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引っ越しをするときに悩ましいのがマットレスの存在ですよね。最近のマットレスは圧縮して自宅まで配送されるケースも多く、搬入するのは簡単なのですが、いざ部屋から出そうと思ったら、サイズが大きすぎて搬出できないなんてこともあります。
そこで今回は引っ越しでマットレスを運搬しなくてはいけなくなったときに、どのように梱包すればいいのか、再び圧縮できるのかどうかなど、マットレスの運び方や注意点について詳しく解説していきます。これから引っ越しをするという人は、ぜひ参考にしてください。
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マットレスの圧縮をおすすめしない理由
まずはマットレスの圧縮の可否について説明しますが、結論から言えば「おすすめしない」ということになります。マットレスの圧縮袋なども販売されており、物理的には多くのマットレスが圧縮可能です。ただ、下記2つの理由で圧縮はおすすめできません。
- 専用の設備がないときちんと圧縮できない
- 変形して元の状態に戻らない可能性がある
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
専用の設備がないときちんと圧縮できない
購入したマットレスが圧縮されて送られてきた人は、同じように圧縮すればコンパクトにして運べるじゃないかと思うかもしれません。ところが、業者は専用の設備を使って圧縮しており、家庭で同じように圧縮することはできません。
しかもスプリングの入った高反発のマットレスなどは、専用ポンプや掃除機で吸い込むタイプの圧縮袋では吸引力が足りず、そもそも圧縮することができません。
Amazonなどでマットレスの圧縮袋も売られていますが、口コミを見てみると「圧縮できなかった」「すぐに破れて空気が入った」といったコメントがいくつも見つかります。購入してもマットレスを圧縮できずに、無駄になってしまう可能性があるのでご注意ください。
変形して元の状態に戻らない可能性がある
もしマットレスを圧縮できたとしても、新居で開梱したあとに元の状態に戻らないといった問題もあります。業者のように均一に圧縮できないため、復元できないような変形をしてしまうこともあり、見た目は元に戻っていても寝心地が悪くなります。
繰り返しになりますが、マットレスの素材によっては圧縮すること自体、それほど難しくはありません。ただ想定外の力が加わることになるため、かなりの確率でなんらかの変形を起こし、機能性が落ちてしまい、眠りの質も低下することになります。
もちろん、圧縮しても問題なく使えるマットレスもありますが、実際に圧縮してみないとどうなるかはわかりません。圧縮は絶対にNGとは言いませんが、そのようなリスクがあることをしっかりと頭に入れておきましょう。
マットレスの梱包方法4選
マットレスの圧縮袋はマットレスをコンパクトにするだけでなく、マットレスを保護できるといったメリットもあります。ただ、すでにお伝えしましたように、マットレスを圧縮することはおすすめできません。
そうなると、どうやって梱包すればいいのか迷ってしまいますよね。そこでここでは、引っ越しをするときに、マットレスをどのように梱包すればいいのかについてご紹介していきます。
一般的な梱包方法は下記の4種類あります。
- エアパッキン
- ハンドラップ(大型ラップ)
- ブルーシート
- 引越業者の専用カバー
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
エアパッキン
プチプチと呼ばれている梱包材で、空気の層がマットレスを落下や衝突などの衝撃から守ってくれます。価格が安く、他の家財の梱包にも使えるアイテムですので、ホームセンターなどで大きめのロールを購入するのがおすすめです。
薄くて破れやすい素材ですので、角部などはガムテープなどでしっかりと保護しておきましょう。また、梱包すると滑りやすくなるので、運搬するときには滑り止めのついた軍手を使うなどして、落下させないように注意してください。
ハンディラップ(ストレッチフィルム)
マットレスがそれほど重たくなく、落下して損傷するリスクが少ないなら、ハンディラップを使って、ラップをマットレスに巻きつけるという方法もおすすめです。ラップをぐるぐると巻きつけるだけですので、とても簡単に梱包できます。
ハンディラップは幅が狭いので、幅が500mmあるストレッチフィルムを使って一気に梱包するのもOKです。いずれもマットレスを持ち上げる必要がありますので、2人以上で梱包作業をしてください。
ブルーシート
丈夫な素材で安心感があるのがブルーシートです。マットレスを運ぶためのベルト付きブルーシートも販売されており、安全確実に運べるといったメリットがあります。ただし価格が高く、1度しか使わないなら割高になります。
転勤が多いなどの理由で今後もマットレスを運んだり、ブルーシートを使用するケースがあったりするのであれば購入するのもありですが、そうでないなら他の方法を選びましょう。
引越業者の専用カバー
引越業者によっては、マットレス用の専用カバーを用意してもらえます。梱包作業は引越業者のスタッフが対応してくれるので自分で梱包しなくても済み、安全確実にマットレスを運んでもらえます。
ただし、すべての引越業者がマットレスカバーを持っているわけではありません。マットレスのサイズと個数を引越業者に伝えて、マットレスカバーを用意してもらえるかどうか事前に確認しておきましょう。
冷蔵庫・洗濯機・ベッドの大型家具のみの引っ越し料金相場!おすすめの業者8選マットレスを部屋から出せる?階段は通れる?事前に確認する
引っ越しを業者に依頼するにしても、自分で運ぶにしても、マットレスを使っている場合には搬出や搬入ができるか事前に確認しておく必要があります。マットレスは丈が長いのもあり、そもそも部屋から出せないなんてこともあります。
事前にわかっていれば対処できることもありますが、引っ越し当日になって搬出や搬入ができないことがわかったとなると、業者にマットレスを置いていかれるなど、かなり面倒なことになります。そのようなことにならないように、ここではマットレスの搬出・搬入のポイントをまとめてご紹介していきます。
マットレスのサイズを計測する
まずは使用中のマットレスのサイズを計測してください。計測するのは「幅・丈・厚み」の3辺です。計測する道具がない場合には、購入したメーカーの商品ページなどで確認してください。ちなみに一般的なマットレスのサイズは下記になります。
シングルサイズ | 幅98cm×丈195cm |
セミダブル | 幅120cm×丈195cm |
ダブルサイズ | 幅140cm×丈195cm |
クイーンサイズ | 幅160cm×丈195cm |
搬出・運搬・搬入ができるか確認する
マットレスのサイズを計測したら、今度はそのサイズを運べるかどうかを確認しましょう。確認するポイントは次の3つです。
- 現在暮らしている家と新居の玄関とドア
- エレベーター
- 階段の踊り場(階段で運ぶ場合)
まずは玄関や部屋のドアを通過できるか確認してください。このとき間口寸法は十分にあっても、マットレスの幅が広い場合には玄関やドアの先にある壁に当たって、搬出や搬入ができなくなることもあるのでご注意ください。
エレベーターの大きさも重要です。小さなエレベーターだとマットレスが入らないことも多く、その場合は階段を利用しますが、階段の踊り場に十分なスペースがないと、マットレスが詰まってしまい搬出も搬入もできません。
自宅から搬出できるか確認するために、実際にマットレスを運び出してみるのがおすすめです。新居の場合は事前に実物で確認することができませんので、通過できるか不安な場所がある場合には、ダンボールなどで同じサイズの模型を作って、搬入できるか確認しておくと安心です。
搬入できないならマットレスを手放そう
搬出できたものの、新居の階段やエレベーター、玄関などをマットレスが通過できないなら、マットレスは買い換えるのがおすすめです。ベランダからクレーンで搬入するということも可能ですが、高額な費用が発生しますし、次の引っ越しでも搬出するときにクレーンが必要になります。
クレーンサイズにもよりますが、2万〜4万円の費用が発生しますので、高級マットレスでないなら手放すことも検討しましょう。そもそもマットレスは寿命が5〜10年とされていますので、10年以上使っている場合には、引っ越しのタイミングで買い換えるのがおすすめです。
マットレスは自治体が回収してくれますので、引っ越しまでに回収してもらうか、自分で粗大ごみ処理施設に持ち込んでください。自治体の回収に間に合わない場合には、不用品回収業者や引っ越し業者に依頼して回収してもらいましょう。
【9月版】不用品・粗大ごみ回収おすすめ業者11選!悪徳業者に騙されるな 超便利!不用品回収できる引越し業者10選!粗大ごみの回収日に間に合わなくても大丈夫マットレスを自分で運ぶときのポイント
家財がそれほど多くない単身者ですと、レンタカーを借りるなどして、自分で引っ越しをしようと考えている人もいるかと思います。ただし、家財にマットレスがある場合には、いくつか注意しなくてはいけないポイントがあります。
どのような点に注意すればいいのか、詳しく見ていきましょう。
2人以上で運ぶ
まずマットレスの運搬ですが、基本的には2人以上で運ぶようにしてください。重さが10kg以下の軽量マットレスなら1人で運搬しても問題ありませんが、コイルマットレスの場合にはシングルサイズでも15kg以上、ダブルサイズなら20kg以上の重さがあり1人で運ぶには危険です。
男性なら20kgくらい問題ないと思うかもしれませんが、マットレスのサイズが大きくて、運んでいるときにバランスが崩れやすいため、転倒などによりケガをする可能性があります。周りの人を巻き込んでしまうケースも考えられますので、安全を重視して2人作業で運搬してください。
荷台サイズが2m以上の車を借りる
レンタカーを借りて運ぶ場合には、荷台サイズを確認してください。マットレスの多くが195cm丈になっているため、荷台サイズが2m以下の車ですとマットレスがはみ出してしまいます。2tトラックやハイエースなら問題ありませんが、気をつけたいのが軽トラックです。
軽トラックの荷台は長さが194cmで、幅は141cmしかありません。マットレスを傾けるなどすれば荷台に載せられますが、他の家財を乗せるスペースがなくなり、家財が多い場合には何度も往復することになります。
マットレスを自分で運ぶなら、この2種類のいずれかを用意しましょう。取得している免許によっては4tトラックでもOKです。また、引っ越し当日に雨が降るかもしれませんので、できるだけ屋根のある車を借りるようにしてください。
【9月版】引っ越しにおすすめのレンタカー9選!格安で借りれるサービスも紹介マットレスは引越しは業者に任せるのがおすすめ
マットレスを車で運ぶ場合には、2tトラックやワンボックスカーといった大きい車を借りる必要があります。それらの車は運転に慣れていない人ですと、安全面で不安がありますし、何よりもレンタカー代も高額になります。
無理に自分で運ぶのではなく、マットレスがあるなら引っ越し業者に任せるのがおすすめです。
でも引っ越し業者は料金が高いし、値引き交渉などが面倒
という人もいますよね。そういう人は、引越し一括見積もりサイトを利用しましょう。
引越し一括見積もりサイトは複数の業者に対して、まとめて見積依頼できるサービスですが、このサービスを使うと必然的に相見積もりになるため、何もしなくても業者同士が値引き競争を始めるので最安値で引っ越しができます。
運搬も引っ越しのプロに任せられるので、マットレスを圧縮するかどうかで頭を悩ませずに済みます。もちろん、搬出と搬入が可能であることを事前に確認しておく必要がありますが、それ以外は梱包も含めてすべて引っ越し業者のスタッフが対応してくれます。
どうしても自分で運ばなくてはいけない理由がある場合や、会社の都合で決められた引っ越し業者を使わなくてはいけないというのでなければ、引越し一括見積もりサイトを活用して、お得にマットレスを運んでもらいましょう。
まとめ
引っ越しの荷物のなかでも最大サイズになるマットレス。マットレスはベッドのように分解もできないので圧縮したくなりますが、元の状態に戻らず、機能性や快適性が損なわれる可能性が高いので、物理的に圧縮できてもおすすめはしません。
基本的にマットレスは圧縮せずに運ぶことになりますが、自分で運ぶ場合には汚れや破損を防止するためにも、しっかりと梱包してください。また、レンタカーも2tトラックやワンボックスカーのように荷台が2m以上確保できる車を借りて、2人以上で運びましょう。
少しでも車の運転やマットレスの運搬、梱包に不安があるなら、無理に自分で運ばずに引っ越し業者に依頼してください。少しでも引越料金を抑えたいなら、引越し一括見積もりサイトを利用して相見積もりの形にして業者を選びましょう。
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