無料でダンボールがもらえる引越し業者8選!回収は別料金かかる?!

引越しで必要になるダンボールですが、自分ですべて揃えようとするとそれなりの金額になってしまいます。でも引越し業者によっては無料でダンボールがもらえるケースもあり、出費を少しでも抑えたいという人は、無料ダンボールがあるかないかは選定基準のひとつになります。

そこでここでは、無料でダンボールをもらえる引越し業者のうち、作業品質が高い業者やリーズナブルな料金で引っ越しできるおすすめの業者をご紹介していきます。無料のダンボールでは足りなかったときの対処方法も合わせて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

引越し業者ごとのダンボール枚数一覧

それではまず、大手引越し業者でもらえるダンボールの枚数について見ていきましょう。

各社枚数
アーク引越センター最大50枚
アート引越センター最大50枚
サカイ引越センター最大50枚
ハート引越センター最大50枚
アリさんマークの引越社最大50枚
ハトのマークの引越センター最大50枚
SGムービング最大50枚
ヤマトホームコンビニエンス0枚
赤帽0枚

ヤマトホームコンビニエンスや赤帽といった、指定された荷物を運ぶだけの業者はダンボールをもらえませんが、その他の引越し業者はいずれも最大50枚まで無料でもらえます。「最大」ですので必ずしも50枚もらえるわけではありませんが、運ぶ荷物の量に合わせて適切な枚数を用意してもらえます。

また不足があったとしても、50枚の範囲内ならいずれも追加で届けてもらえます。ダンボールを50枚も無料で集めようとすると、かなりの労力がかかりますし、購入するにしても1万円以上の出費になります。

大手引越し業者は引越し料金が高めですが、こういった無料ダンボールなどのサービスが充実しているといったメリットがあります。仕事が忙しくて、とてもダンボールを準備する時間がないという人は、きちんと無料ダンボールを用意してくれる業者を選びたいところです。

無料でダンボールをくれるおすすめ業者8選

クリックで飛べるダンボールテープハンガーボックス布団袋
アート引越センター50枚ダンボール分5箱2袋
サカイ引越センター50枚2本5箱2袋
アーク引越センター50枚2本5箱2袋
アップル引越センター100枚20枚につき1本必要数必要数
ハート引越センター50枚ダンボール分4箱2袋
アリさんマークの引越社50枚2本無料2袋
ハトのマークの引越センター50枚4本必要数2袋
人力引越社必要数20枚につき1本必要数必要数

無料でもらえるダンボールの枚数は、どの引越し業者でもそれほど変わりません。ただし引越しの丁寧さやその他のサービスの充実度という意味では、それぞれに個性があります。そこで、ここでは無料でダンボールをくれる引越し業者の中から、おすすめしたい業者を8社ご紹介します。

アート引越センター

アート引越センター

アート引越センターは徹底した社員教育を行うことで、業界トップクラスの品質での引越しを提供してくれる業者です。豊富なプランやオプションが用意され、それらを組み合わせることで、自分だけの最適プランを提案してくれます。

単身引越の場合には、もらえる無料ダンボールが10枚までと少ないのがデメリットですが、家族引越なら、ハンガーボックスも布団袋も用意してもらえます。さらに食器やシューズなどを運ぶためのエコ楽ボックスも無料レンタルしてもらえます。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚(単身プランは最大10枚)無料
テープダンボールの枚数に合わせて無料提供
ハンガーボックス最大5箱無料リース
布団袋最大2袋

サカイ引越センター

サカイ引越センター

パンダのマークでおなじみのサカイ引越センターも、アート引越センターと同じく高品質を強みにしている引越し業者です。「まごころサービス」を掲げており、見積もりから引越し完了まで気持ちのいい引越しができる業者として人気があります。

ダンボールだけでなく、ハンガーボックスやシューズボックスも用意されています。ダンボールの回収に1回3,000円かかるというデメリットがありますが、ダンボールですので自治体の資源ごみとしても回収してもらえますので、それほど気にする必要はありません。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚無料
テープ最大2本
ハンガーボックス最大5箱無料リース
布団袋最大2袋

アーク引越センター

アーク引越センターは「ちゃんとしたお引っ越し」を追求した真面目な引越し業者で、自社の専門スタッフが引越しを担当します。とても分かりやすい見積もりが好評で、全国200拠点のネットワークを駆使したスムーズな引越しを提供してくれます。

ダンボールやハンガーボックスの数は他社と同様で、大型家具や家電もオリジナルの梱包資材で包み込むため、壁や床を傷つけることもありません。桐の箪笥などのデリケートな家具も特殊梱包材を使って運んでもらえます。ダンボールも連絡すれば無料回収してもらえます。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚無料
テープ最大2本
ハンガーボックス最大5箱無料リース
布団袋最大2袋

アップル引越センター

アップル引越センター

アップル引越センターは5大都市圏(関東・関西・名古屋・福岡・札幌)に拠点のある、地域密着型の引越し業者です。利用できるエリアは限られていますが、ITを活用した低価格かつスムーズな引越しを得意としており、引越し業者には珍しく、キャンセル料もかかりません。

ダンボールなどの引越し資材も、基本的には必要なだけ用意してもらえます。他社のように枚数制限がないので、収まりきらなかったときに追加で購入する必要がありません。荷物が多いという自覚がある人におすすめの業者です。

無料詳細枚数
ダンボール最大100枚(単身プランは最大30枚)無料
テープダンボール20枚につき1本
ハンガーボックス必要な数だけ(単身プランは最大3箱)
布団袋必要な数だけ(単身プランは最大2袋)

ハート引越センター

ハート引越センターは品質にこだわった引越し業者で、北海道から九州まである拠点すべてが直営となっており、責任を持って荷物を運んでもらえます。作業が丁寧で、高齢者住宅施設への引越しやハウスクリーニングなどを得意としています。

通常のダンボールだけでなく、和服や長い衣類を梱包できる和装用ダンボールが用意されているのがハート引越センターの特徴で、取り扱いた難しい和装を多く持っているという人でも、安心して利用できます。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚無料
テープダンボールの枚数に合わせて無料提供
ハンガーボックス最大4箱無料リース
布団袋最大2袋

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は40年以上の歴史のある大手引越し業者で、お客様目線を大切にしています。引越し業者によくある下請け業者への委託を行っておらず、100%自社トラックを利用している安心の業者でもあります。

他社にない梱包資材としてベッドマットカバーが用意されています。ダンボールやテープは他社と変わりませんので、梱包資材としての強みはありませんが、有料で搬送中に荷物の害虫防除をしてもらえたり、一時保管してもらえたりするなど、豊富なオプションが魅力の引越し業者です。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚無料
テープ最大2本
ハンガーボックス無料
布団袋最大2袋

ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センターは他の引越し業者と違い、地域密着型の引越し業者の協同組合となっています。地域密着型ならではの柔軟な対応とリーズナブルな価格でありながらも、大手引越し業者と同等のサービスを受けられます。

単身プランの無料ダンボールは20枚までですが、ハンガーボックスを用意してもらえますので、かなり荷物が多くない限り問題ありません。またエコプランなら、繰り返し利用できる「エコ・プラン専用BOX」を利用できるので処分するゴミを減らせます。

無料詳細枚数
ダンボール最大50枚無料(単身プランは最大20枚)
テープ最大4本(単身プランは最大2本)
ハンガーボックス必要な数
布団袋最大2袋

人力引越社

人力引越社

人力引越社は京都に拠点のある地域密着型の引越し業者でが、独自の自社便ネットワークがあり、全国ほとんどのエリアで利用できます。長距離引越を得意としており、移動距離が長い引越しでも、リーズナブルかつスムーズな引越しを提供してくれます。

おすすめポイントは、梱包資材をすべて必要なだけ用意してくれる点にあります。ダンボールもハンガーボックスも上限がありません。またダンボールのデザインにもこだわっており、引越しが終わってからも収納などに活用できます。

無料詳細枚数
ダンボール必要な数
テープダンボール20枚につき1本
ハンガーボックス必要な数
布団袋必要な数

引越し業者にもらった無料ダンボールが足りなくなったときの対処法

おすすめの引越し業者のうち、アップル引越センターは最大100枚、人力引越社は必要なだけ用意してもらえますが、他の大手引越し業者は50枚が上限になっています。ところが引越しでは思った以上にダンボールが必要になります。

引越しに必要となるダンボールの枚数の目安
  • 1人:10〜15枚
  • 2人:20〜30枚
  • 3人:30〜50枚
  • 4人:50〜80枚

3人家族くらいなら50枚でも足りますが、4人家族で子どもが大きい場合には50枚以上のダンボールが必要になります。もし無料分で足りない場合にはどうすればいいのか、その対処方法をご紹介します。

引越し業者から購入する

ダンボールが足りなくなったら、まずは引越し業者に相談しましょう。50枚までなら追加で届けてくれますし、それを超えた枚数でも販売してくれます。このとき、他の引越しで使ったリサイクルダンボールでもいいと伝えれば、かなりリーズナブルに提供してもらえます。

ただし、繁忙期などにはすぐに届けてもらえない可能性があり、追加ダンボールが届かないまま引越し当日になってしまったなんてこともあります。引越し業者に依頼する場合には、いつ届けてもらえるのか確認しておきましょう。

ホームセンターやネット通販サイトで購入する

引越しまでに時間がない場合や、予算に余裕があるなら近所のホームセンターやamazonなどのネット通販サイトで購入しましょう。1枚あたり300円程度するので枚数が多いと、それなりの金額になってしまいますが、ホームセンターなら購入してすぐに使えるというメリットがあります。

ホームセンターやネット通販で購入するとダンボールのサイズを揃えることができ、トラックに積み込んだときに安定しやすく、荷崩れが起こりにくいというメリットがあります。確実に荷物を運んでもらいたい場合には、ホームセンターやネット通販サイトでの購入がおすすめです。

ちなみに引越しに適したダンボールは、120サイズもしくは140サイズです。あまりに大きすぎると重たくて運べなくなるので、これくらいのサイズから選びましょう。

ドラッグストアやスーパー、コンビニなどでもらう

足りないのが数枚程度なら、近所にあるドラッグストアやスーパー、コンビニなどで使わなくなったダンボールをもらいましょう。お店によってはNGとなることもありますが、ほとんどのお店が無料で提供してくれます。

ただしスーパーやコンビニのダンボールはサイズが小さいものが多く、たくさんの荷物を入れることができません。大きなダンボールが欲しい場合には、ドラッグストアでティッシュペーパーなどを入れていたダンボールを分けてもらいましょう。

無料ダンボールについて詳しくはこちら

ダンボールを無料回収してもらえるか確認しておこう

大手引越し業者の場合、ダンボールは無料で提供してもらえますが、すべての業者が無料で回収してくれるわけではありません。1回目から有料の業者もあれば、2回目以降が有料になるケースもあります。回収費用は数千円ですのでそれほど高くありませんが、出費は1円でも少ないほうがいいですよね。

有料となっている場合には、無料にできないか契約前に交渉してみましょう。担当者によっては値引きの代わりに無料にしてくれることもあります。ただし、気をつけたいのは「どのタイミングで回収してくれるのか」ということです。

50枚ものダンボールが、いつまでも新居に残っていると何かと不便です。すぐに回収してもらえそうにないなら、自治体の資源ごみ回収のタイミングで捨ててしまいましょう。自治体によっては持ち込みでの回収にも応じてくれますので、市役所などで引越し手続きをするときに確認しておきましょう。

まとめ

ダンボールはホームセンターなどで購入すると、1枚300円くらいかかります。格安引越し業者を使うと引越し料金が1万円くらい安かったけど、ダンボール費用が1.5万円かかったなんてこともあり、大量のダンボールを使う引越しでは無視できない費用のひとつになります。

ただし、大手引越し業者の多くが50枚を上限に無料で用意してくれますし、人力引越社のように必要なだけもらえる業者もあります。自分で50枚ものダンボールを用意するのが難しいという人は、このように無料のダンボールがある業者を利用しましょう。

無料のダンボールで足りなかったときには、まずは業者に相談してリサイクルダンボールを格安で提供してもらうのがおすすめです。不足分は2~3枚程度なら、ドラッグストアやスーパー、コンビニなどで空き箱をもらってきましょう。

ここでご紹介した引越し業者の多くが大手ですが、引越し一括見積もりサイトを使って相見積もりをすれば、大手でもリーズナブルな料金で引っ越しできます。ダンボールを揃えるのに手間と時間をかけたくないという人は、ここでご紹介した業者の中から選びましょう。

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