引越し時に役立つ掃除グッズ18選!敷金が戻る掃除方法のポイントを解説

引越しをするときには、部屋を借りたときの状態に戻して退去する必要があります。経年劣化したものまで回復させる必要はありませんが、あまりにも部屋が汚れすぎていて数十万円の請求があったというケースもありますので、できる範囲ではきちんと掃除しておきたいところです。

そこでここでは、引越し前の原状回復に役立つ掃除グッズと使い方をご紹介していきます。掃除グッズを上手に活用して部屋を元のキレイな状態に戻し、トラブルのない気持ちのいい引越しを目指しましょう。

部屋を原状回復させるのに役立つ掃除グッズ18選

日頃からこまめに掃除していれば、引越し前だからといって特別な掃除をする必要はないのですが、実際には水回りなどがかなり汚れた状態になっているはず。

これらの汚れは通常の掃除ではなかなか落とせませんので、本格的な掃除で役立つ18種類のアイテムをご紹介していきます。

基本となる掃除グッズ

まずは部屋の掃除に必須のグッズをご紹介します。買い揃えなくてもすでに家にあるかと思いますが、引越し荷物と一緒にして梱包してしまわないように注意しましょう。

掃除グッズ1:掃除機・クイックルワイパー

掃除機は部屋のホコリを効率よく取り除けるので必須の掃除グッズですが、1人暮らしで掃除機を持っていないという人もいるかと思います。もし掃除機がないのであれば、予算に応じてハンディタイプの掃除機やクイックルワイパーのいずれかを用意しておきましょう。

掃除グッズ2:雑巾

掃除機でホコリを取り除いたら、次は雑巾で水拭きしましょう。掃除機では床や壁にこびりついた汚れまでは取れません。床は私たちが思っている以上に汚れており、拭き掃除をするだけで見た目が大きく変わりますので、雑巾を使って部屋中を拭いておきましょう。

引越しのタイミングで捨てるTシャツやタオルなどがあれば、それらを雑巾の代わりにしても構いません。ハサミで使いやすいサイズにカットして雑巾として活用してください。

掃除グッズ3:ゴミ袋

引越しの掃除は通常の掃除よりもゴミが出ます。棚の奥から使わなくなったグッズが出てきたり、ホコリや小さなゴミも捨てたりする必要がありますので、45Lサイズくらいの大きめのゴミ袋を2〜3枚用意しておきましょう。

掃除グッズ4:中性洗剤

掃除をスピーディに行いたいのであれば中性洗剤が便利です。中性洗剤は酸性洗剤やアルカリ性洗剤と比べると洗浄力が低いものの、使う場所を選ばず、肌にも優しいといったメリットがあります。軽度な汚れであれば問題なく落とせますので、まずは中性洗剤で掃除しましょう。

あると便利な掃除グッズ

上記の掃除グッズでもある程度の掃除はできますが、長年かけてこびりついた汚れまでは落としきれないこともあります。そこでここでは、さらにしっかりと掃除をしたい人のために、あると便利な掃除グッズをご紹介していきます。

掃除グッズ5:新聞紙

窓ガラスや鏡をキレイにするのに役立つのが新聞紙です。新聞紙はインクで印刷されているので、汚してしまうのでは?と思うかもしれませんが、実はそのインクが掃除では役立ちます。

新聞紙のインクは水と混ざることで、汚れ成分を分解するといった特性があります。コーティング効果もあるので、キレイな状態が長続きしますので新居でも試してみましょう。

掃除グッズ6:メラミンスポンジ

水垢やトイレの黒ずみ、網戸の汚れを落とすのに便利な掃除グッズがメラミンスポンジです。メラミンスポンジの表面には小さな網目が無数にあり、汚れを削ぎ落とすことができます。広い面積の汚れを落とすのには適していませんが、部分的な汚れが気になる場所に使いましょう。

掃除グッズ7:重曹

エコでマルチな洗剤として使われているのが重曹です。重曹は弱アルカリ性の性質を持つので、お風呂の皮脂汚れや手垢、キッチン周りの油汚れ、換気扇の汚れ、トイレの黒ずみを落とすのに適しています。中性洗剤で落としきれなかった汚れに、重曹スプレーを吹き付けてから拭き取りましょう。部屋の床拭きにも使えます。

掃除グッズ8:クエン酸

クエン酸はその名前のとおり、酸性の性質を持つのでアルカリ性の汚れを落としたいときに有効です。水道の蛇口にこびりついた白い汚れや、便器の黄ばみ、排水口のぬめりを取り除くのに有効な掃除グッズですので、こちらも中性洗剤で落ちない汚れに使いましょう。

掃除グッズ9:ハイター

ハイターは塩素系漂白剤で、除菌・漂白・消臭・ウイルス除去の効果があります。排水口の汚れや、浴室のゴムパッキンなどの黒カビ除去などに利用できます。強力な洗浄力がありますが、酸性洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、使用上の注意をよく読んで使用する必要があります。

掃除グッズ10:床専用クレヨン

フローリングや柱などを傷つけてしまった場合には、床専用クレヨンを使って補修しましょう。床専用クレヨンを温めて傷部分を埋めて、ナイフなどでフラットに仕上げれば傷が目立たなくなります。

掃除グッズ11:穴埋めパテ

壁に開けてしまったネジ穴は、穴埋めパテを使って埋めてしまいましょう。画鋲の穴くらいであれば補修費用を請求されることはありませんが、ネジや釘などで開いた穴は補修費用の請求対象になることもあるので、きちんと埋めておきましょう。

掃除グッズ12:脚立

高いところを掃除するのに脚立があると便利です。椅子で代用できるので必須アイテムではありませんが、家具をすべて搬出した後に高所作業が必要になったときなど、脚立があると何かと助かります。折り畳めてコンパクトになるので、新居まで自分で運ぶこともできます。

掃除グッズ13:軍手

引越しの掃除は想像以上に手が汚れてしまいます。掃除をするときには素手で行わずに、軍手を着用しましょう。また、ビニール手袋の上から着用すれば軍手雑巾になるので、指を使って細かい部分の掃除も簡単にできます。

掃除グッズ14:ビニール手袋

通常の掃除だけなら軍手だけでもいいのですが、酸性洗剤やアルカリ性洗剤を使うときや水回りの掃除をするときにはビニール手袋が必須です。肌が弱いという自覚がある人は、中性洗剤を使うときもビニール手袋を利用しましょう。

掃除グッズ15:マスク

引越しの掃除は大掛かりな掃除になり、ホコリや気化した洗剤成分を吸い込んで体調を崩してしまうことがありますので、できるだけマスクを着用して掃除しましょう。通常のマスクでも問題ありませんが、部屋の汚れがひどい場合には防じんマスクを用意してください。

引越し当日・立ち会い日に役立つ掃除グッズ

家具や家電の裏側など、引越し当日にならないと掃除できないような場所があるものの、掃除機は搬出済みで使えないというケースもあります。

また、後日立ち会いとなって、立ち会い前に部屋に入ったら汚れが気になるということもあります。そういうときに備えて次の掃除グッズを用意しておきましょう。

掃除グッズ16:ウェットティッシュ

ウェットティッシュは手を拭くものだと思っている人もいるかも知れませんが、実は万能な掃除グッズのひとつです。部屋のホコリやちょっとした汚れを簡単に落とすことができ、さらにコンパクトで場所を取りませんので、念の為に用意しておきましょう。

掃除グッズ17:コンパクトほうき・ちりとり

すべての家財を搬出した後の部屋を掃除するのに、コンパクトな箒やちりとりがあると便利です。カバンに収納できるサイズのハンディタイプの箒とちりとりがネットショップなどで売られていますので、立ち会い前の最後の仕上げ用に持っておきましょう。

掃除グッズ18:ガムテープ

梱包で余ったガムテープも便利な掃除グッズとして活用できます。ガムテープの粘着力を利用してホコリを取ることができ、さらにガムテープごと捨てられるのでとてもお手軽です。箒とちりとりを用意できなかった場合には、ガムテープで気になる部分を掃除しましょう。

敷金が戻ってくる掃除のポイント

敷金が返ってこないトラブルを回避するために、しっかりと掃除はしておきたいものの、どこまで掃除をすればいいのかの線引きが難しいですよね。引越準備は何かと時間がかかりますので、ここでは効率的に掃除をするためのポイントをご紹介します。

汚れが目立つ場所を重点的に掃除する

時間がない場合には汚れが目立つ場所を重点的に掃除しましょう。優先的に掃除をすべき場所は次の3ヶ所です。

  • 水回り〜

床はホコリが落ちていたり、汚れがこびりついていたりしなければいいので、掃除機や雑巾、クイックルワイパーなどで簡単に掃除すればOKです。

反対にホコリが目立つような状態は絶対にNG。数分で終わる作業ですが部屋の印象が大きく変わるので、まずは床をきれいにしましょう。

窓がきれいになっていると、光が差し込みやすくて部屋が明るく見えます。こちらも部屋の印象に影響を与えるので、内側も外側もしっかりときれいにしておきましょう。パッキンや窓枠の汚れも落としておくと更に好印象です。

時間がかかる水回りの掃除ですが、浴室のカビやぬめり、トイレの黒ずみや黄ばみといった目立つ汚れから着手しましょう。ただしカビを完全に落とすのは難しいので、市販のカビ取り剤で取り除ける範囲内で構いません。時間に余裕があれば水垢なども落としておきましょう。

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引越し前日までに終わらせておく

荷造りをしていると掃除は後回しになりがちですが、先送りしていると引越し当日になっても汚れたままになります。結局掃除が間に合わず、汚れた状態で引き渡して敷金から大幅に差し引かれるということがよくあります。

1日1ヶ所ずつでいいので、場所を決めて掃除しましょう。少なくとも引越し前日にはすべての掃除がひと通り終わっている状態にしてください。引越し当日にするのは大きな家具や家電を動かした箇所の掃除だけ。

当日の作業は軽く掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりするくらいで完了できるように、コツコツと掃除をしておいてください。掃除をするとゴミや不用品が出てくるので、可能であれば最終のゴミの回収日までに終わらせておくとゴミの処理で悩まされずに済みます。

忙しいなら引越業者のオプションを活用しよう

仕事が忙しかったり、荷造りに時間がかかりすぎてしまったりして、どうしても掃除ができないという場合には、引越業者の掃除オプションや掃除代行業者を活用しましょう。費用は発生しますが、プロが掃除してくれるので仕上がりは完璧です。

ただし、賃貸契約で退去時のハウスクリーニング代を自分が負担するようになっていた場合には、2重にハウスクリーニング代を払うことになってしまいます。忙しくて掃除できないという場合には、不動産管理会社にどの程度まで掃除をすればいいか確認しておきましょう。

ハウスクリーニングが入るから軽くでいいと言われたら、掃除オプションを利用する必要はありません。引越し当日までにできる範囲で掃除しておきましょう。

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新居も掃除をしておこう

引越しで掃除が必要になるのは旧居だけではありません。簡単な掃除でいいので、新居も入居前にキレイにしておきましょう。基本的にはハウスクリーニング済みですので、雑巾で床を水拭きする程度で構いません。

もし階下に飲食店がある場合には、入居前にバルサンなどで害虫対策をしておくのもおすすめです。家財を搬入する前にバルサンを炊いておけば、害虫が家具の裏側に逃げ込むこともないので、効果的に駆除できます。

また浴室もいきなり使うのは抵抗があると思いますので、お風呂用洗剤で掃除をしておくと、引越ししてからすぐに入浴できます。お湯や水がきちんと出るか、事前に確認しておくのもポイントです。これらを引越し前日までに終わらせておけば、新居での生活をスムーズに始められます。

まとめ

立つ鳥跡を濁さずという言葉がありますように、引越しをするときにはできるだけ部屋はきれいな状態にして退去するのが理想です。あまりにも汚れていると敷金が戻ってこないどころか、ハウスクリーニング代や補修費用を請求されることもあります。

ハウスクリーニング代を敷金から引く契約になっている場合でも、立ち会いをするときに部屋がきれいな状態とそうでないのとでは印象が大きく変わります。ここでご紹介した掃除グッズを活用して、床やガラス窓、水回りの目立つ汚れなどは可能な限り落とし、気持ちのいい引越しを目指しましょう。