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近場の引越しを格安で行ってくれることで、若者を中心に人気のある赤帽。ただ、大手引越し業者のようにいたれりつくせりのサービスではなく、情報も限られているため、頼み方すらわからなくて困っている人もいるようです。
そこで、ここでは赤帽の頼み方を中心に、利用するにあたっての注意点などをまとめてみました。引越し予算が限られている人や、イレギュラーな引越しをする人に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてくだ
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赤帽と他の引越し業者との違い
赤帽の頼み方をお伝えする前に、まずは赤帽がどのようなサービスなのかお話しておきます。赤帽は軽貨物運送業を営む個人事業主で組織される協同組合です。全国に44の協同組合があり、さらに約180ヶ所の組合本部や支部、営業所があります。
会社組織ではなく、農協や漁協のように加入している個人事業主がお互いに支え合うことを目的としています。このため「赤帽」の看板を掲げていても、基本的には独立した個人事業主であり、それぞれが責任を持って仕事を請けることになります。
とはいえ協同組合ですので、ある程度共通したルールや約束事などはあります。
満足度
ただし、業者ごとに作業品質やサービス品質に違いがあり、評価の高い人に当たれば最高の引越しになりますが、相性が悪い人に依頼すると満足度が低下するというデメリットもあります。
個人事業主ですので大手引越し業者のように上司の判断を仰ぐようなこともなく、イレギュラーなトラブルが発生しても、その場で素早く対処してもらえます。さらには柔軟な対応を得意としており「明日引越したい」といった急なお願いでも応じてくれることもあります。
気をつけたいのは、他の引越し業者のようにすべてお任せにはならないという点です。引越し業者の場合には搬出から搬入まで見ているだけでいいのですが、赤帽の場合には搬出と搬入の手伝いが必要になります(オプションで手伝い不要にもできる)。
赤帽を利用するときには、このような違いがあることを頭に入れておき、メリットとデメリットを理解した上で利用する必要があります。
赤帽の頼み方
それでは具体的な赤帽の頼み方について解説していきます。赤帽に依頼する方法は大きく分けて3通りあります。
- Akabou引越のサイトから依頼する
- 地域の赤帽組合に依頼する
- 赤帽のドライバーに直接依頼する
どの方法で頼んでも問題ありませんが、ドライバーに直接依頼すると引越しの予定日がすでにスケジュールが埋まっている可能性がありますので、スケジュールが空いているドライバーを手配してもらうために、Akabou引越のサイトや地域の赤帽組合に依頼するのがおすすめです。
具体的な頼み方の流れを見ていきましょう。
大枠での流れはこのようになっています。それぞれ細かなポイントがありますので、もう少し詳しく見ていきましょう。
STEP1.Akabou引越のサイトや地域の赤帽組合で見積依頼する
まずは電話や申し込みフォームなどから見積依頼をしましょう。
- 引越し日
- 現住所
- 階数
- エレベーターの有無
- 荷物の量
見積依頼をする前に、少なくともこれらの情報を用意しておきましょう。この情報がないことには赤帽で見積もりを作ることができませんので、電話で依頼するにしても、申し込みフォームから依頼するにしても必ず用意しておいてください。
STEP2.提案された見積もりの確認
見積もりは基本的に24時間以内に出してもらえます。提案された金額や条件を確認し、不明な点などがあれば問い合わせをしましょう。
確認するポイントは下記になります。
- どの範囲まで作業してもらえるのか(どの程度の手伝いが必要になるか)
- 訪問時間
- 支払い方法
- トラックでの同乗移動可否
すでにお伝えしましたように、赤帽は搬出と搬入の手伝いが必要になります。ただ、どの範囲で手伝いが必要なのかドライバーによって違ってきます。ほとんど1人で運ぶ人もいれば、冷蔵庫や洗濯機などの重たい荷物を一緒に運ばなくてはいけないケースもあります。
男性なら冷蔵庫や洗濯機などの搬出、搬入の手伝いは問題ありませんが、力の弱い女性ですと手伝えませんので、追加でサポートスタッフを依頼するか、友人や家族に手伝ってもらう必要があります。ですので、どの範囲まで作業してもらえるのか、どの範囲で手伝いが必要なのかは必ず確認しておきましょう。
そのほかに作業のスタート時間や、引越し料金の支払い方法も確認しておいてください。現金のみの対応の場合、事前にお金をお釣りがないように用意しておく必要があります。とても重要なポイントですので、支払い方法は契約前に確認しておきましょう。
赤帽は新居までトラックに乗せてもらえることがあります。ただ、ドライバーによって判断が違いますので、乗せてもらいたい場合には「トラックでの同乗移動可否」の確認もしておきましょう。
STEP3.引越しの申込み
見積内容に問題なければ、申し込みを行います。ここで特に気をつける点はありません。あえて確認しておくとするなら、いつからキャンセル料が発生するかということくらいです。ただ、これに関しては赤帽から説明がありますので、説明漏れがあったときに確認しましょう。
STEP4.引越し準備
申し込みを行ったら、後は引越し前日までに荷物をまとめておきましょう。他の引越し業者のようにダンボールなどの資材を用意してもらえませんので、ネットショップやホームセンターなどでダンボールや布テープ(ガムテープは粘着力が弱いので不可)を購入してください。
STEP5.引越し作業・精算
引越し当日は荷物をトラックに運び、新居で下ろしてもらうだけです。基本的に赤帽は家具の配置などはしてもらえません。ときどき配置を手伝ってくれるドライバーもいますが、好意でしてくれているだけですので、あまり期待しないでおきましょう。
作業が終われば精算になります。事前に確認しておいた方法で支払いを済ませましょう。基本的に心付けは必要ありませんが、満足度が高かった場合には1,000〜2,000円程度の心付けをすると喜ばれます。
赤帽を利用するときの注意点
赤帽の引越しの頼み方は一般的な引越し業者とそれほど変わりませんが、実際の作業では手伝いが必要になるなど、気をつけなくてはいけないポイントがいくつかあります。そこで、ここでは、赤帽を利用するときの注意点をご紹介していきます。
近距離の単身引越しで利用する
赤帽が得意としているのは移動距離が20〜30kmまでの単身引越しです。赤帽の引越し料金は移動距離や拘束時間がベースになっているため、他の都道府県への引越しで利用すると、割安感が薄れてしまいます。
また家族引越しは軽トラック1台に荷物が載らず、2台以上の手配となるため必要なトラックの台数分だけ料金が増えていきます。これは単身引越しでも同じことで、荷物が載らない場合には往復になったり、複数台手配になったりして料金が高額になります。
通常は2週間前、繁忙期は更に早めに予約する
引越しの予約は、通常2週間前でも十分に間に合いますが、繁忙期や月末、週末などは予約が埋まりやすくゆっくりとしていると、地域の赤帽がほとんど出払ってしまい引越しできないなんてこともあります。赤帽は前日でも対応してくれることがありますが、基本的には引越しが決まったらすぐに予約しましょう。
特に3月の引越しは、赤帽も含め多くの引越し業者が予約で埋まり、引越し料金も高額になります。引越し難民という言葉ができるほど、大きな問題になっていますので、3月の引越しの場合には、2ヶ月前には予約するくらいのスケジュールを組んでおきましょう。
腕力に自信がない場合には家族や友人に手伝いを頼む
すでに何度かお伝えしましたが、赤帽は原則として搬出、搬入の手伝いが必要です。ダンボールの移動くらいであれば非力な女性でも運べますが、洗濯機や冷蔵庫、家具などになってくると、ドライバーと2人でも運べないこともあります。
腕力に自信がないなら男性でも、家族や友人にお願いして手伝いを頼むようにしましょう。もしくは事前に相談しておき、必要に応じてオプションで、サポートスタッフを1人追加してもらうようお願いしましょう。
ドライバーの当たり外れは気にしない
赤帽は個人事業主ですので、ドライバーには社交的で元気な人もいれば、コミュニケーションが苦手な職人タイプの人もいます。作業の質は全体的に高いものの、あまり相性が良くないドライバーが担当することもありますが、それは仕方のないことと考えてください。
大手引越し業者のように社員教育が行き届いているわけではありません。あくまでも個人事業主ですのでドライバーごとで対応がまったく違います。対応がいいドライバーが担当になってくれるとラッキーくらいに考えておき、外れてもきちんと荷物を運んでもらえればそれでOKとしましょう。
引越し一括見積もりサイトから依頼する
赤帽でもうひとつ注意しなくてはいけないのが、値引き交渉ができないという点です。赤帽は引越しを行ってはいるものの、基本は運送業ですので宅配便と同じように値引きができません。値引きをするほど高くないので気にしない人もいるかもしれませんが、他社と比較はしたいところです。
例えば荷物が少ないのであれば、赤帽よりもヤマトホームコンビニエンスの専用ボックスを使ったプランのほうが安くなることもあります。地域密着型の引越し業者の場合、赤帽と同じ軽トラックを使っても、格安で引越しできるケースもあります。
頼み方として「Akabou引越のサイトや地域の赤帽組合で見積依頼する」とお伝えしましたが、少しでも安く引越しをしたいのであれば、赤帽に直接依頼するのではなく、1度の申込みで複数の業者にまとめて見積り依頼できる、引越し一括見積もりサイト経由での依頼がおすすめです。
引越し一括見積もりサイトを使えば、複数の引越し業者の見積もりと比較でき、安値を提示してくれた業者にお願いすれば、引越し費用を抑えることができます。引越しはなにかとお金がかかりますので、予算が限られているという人は、そのようなサービスを活用しましょう。
【9月版】 引越し一括見積りサービス12社を徹底比較!おすすめのランキング評価紹介まとめ
赤帽の頼み方について、もう1度おさらいをしておきましょう。まずは下記3つのいずれかの方法で見積り依頼をしてください。
- Akabou引越のサイトから依頼する
- 地域の赤帽組合に依頼する
- 赤帽のドライバーに直接依頼する
見積もりが出てきたら、内容確認をして問題なければ契約。あとは前日までに荷造りを終わらせて、引越し当日に荷物を運ぶだけです。ただし、他社のように任せっぱなしでいいのではなく、搬出と搬入の手伝いが必要ですので注意してください。
全体の流れがこのようになっていますが、少しでも出費を抑えたいなら赤帽だけに依頼するのではなく、引越し一括見積もりサイトを使って赤帽を含めた複数の業者に見積もりをしてもらいましょう。赤帽は低料金で人気ですが、それよりも安く引っ越しできる業者もあります。
最初から赤帽に絞るのではなく、できるだけ2〜4社で相見積もりにして、サービス内容と料金の面で比較検討してください。それでも赤帽の提案のほうが魅力的だったら、赤帽と契約しましょう。
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