JR貨物のコンテナ引越し料金相場とメリット・デメリット

長距離の引っ越しを安くするためによく利用されるのが、JR貨物を利用した引っ越しです。ただし、とにかく引っ越し料金を安くしたいとい思うばかりが先行して、そのメリット・デメリットまで把握していないことが多く、「そんなつもりじゃなかった」となることがあるようです。

ここではJR貨物を使った引っ越しのメリット・デメリットと、その料金相場について紹介します。

JR貨物とは?

JRコンテナ
鉄道コンテナ輸送は、二酸化炭素排出量がトラックと比較すると約9分の1ととても少ないためとても環境に優しい輸送方法で、他の人の荷物や物流便と一緒に運ぶことによってコストがだいぶ安くなります。

移動距離が500km以上の引っ越しを行うとき、少しでも引っ越し料金を下げたい場合にはJR貨物での引っ越しも検討してみましょう。

離島でなければ日本全国どこへでも引っ越しできる

JRは地域ごとに運営会社は違いますがすべて同じJRグループですので、全国140以上のコンテナ貨物駅で日本全国離島以外はどこでも引っ越しすることが出来ます。

また、鹿児島から北海道への引っ越しなども可能です。

JRコンテナのサイズ

31フィートコンテナ

大型トラックと同等の積載容量を持つ31フィートウイングコンテナ。
31フィートコンテナ

内法寸法(mm)(長さ) 9,245×(幅) 2,350 × (高さ) 2,210
側入口(mm)(幅) 8,503×(高さ) 2,822
妻入口(mm)(幅) 2,310×(高さ) 2,210
内容積(m3)48.0
積載重量(kg)13,800
12フィートコンテナ

代表的な12フィートタイプのコンテナ。
12フィートコンテナ

内法寸法(mm)(長さ) 3,647 × (幅) 2,275×(高さ) 2,252
側入口(mm)(幅) 3,635 × (高さ) 2,187
内容積(m3)18.7
積載重量(kg)5,000
20フィートコンテナ

一度に大量の貨物を輸送するための20フィートコンテナ。
※20フィートコンテナは現在、一部区間での限定運用。

内法寸法(mm)(長さ) 6,007 × (幅) 2,328 × (高さ) 2,178
側入口(mm)(幅) 5,961 × (高さ) 2,061
妻入口(mm)(幅) 2,200 × (高さ) 2,061
内容積(m3)30.4
積載重量(kg)8,800
参考 コンテナのサイズ・種類JR貨物

見積もりから引っ越しの仕組みと流れ

鉄道コンテナを利用したお引っ越しの仕組み

JR貨物を利用した引っ越しの流れ
STEP.1
見積もり
鉄道コンテナ輸送の提携しているトラック運送会社の担当者が見積もりします。
STEP.2
集貨
指定の日時に、コンテナを積載したトラックにて自宅まで集貨に来てくれます。
STEP.3
鉄道輸送
集貨が終わったコンテナを最寄りの駅から高速コンテナ列車に積載して転居先の最寄り駅まで輸送します。
STEP.4
配達
指定の日に転居先に配達に伺います。

お見積りはこちらのページからできます。

※フォームへ記入の際は、「鉄道貨物輸送のお問い合わせ・お見積り」をご選択いただき、お手数ですが、空欄に「引越」と明記の上、転居先ご住所(詳細が決まっていない場合には都道府県名と市区町村名)および引越希望時期をご記入ください。
※フォームに入力していただいた電話番号およびメールアドレス宛てに折り返し、当社と提携している利用運送事業者より連絡させていただきますので、お間違えのないようお願いいたします。

JR貨物を使って引っ越しするメリット・デメリット

JR貨物
まずはJR貨物を使って引っ越しするメリットとデメリットについて紹介しますので、JR貨物での引っ越しがいいのかどうかの参考にしてください。

JRコンテナ便のメリット

  • 長距離ほど引っ越し料金が安い
  • トラックでの引っ越しよりも時間に正確
  • 荷物を5日間保管してもらえる

トラックでの引っ越しよりも時間に正確

トラックでの引っ越しの場合、長距離になればなるほど渋滞などの発生する可能性が高くなり、予定通りの時間に到着しないということがあります。

JR貨物であれば貨物駅から家までの間のみトラックでの運搬になりますので、トラックよりも正確な時間に到着します。

荷物を5日間保管してもらえる

引っ越し荷物を積み込んだ後、貨物の発着駅で荷物を5日間無料で預かってもらうことができます。

発駅集荷日+5日間
着駅到着日+5日間

上記を超えた場合は、コンテナ貨物留置料として1日1,000円程度かかります。

引っ越しの入居日に合わせて荷物配達ができるので、ある程度自分の都合にあった引っ越しが可能です。

JRコンテナ便のデメリット

  • 引っ越しを1日で終わらせることが出来ない
  • 荷物への衝撃や紛失の可能性がある

引っ越しを1日で終わらせることが出来ない

集荷した荷物はまずトラックで貨物駅に運び込まれ、貨物への載せ替えを行います。

その後、新居近くの貨物駅まで送られるのですが、そこでまたトラックに載せ替えて新居に送ります。この載せ替えの作業があるため、1日で引っ越し作業を完結させるのが難しくなります。

例えば東京〜大阪の500kmでは、自宅から転居先までの輸送日数として、トラックでは1日のところをコンテナ便だと2〜3日、1,000kmの輸送だと4〜5日かかります。

かなりのんびりした引っ越しにはなりますが、費用が何万も変わると考えれば、時間に関してのデメリットはしかたないでしょう。

単身でトラック1台分の引っ越しの場合は、JR便ではなく通常の単身パックを利用したほうが早くて安い場合もありますので、見積もりを出してもらって判断するのが賢明です。

単身引っ越しが安い一括見積サイト

単身引っ越しの料金相場と人気の引っ越し業者

荷物への衝撃と紛失

コンテナ輸送はコンテナをトラックから列車へ載せ替えたりすることも数回あるため、荷物への衝撃が多々あります。そして、他の荷物と一緒に輸送されるので、荷物の紛失の可能性がでてきます。

破損や紛失した場合はどうなるのかも見積もりの際に確認するようにしておきましょう。

JR貨物での引っ越し料金相場

JR貨物での引っ越し料金相場
例えば5tコンテナで500kmの引っ越した場合のトータル料金はおおよそ10万円程度になります。

JR貨物での引っ越し料金の考え方は下記のようになります。

トータル費用=発送料+鉄道運賃料金+到着料+付帯料金

発送料と到着料

発送料と到着料とは、自宅から駅までの配達料金のことで、5トンコンテナの場合10kmまで8,000円(1トンあたり1,600円)かかります。

10kmを超える場合、10kmから50kmまでは10kmごとに1900円(1トンあたり380円)が加算され、50km超えた場合は10kmごとに1550円(1トンあたり310円)が加算されます。

鉄道運賃料金

鉄道運賃料金は駅から駅までの運賃になります。

例えば5tコンテナで600km(東京↔大阪)JR貨物で輸送したの鉄道運賃料金は3万8500円、1200km(東京↔福岡)で6万6000円となります。(※2018年10月時点)

付帯料金

付帯料金とは、貨物引換証料や車両留置料など輸送に伴い発生する必要費用になります。

割増

品目によっては割増料金が発生します。例えば特大品(4.5メートル重量200kg以上)は3割増、ペットは2割増し、時間外作業は夜9時以降だと5割増しになります。

割引

一貫パレチゼーション貨物割引、定型大量輸送貨物割引といったものがあり、1トンあたり100円から200円の割引が受けられます。

詳しくは次のリンクを御覧ください。

通運事業運賃料金pdf資料が見れます

JR貨物を利用できる引っ越し業者

JR貨物に引っ越しの直接依頼も可能ですが、やはり引っ越しに関しては引っ越しのプロにお願いしたいと思うこともありますよね。
JR貨物を利用して引っ越しを行ってくれる業者を紹介します。

アリさんマークの引越社長距離エコリーズナブルパック
カルガモ引越センターJRコンテナ・レール便
日本通運鉄道輸送

鉄道運賃などは変わりませんが、その他の引っ越し料金は引っ越し一括見積もりで最大半額になることもあります。

引っ越し一括見積もりをする

引っ越し日数に余裕があればJR貨物で引っ越しが安くなる

移動距離が500km以上で、少しでも引っ越し料金を下げたい場合にはJR貨物での引っ越しも検討してみてください。

JR貨物を利用した引っ越しは、距離が遠くなればなるほどその価格メリットが出てきます。

その日に引っ越しを完了させることは出来ませんが、5日以内の荷物預かりサービスを利用すれば自分都合で日程を決められるので、引っ越しに日程に余裕がある人はうまく利用しましょう。

長距離引っ越しについて詳しくはこちら
長距離引越しの料金相場(2人・3人・4人・5人)と見積もりを安くするコツ