見積もり後に半額も?引越し見積もり値引き交渉のやり方と成功率

引越しはどうしてもお金がかかってしまいますので、安くできることろは少しでも安く抑えたいですよね。

引越し料金はとくに交渉することで価格が大きく変わる引越し費用のひとつですから、上手に交渉をして納得の料金で引越しを行いたいものです。

ここではあまり強気に交渉できない人から、普段から値引き交渉を行っていて交渉が得意という人まで、幅広い層に活用できる交渉術を紹介します。

値引き交渉と有利にすすめるコツ

見積もりを下げる基本は相見積もりです。徹底して値切りたい場合は、手間はかかりますが訪問見積もりを3社〜5社に依頼してください。

多ければ多いほど価格競争になるため引越し料金は安くなります。

ただし、同じような種類の引越し業者ばかり揃えないように気をつけてください。大手ばかり4社を集めても金額に大きな差は出ません。

しっかり値切りたいのであれば、地元の小さな引越し業者や、中小の引越し業者などバラエティに富んだ選定を行ってください。

そうすることで意図的に見積もり金額にばらつきをつくることが重要です。

おすすめの引越し一括見積もりサイトと利用するメリットとデメリット

値引き交渉前に準備しておくこと

訪問見積もりをを行うのは引越し業者ですので、本来であれば引越しを依頼する側が準備することといえば掃除ぐらいですが、徹底して値切りたいならもっと細かい準備が必要です。

それは引越しに関する資料を作成しておくことです。

    引越しに関する資料

  • 運ぶ荷物の選定とリスト(大型荷物や梱包を自分でするかしないか)
  • 引越し先の建物に関する情報(エレベータ有無など)
  • できれば引越し先の写真(地図や建物の外観)
  • オプション料金や注意してほしい点

引越し先の建物に関する情報や引越しに持っていく大型荷物のリストなど、分かる限りの情報を提供してください。

引越し先の写真まであるとベストですが、最低でもグーグルマップなどを利用して地図と建物の外観だけでも分かるようにしてください。

その他にも注意して欲しい点や要望をまとめて、引越し業者の担当者はそれと現場を見て確認するだけでいい状態を用意しておきましょう。

そうすることで営業担当は「言った言わない」のトラブルを避けることができるため、安全を見て高めの見積もりをせずに、最初から安い見積もりを出してくれます。

何よりも「この人はちょっと違う」というイメージを持ってもらうことで、今後の交渉もしやすくなります。

必ず値切れる値引き交渉術

訪問見積もりの日程が決まったら、まずは1社目の見積もりをしてもらいます。ポイントは「相見積もりになる」ことをしっかり伝えることです。

相見積もりなのかそうでないのかによって、引越し業者の提示してくる金額がまったく変わってきます。

ここで、1社目は限界値ではないにしてもそれなりに安い金額を提示したうえで「即決なら更に安くします」と言ってきます。その言葉に乗ってはいけません。むしろ「まだ下げられる要素があるのだな」くらいに思っておきましょう。

1社目の金額をベースに2社目の見積もりを始めます。できれば1社目の金額は伏せて「思った以上に安くなった」と2社目にプレッシャーをかけてください。

2社目の見積額が1社目よりも安ければ「安いとは言わず検討します」と伝え、高いようであれば1社目の金額を提示して「高い」と伝えて下さい。
高い場合はおそらく値引きできる限界近くまで下げてきます。

3社目以降も同様にし、これを複数社繰り返します。

訪問見積もり後の交渉の流れ
  • ①1社目の見積り金額を2社目に提示してそれより安くしてもらう
  • ②2社目の見積り金額を3社目に提示してそれより安くしてもらう
  • ③3社目にもらった見積り金額を1社目に再度提示して安くなるか交渉
  • ④①〜③を繰り返す
  • ⑤業者を決める

最後の1社の見積もりを終えた段階で、1社目に戻ります。この時点で1社目の見積もりからは数万円下がっていることもあります。

「他社がここまで下げてきたけどどうしますか?」と金額を提示すると、可能であれば値引きの提案をもらえますが「これ以上は無理です」という声も聞こえ始めるかと思います。

ここからは下がらないかな、というところで見切りをつけて実際に依頼する引越し業者の選定を行ってください。

最後のもうひと押しで半額もありえる伝家の宝刀

ここまでくるとすでにかなりの値引きをしてもらっているはずですで、もうここでOKとしてもいいのですが、徹底するならもうひと押しです。

訪問見積もりにきてくれた引越し業者さんのなかから、ここに依頼しようと決めた業者さんだけに連絡をしてください。

「あと少し安くしてくれたら即決します」

これが伝家の宝刀です。もちろん前置きもなく安くして欲しいと言っても「これ以上は無理です」と返されます。あちらも交渉のプロですから。

そこで「似たような金額のところがあって迷っている」「できることなら御社にお願いしたい」この2点を伝えておきます。

そのうえで「即決」というカードを切ると営業担当さんは気持ちばかりかもしれませんが、値引きをしてくれる可能性が高まります。

ただこの方法は絶対に値引きしてもらえるものではありませんし、交渉の上手下手が現れてしまいますので、無理に粘らずダメなら「ではそれでお願いします」ときれいに引き下がることも気持ちいい引越しをするには大切ですので覚えておきましょう。

引越しの見積もりを安くする値引き交渉の方法

ここで、見積り金額を安くする値引き交渉の方法を紹介しますので、自分に合った交渉術を使って見積もり金額を安くしてもらいましょう。

1.相見積もりを行う方法

引越しの値段を下げてもらう交渉をするのに相見積もりは「絶対」です。

1社だけに依頼をして「高いからまけてください」と言ったところで「値下げは応じられません」の一言で片付けられてしまいます。

複数社で見積もりをしていることを伝えることで、引越し業者にできるかぎり、安い見積もりを提示してもらうのです。

ただここではあえて「相見積もり」を口にする必要はありません。

引越し一括見積もりサイトを利用して見積もり依頼をすれば、引越し業者は最初から相見積もり前提の見積金額を提示してくれます。

一括見積もりサイトを利用していることがすでに「相見積もりですよ」と言っているようなものですので、あまり強く交渉できない人でもこの方法であれば見積もりを安くすることが出来ます。

2.即決カードを使う方法

本来であれば「即決します」のカードは切り札ですので取っておきに使うべきですが、あまり交渉が得意ではなく相見積もりの金額で満足している人は早い段階で「即決するので、もう少し安くなりませんか?」と聞いてみましょう。

この「即決」カードはかなり強力です。

相見積もりをしている状態であれば、ほとんどの場合で見積金額が下がります。むしろ引越し業者から「即決なら安くします」切り出してくることがあります。

とっておきの切り札ですので、交渉が得意な人はこの「即決」カードを使うのをできるだけ先送りしましょう。引越し業者から切り出されても無視してください。

3.心理戦で値下げしてもらう方法

難しい駆け引きをしたくない場合の取っておきの方法があります。

それは「価格交渉はしません。最初に出してもらった見積もりで一番安いところに依頼します」と宣言することです。

ここでいう見積もりは一括見積もりサイトで出てきた仮の見積もりではなく、訪問見積もりを含めた正式の見積もりです。

価格交渉をしないという宣言は「後出しでの値下げを認めない」という宣言にもなります。

こう言われると引越し業者は、自分たちの出せる最も安い見積もりを提示するしかなくなります。最初から最高の見積もりを出してもらうための心理戦です。

デメリットは思ったよりも下がらなかったときに、その金額を受け入れるしかないことですが、しつこい営業を「約束したでしょ」とはねつけることができるというメリットもあります。

4.訪問見積もりで競わせる方法

交渉が得意だという人は、先ほどお伝えした交渉術を使って複数社の訪問見積もりを行って、徹底的に値下げを煽りましょう。

1社目に提示された見積金額を提示して2社目の見積金額を下げさせ、その下がった見積金額を提示して3社目の見積金額を下げさせます。

最後まで行ったらそこで終わりではなく、また1社目に戻ります。

どこまでループさせるかは交渉者の腕次第ですが、このループ作戦で限界まで見積金額を下げさせることが可能になります。

とにかく粘り強さが必要で、時間がかかる交渉ですが、その交渉によって得られる利益はとても大きい物になります。

交渉に自信のある人はぜひ訪問見積もりを利用した交渉を行ってください。

値引き交渉は粘りもん勝ち

ここまでしなくてはいけないのかと思うかもしれませんが、値引き交渉で数万円も金額が変わるとわかれば紹介した交渉術でとにかく粘り強く交渉するしかありません。

訪問見積もりはその交渉を行うための数少ないチャンスですので、希望の値段になるまで粘り強く交渉を続けましょう。

交渉は苦手という方は、引越し一括見積もりサイトを使ってインターネットで相見積もりをしてもらうか、訪問見積もりの際に「即決カード」を使いましょう。

交渉に自信がある方は、訪問見積もりの際の心理戦か見積り金額のループ作戦で交渉してみましょう。

そしてここが限界だと思ったら、気持ちを切り替えて交渉を終了させ、そこからは値引きしてもらった金額で気持よく引越し作業をしてもらいましょう。

ただし度を過ぎた交渉は相手にいいイメージを与えませんので、ほどほどで切り上げることも心がけてください。

無事、気持ちよく引越し作業が終わったあかつきには、引越しは人生でそう何度もあることではありませんが、「また機会があればおたくを利用したい」と安くしてもらった感謝の気持ちを伝えましょう。