する場合は家電量販店を利用しましょう。

トラブル回避のために注意すること

さきほどお伝えしたとおり、エアコン工事は標準工事代よりも追加工事代が高額になるため、いざ工事に取りかかったときに、「こんな話聞いてない!」というトラブルが頻繁に発生率が高いです。

その原因は、引越し業者の説明不足や、ネットなどに表示される大体の料金を鵜呑みにして現場見積もりをしないことです。

トラブルを回避するために、エアコン工事業者の一括見積もりサイトなどを利用して、必ず現場見積もりを取るようにしましょう。

どうしても現場見積もりが厳しい場合は、相場料金のプラス1万円から2万円は覚悟しましょう。

結局引越し時のエアコン取り付け、取り外しはどの業者に頼めばいいの?

引越し時のエアコンの取り付け、取り外しを引越し業者に依頼するべきか、それとも専門の業者に依頼すべきか、まだ悩んでいる状態かもしれません。

引越しに手間と時間を掛けたくないから、できることならシンプルに引越し業者にまとめて依頼したい人もいるかもしれません。

それでもやはりオススメは、専門の業者に依頼することです。

引越し業者に依頼すると、連絡の窓口がすべて引越し業者になるのですが、引越し業者は専門的な知識があるわけではないため、実際の工事になるときに「そんなことは聞いていない」という想定外の追加料金が発生することもあります。

そんなコミュニケーション不足によるトラブルが発生を回避するために、やはり信頼できる専門の業者に依頼するほうが安心です。

何度も紹介していますが、「エアコンサポートセンター」は引越しのエアコン取り外し、取り付けにも対応していますので、それぞれの住所が離れていても工事可能です。
工事実績も多く、引越し時のエアコン取り外し、取り付けにぴったりなサービスですので、引越しを検討している方は、ぜひエアコンサポートセンターでのエアコンの引越しを検討してみてください。
本当におすすめです。

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