引越し初期費用払えない!お金かかりすぎを解決するクラウドローンサービス

転職や結婚、出産などのタイミングで引越しを検討し、理想の物件が見つかったのに引越し費用が高すぎて諦めようとしていませんか?でも、条件のいい物件はなかなか出てこないので、何とかして引越ししたいというのが本音ですよね。

そこでおすすめなのが「クラウドローン」です。クラウドローンは簡単な情報入力をするだけで、複数の金融機関から融資の提案を受けられる便利サービスです。2020年に始まったばかりで、まだ広く知られていませんので、ここではその特長や利用方法について解説していきます。

引越し費用はどれくらいかかる?

クラウドローンを使って融資を受けるためには、引越し費用がどれくらい必要になるのかを把握しておく必要があります。ここではまず、引越しにかかる費用についてご紹介していきます。

賃貸契約にかかる費用

賃貸契約をするときには下記の費用が発生します。

賃貸契約費用
敷金家賃1〜2ヶ月分
礼金家賃0〜2ヶ月分
前家賃家賃1ヶ月分
仲介手数料家賃0.5〜1ヶ月分
火災保険料1.5万〜2万円
鍵の交換費用1万〜2万円

※関西では敷金・礼金ではなく、保証金・敷引が必要になります。

引越し先の物件にもよりますが、最大で家賃の6ヶ月分+4万円が必要となり、家賃が10万円なら64万円も初期費用として用意しなくてはいけません。礼金ゼロ・仲介手数料ゼロの物件やフリーレント物件を選ぶことで費用を抑えられますが、新築などの人気物件は高額な費用が必要になります。

引越し業者にかかる費用

引越しを業者に依頼した場合の、通常期(5月〜2月)費用相場を見ていきましょう。以下の料金相場は引越し宣言で集計した料金を元に作成しております。

単身夫婦ファミリー
50km未満35,762円64,227円87,715円
200km未満47,269円87,501円132,266円
500km未満68,727円125,815円191,171円

思ったほど高くないと感じるかもしれませんが、荷物が多い場合には相場の3倍くらいの費用になることもあり、さらに3〜4月の繁忙期になると、相場が1.5倍くらい上がります。ファミリーの引越しで、繁忙期に100km移動する場合には、引越し費用が40万円を超えることもあります。

トータルで必要になる引越し費用

引越しをするタイミングで家具や家電を新調するような場合には、上記費用以外にもお金が必要になります。それらを考慮した引越しにかかる総額は下記のようになります。

単身:40万円
夫婦2人:70万円
ファミリー:90万円

荷物の多さや移動距離によって変わってきますが、かなりまとまったお金が必要になるのが分かってもらえるかと思います。これだけの金額を簡単に用意できる人は限られていますので、そういうときに便利サービス「クラウドローン」の出番となります。

クラウドローンで「引越し費用が足りない」を解決

引越し費用としてまとまったお金が必要だけど貯金がそこまでないという場合、これまではクレジットカード払いにするか、消費者金融のカードローンでお金を借りるのが一般的でした。ただ、クレジットカードも消費者金融のカードローンも金利が高いという問題があります。

そうなると銀行のカードローンを使いたいところですが、種類がとても多く、どの商品を利用すればいいのか迷ってしまいます。そういうときに便利なサービスが「クラウドローン」になります。ここではクラウドローンがどのようなサービスなのか、分かりやすく解説していきます。

クラウドローンとは

クラウドローンはお金を借りたい人と、お金を貸したい金融機関をマッチングするサービスです。お金を借りたい人が、どのような目的でいくら借りたいのかといった情報を登録すると、それに適した金融商品を提携している金融機関が提案してくれます。

例えば「引越しのために60万円借りたい」と登録すれば、それに対して金融機関が「この商品はどうでしょう?」と連絡してくれます。複数の金融機関が商品や金利を提案してくれるので、あとは条件のいい商品を提示した銀行を選んで申込みするだけです。

2020年1月に始まったばかりのサービスですが、約1年で1.5万件の依頼があり、新しい時代のサービスとして金融業界でも注目されています。

低金利だから返済総額が安くなる

クラウドローンの魅力は、提案される金融機関商品の金利が低いことにあります。どれくらいの金利になるかは提案された商品にもよりますが、例えば中国銀行の目的別ローンなら、キャンペーン金利ですが年2.875%で融資を受けることができます。

60万円の引越し費用を48回払いで返済するときの、クレジットカード(実質年率14.6%)との返済総額を比較してみましょう。

クラウドローン(中国銀行):635,856円
クレジットカード:795,696円

なんとクレジットカード払いと比べて、約13万円も返済総額が安くなります。これだけ返済総額に差があるなら、クラウドローンを利用しないのはもったいないですよね。返済総額を減らしたいなら、まずはクラウドローンで申し込みしてみるのがおすすめです。

クラウドローンは安全なの?

クラウドローンは引越し費用調達の便利サービスですが、これまでにない仕組みですので、本当に利用して大丈夫なのか不安になるかもしれません。いい条件を出してくれた金融業界が、実は闇金業者だったとかあると困りますよね。

このサービスでは貸し手が銀行に限られており、闇金業者が紛れているということはありません。また、2020年には東京都主催東京金融賞金融イノベーション部門でも3位に選ばれるなど、自治体が認めるサービスとなっています。

さらに借り入れのための基本情報を入力する段階では名前も住所も入力する必要がなく、個人情報が漏れてしまうというようなこともありません。このように、安全性もきちんと配慮されており、クラウドローンは安心して利用できるサービスになります。

クラウドローンでお金を借りる流れ

実際にクラウドローンを利用して、お金を借りるための流れを見ていきましょう。

クラウドローンのアカウント作成

審査に必要な情報を登録
融資可能な金融機関から提案が送られてくる
提案された商品から1つ選んで融資申し込みをする
金融機関の審査
融資開始

まずはクラウドローンのサイトでアカウント作成をします。

メールアドレス・電話番号を入力

入力したメールアドレス宛に認証コードが届くのでクリックしてパスワードを決めます

審査に必要な情報(都道府県、家族構成、年収、雇用形態、利用目的・融資希望額など)を入力し、クラウドローンの事前審査を受けます。事前審査で問題なければ、融資可能な金融機関から提案が送られてきます。

引越しの場合は生活資金を選んで具体的な目的のところで引越しを選択してください。

必要事項の入力が終わると審査完了になりますので、そのまま申し込みに進みます。

あとは金融機関からの連絡を待つだけです。

チェック
ちなみにこの段階では、個人信用情報機関に記録が残ることはありません。クラウドローンの事前審査に落ちたとしても、その履歴が残って今後の融資に影響を与えることはありませんので、安心して申込みましょう。

あとは条件の商品を選んで、金融機関のサイトで融資申し込みをします。ここからは通常のカードローンと同様で、金融機関の審査に通ったら融資開始となります。

クラウドローンで引越し費用を借りるときの注意点

引越し費用が足りないとき、とても便利なサービスのクラウドローンですが、利用する上で注意しなくてはいけないポイントがいくつかあります。どのような点に注意すればいいのか、詳しく見ていきましょう。

借入希望額は年収の1/3までにする

クラウドローンで借りられる金額の上限は、年収の1/3までだと考えてください。収入が多い場合にはそれ以上融資を受けられることもありますが、原則として融資可能額は年収の1/3です。年収が300万円なら100万円が上限です。

この1/3というのは、他社からすでに借りている金額も含めての金額です。年収が300万であっても、マイカーローンなどの残債が40万円あったら、借りられる金額は60万円となります。これ以上の金額で申請すると、審査落ちする可能性が高くなるのでご注意ください。

きちんと返済計画を立てておく

融資を受ける前に返済計画を立てておきましょう。月々の返済額がいくらになるのかを計算して、無理なく生活できることを確認したうえで、申し込みしましょう。そのときにボーナスはあてにしないで計画を立てましょう。

ボーナスの金額は景気に左右されやすく、会社の収益が悪化した場合には支給されないこともあります。基本的には毎月の給料で返済し、ボーナスが支給されたら、返済総額を減らすために繰り上げ返済しましょう。

金融機関とクラウドローンの申込み内容を揃えておく

金融機関から提案が届いたら、1社に絞って正式な申込みをすることになります。このとき、クラウドローンのマイページから金融機関のウェブサイトに移動し、所定のフォーマットに入力するのですが、このときには登録した基本情報と同じ条件を入力しましょう。

当初よりも引越し費用がかかりそうだからといって、借入希望額を増やすなど情報を変更すると審査落ちする可能性があります。勤務先の情報などの変更もNGです。確実に融資を受けるために、完全に同じ条件で申込みしてください。

審査落ちすることも想定しておく

クラウドローンは金融機関から提案されるので、必ず借りられると思うかもしれませんが、審査を受けた結果、融資を断られることもあります。例えば金融ブラックの人は、事前審査に通っても、ほぼ間違いなく金融機関の審査で落とされます。

金融ブラックでなくても、勤め先の勤続年数が短かったり、個人事業主で収入が不安定だったりすると融資を断られることもあります。提案を受けたからといって、必ずしも引越し費用を貸してくれるわけではないので、審査落ちすることも想定しておきましょう。

まとめ

引越し費用は思った以上に高額になり、家族で遠方に引越しするとなると100万円を超える費用が必要になることもあります。単身での引越しでも40万円くらいの予算が必要で、お金が足りそうにないから引越しを断念しそうになりますが、そういうときにはクラウドローンを利用しましょう。

必ず融資を受けられるわけではありませんが、自分で融資をしてくれる金融機関を探す必要がなく、さらにクレジットカード払いをするよりも低金利で融資を受けられます。申込みから借入までの時間を短縮でき、スムーズに融資を受けられるといったメリットもあります。

きちんと返済計画を立てて利用する必要がありますが、クラウドローンを使えば、お金が足りないからという理由で引越しを諦める必要がなくなります。提案を受けるまでなら個人信用情報機関に記録も残りませんので、安心して引越し費用調達に活用しましょう。

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