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「6月は梅雨時期だから引っ越しが安くなるって本当?」「安くなるのは知っているけど、どこの引っ越し業者でも安いんだったら見積もりは1ヵ所でいいんじゃない?」と思っている方も多いでしょう。
たしかに3月から4月の春の引っ越しシーズンを終えて、物件探しや引っ越し業界が落ち着くのが6月と言われていますが、梅雨時期ということもあり引っ越し業者は仕事が激減するシーズンでもあります。
では6月の引っ越し料金は1年の中で一番安い時期なのでしょうか?
ここでは6月の引っ越しの相場や、6月の引っ越し料金を安くするポイント紹介しますので、6月の引っ越しを考えている人は参考にしてください。
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6月の引越し料金相場
距離 | 単身 | 2人 | 家族 |
---|---|---|---|
~50km未満 | 34,703円 | 61,506円 | 90,644円 |
~200km未満 | 45,613円 | 80,758円 | 129,644円 |
~500km未満 | 67,283円 | 122,705円 | 161,651円 |
500km以上 | 100,511円 | 176,779円 | 252,958円 |
記載料金は平均値
以下相場を計算したデータに関して詳しくはこちら
6月の引っ越し料金相場と5月7月との比較
梅雨時期ということもあり、比較的引越し料金相場が安くなるとされている6月ですが、5月や7月と比較して、どれくらい料金が安くなっているのか見ていきましょう。
単身1人
距離 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 |
---|---|---|---|---|
同都道府県 | 同一地方 | 近隣地方 | 遠距離地方 | |
5月 | 35,560円 | 46,207円 | 67,620円 | 102,034円 |
6月 | 34,703円 | 45,613円 | 67,283円 | 100,511円 |
7月 | 36,159円 | 47,630円 | 67,625円 | 102,938円 |
わずかながら6月の引越し料金が安くなっていますが、単身での引越しの場合には誤差の範囲での差でしかなく、安いからという理由だけで6月に引越しする必要はなさそうです。5月から7月までにかけては、引越し料金がほとんど変わらないと覚えておきましょう。
夫婦、カップル2人
距離 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 |
---|---|---|---|---|
同都道府県 | 同一地方 | 近隣地方 | 遠距離地方 | |
5月 | 63,632円 | 86,987円 | 116,697円 | 196,303円 |
6月 | 61,506円 | 80,758円 | 122,705円 | 176,779円 |
7月 | 61,732円 | 87,669円 | 135,070円 | 176,782円 |
夫婦やカップル2人の引っ越しになると、5月や7月の引越しのほうが数万円高くなるケースもあり、引越しのタイミングは慎重に見極める必要があります。ただ、安定して料金が安いのは6月ですので、5月から7月で迷った場合には、6月に引越しするのがおすすめです。
家族3人以上
距離 | 50km未満 | 200km未満 | 500km未満 | 500km以上 |
---|---|---|---|---|
同都道府県 | 同一地方 | 近隣地方 | 遠距離地方 | |
5月 | 89,992円 | 117,822円 | 203,705円 | 267,708円 |
6月 | 90,644円 | 129,644円 | 161,651円 | 252,958円 |
7月 | 89,892円 | 132,725円 | 214,651円 | 260,424円 |
家族引越しでは、200kmまでなら6月と前後月どちらも料金が変わりませんが、それ以上の距離になると、6月の料金相場が明確に安くなっているのがわかります。とくに近隣地方程度の距離である500km未満の引越しでは、4万円以上も6月が安くなります。
いずれにしても、6月の引越し料金相場が安いというのは事実で、少しでも安く引越しをしたいなら6月を選んでおけば間違いありません。ただし条件によっては、5月や7月のほうが安くなることもあります。必ずしも6月が最安値になるわけではないということも、頭の片隅に置いておいてください。
6月の引っ越しメリットとデメリット
ここで、梅雨時期でもある6月に引っ越しをするメリットとデメリットを見てみましょう。
- 格安で引っ越しができる
繁忙期に比べてどの引っ越し業者も平均30%〜40%安くなります。 - 予約がとりやすい
繁忙期ではないので比較的希望の日時の予約がとりやすい傾向にあります。
先ほどから伝えしている通り、6月は3月〜4月の繁忙期に比べ、引っ越し料金が大幅に安くなるのと、希望日の引っ越しの予約が比較的取りやすいことがメリットになります。
- 梅雨の時期で引っ越しにはあまり向いていない
雨の中の引っ越し作業は物損などのリスクが高く、業者とのトラブルが発生しやすいため、雨の多い6月に引っ越しをする人はすくない傾向にあります。
6月お言えば、やはり梅雨時期になりますので、悪天候での引っ越しが予想されます。しかし引っ越し業者もプロですので、台風とかでなければあまり大きく心配はしなくてよいでしょう。
6月の引っ越し料金は高くなる?安くなる?
6月は梅雨時期ということもあり、とにかく人の動きがまったくなくなってしまう時期なので、予約が入りづらく、引っ越し料金が安くなります。
進学による引っ越しや、転勤による引っ越しはほとんどが3月から4月で終わってしまいます。
3月から4月の引っ越しからあふれた人たちも5月のGWには、引っ越しを完了させるところも多いため、6月はただでさえ動かない人の流れが完全に止まってしまいます。
6月の引っ越しはなぜ安い?
梅雨時期ということもあり、6月は完全に人の動きが止まってしまうため、引っ越し業者もなかなか引っ越し予約が埋まりません。しかし引っ越しがなくても引っ越し業者も働く社員に給料を払わなくてはいけません。
多少引っ越し料金が安くても社員を暇にさせておくよりはマシだと考え、会社の利益はほとんどなくても社員の給料分だけでも稼いでもらおうと、引っ越し業者は格安で引っ越し案件を請けてくれるのです。
このため6月は引っ越しが安い時期でもあります。
物件は探しにくいけど家賃が安い
引っ越し予約前に行うのが部屋探しです。この時期は不動産業界も、繁忙期で埋まらなかった空き部屋の入居者を何とか確保しようと、家賃を下げ始める傾向にあります。
部屋探しは苦労するかもしれませんが、うまくいけば通常より数千円安い家賃で部屋を借りれるチャンスでもあります。
アパート壁が薄すぎる!アパート引っ越し先の賃貸物件での騒音問題の対処方法6月の引っ越し料金をさらに安くするポイントは?
6月の引っ越し料金が安いのはわかったけど、ここからさらに安くできないの?と思われる方のために、少しでも安くするポイントをここで紹介します。
一番簡単な方法は無料一括見積り
確かにどの引っ越し業者も、繁忙期に比べて平均30%〜40%安くなるといわれていますが、1ヵ所だけの引っ越し業者に見積りをとって契約するのは損をする可能性があります。
複数の引っ越し業者から相見積もりをとる理由は、引っ越し業者によって、「割引率が変動する」からです。
割引率はなんで変わるの?
この割引率は、実際に引っ越しする日時が引っ越し業者にとって予約が空いてて暇しているかどうかが最も影響が高いのです。
たとえば、たまたま他の引っ越し業者より予約がはいっているところに見積もりを出すのと、まったく予約がなく必死で予約をとろうとする引っ越し業者では割引額が変わってきます。
また、時間を指定せず、引っ越し業者側の空いている時間に合わせて引っ越しを行うだけでも、引っ越し業者側は助かるので料金を安く割引してくれます。
自分自身で荷物を梱包、運搬する
実際見積もり業者と交渉するときに、たとえば若い男女であれば軽トラックをレンタルして、小さい荷物は自分たちで梱包、運搬する際などを見積もり担当者に伝えると良いでしょう。
そうすればトラックのサイズや人件費を減らせるので、見積もりをさらに安く抑えることが可能です。ですが、先ほども述べたとおり、梅雨時期の引っ越し作業では注意が必要です。
たとえば自分達で運べるからと、大事な服や小物を雨などで汚してしまい、クリーニング代や買い替えなどの予想外の出費がでてしまいますので、無理に自分達だけで運搬せず、そこはプロの手をかりましょう。
6月のお得日カレンダーを調べる
引っ越し業者の公式ホームページでは引っ越し料金が安くなるお得日を紹介しています。以下は2024年6月の引っ越しお得日になりますので、引っ越し日を決める際の参考にしてください。
上記のお得日からもわかるように、閑散期である6月の平日は、ほとんどがお得日になります。ただ狙い目の日にちは先に予約がうまっていきますので、希望日はゆっくりせず早めに抑えるようにしましょう。
6月の平日仏滅日をねらう
6月はこれといった祝日がないので、土日や平日の大安日、月末以外であれば他の月よりも安く抑えることができます。
例えば2024年6月なら土日が1日、2日、8日、9日、15日、16日、22日、23日、29日、30日となり、平日大安日が2日、8日、14日、30日となっています。
できればこの日は避け、引っ越しまでに余裕があれば先ほどのお得日カレンダーと合わせて平日の仏滅日などに早めの予約を取るようにすると6月の中でも最も費用を安く抑えることができます。
オプションサービスを安く交渉をする
6月は引越業者も予約を取るために必死なので、ダンボール回収など通常有料サービスを無料でやってくれたり、エアコンの移設工事代を安くする場合もありますので、訪問見積もりのときに交渉するのもよいでしょう。
6月に引っ越しをするときの注意点
6月の引っ越しで気をつけなければいけないことは、やはり梅雨による雨の影響です。
梱包方法などのアドバイスを貰う
雨だからといって引っ越しが中止になることはほとんどありませんので、雨に濡れても問題のない梱包を心がける必要があります。
引っ越しの見積もりを依頼する時点で、雨の場合の対応について引っ越し業者と打ち合わせをし、アドバイスなどを事前に受けておくようにしましょう。
また、6月は梅雨時期で湿度が非常に高く、その影響でカビが発生しやすい環境なので、引っ越し当日が雨でなくても、ダンボールに荷物を入れたままにしないように早めに荷解きを行うようにします。
新居が濡れないようにタオルを準備
雨の日に濡れてしまうのは、荷物だけではありません。雨の引っ越しの場合は、荷物の搬入の際に新居もどうしても汚れてしまいます。
すぐに汚れを落とせるように使い捨てのタオルや布を大量に用意しておく必要があります。
引っ越しは7月より6月がおすすめ
先程も言ったように6月は梅雨時期でさらに祝日も少ないため、引っ越し業者も予定が空いていることが多いです。
一方7月前半は6月と同じように予約がなかなか入ることがなく、暇なことが多いでしょう。
しかし7月後半は学校が夏休みに入るので、比較的予約が埋まってくるようになります。そのため、引っ越しを6月か7月かで悩んでいる場合は6月のほうがまだ値段交渉しやすいのです。
引っ越し業者が考える限界値と見積もりで提示する金額にはある程度の開きがありますので、少しでも安く引っ越しをしたい場合は、その開きをいかにして縮めるかが重要になります。
ただし、複数の引っ越し業者に見積り依頼をするのは大変な作業ですので、1回の作業で複数社に見積り依頼のできる引越し侍を利用すると、6月の引っ越し相場がわかり、引っ越し業者との料金交渉をかしこく行うことができるので、安く引っ越しをすることができます。
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