この記事は広告を表示することがあります。
低予算で引越しをするときにおすすめなのは地域密着型の格安引越し業者ですが、名前を聞いたことのない業者に依頼するのは不安という人もいるかと思います。やはり誰もが知っている大手引越し業者のほうが安心して任せられますよね。
ただ予算が5万円程度しかないような低予算引越しですと、そもそも大手引越し業者を利用できるのかどうかといった問題もあります。そこでここでは、これから引越しをする人が業者選定で迷わないために、自分に適した引越業者の選び方をご紹介します。
無料の引越し一括見積もりサイトでは国内最大の361社以上の引越し業者が登録しているため、引越し費用が最大50%安くなる。見積もり依頼で最大10万円キャッシュバック。
SUUMO引越しの最大の特徴はメールだけで引越しの一括見積もりが出来ます。電話が苦手な方におすすめです。1回の入力で複数社に無料見積もりするこで引越し費用が安くなります。
大手引越し業者で予算5万円の引越しは難しい
まずは一般的な引越しでどれくらいの費用が発生するのかを見ていきましょう。引越し宣言で独自で集計したデータを元に料金相場を算出しております。
通常期 | 繁忙期(2月~4月) | |
---|---|---|
単身 荷物少なめ | 48,706円 | 66,219円 |
単身 荷物多め | 64,072円 | 87,953円 |
2人 | 112,069円 | 148,275円 |
3人 | 167,086円 | 201,461円 |
4人 | 183,044円 | 227,093円 |
通常期の単身引越しなら、予算5万円でもなんとか引越しできそうですが、家族引越しや繁忙期の引越しとなると予算オーバーになります。しかも大手引越し業者は相場よりも高くなる傾向にあるため、単身引越しでも移動距離によっては格安引越し業者に依頼する必要があります。
もちろん平均値ですので移動距離や家財の量によっては、家族引越しでも大手引越し業者を使って5万円以下での引越しをしている人もいます。ただ、値引き交渉なども必要になりますし、強引に値引きをした結果、作業が雑な下請け業者に回されるといった心配もあります。
そうならないためにも、引越しは予算に見合った規模の業者を選ぶことが重要です。予算が限られているのであれば、その金額で気持ちよく家財を運んでくれる業者を探しましょう。
引越業者別のメリットとデメリット
引越しは予算に見合った業者選定が大切だとお伝えしましたが、そもそもどのようなタイプの引越業者があるのかを把握していない人もいるかと思います。そこで、ここでは引越業者のタイプと、それぞれのメリットやデメリットをご紹介していきます。
大手引越し業者のメリット・デメリット
サカイ引越センターやアート引越センターなど、誰もが名前を知っているのが大手引越し業者で、全国展開をしているので全国どこからどこへでも引越しできます。
・大手なので安心して任せられる
・作業スタッフの技術力が高い
・オプションや設備が充実している
大手引越し業者のメリットは、すべてがしっかりとしていることにあります。以前は対応の悪いスタッフもいましたが、最近はどの業者も社員教育を徹底しており、接客応対は丁寧で作業品質も高く、満足度の高い引越しになります。
・アルバイトスタッフが担当になることもある
・営業電話がしつこい
デメリットはやはり料金が高いことです。予算5万円ですと近場の単身引越しくらいでしか利用できません。また繁忙期には不慣れなアルバイトスタッフを使うことも多く、破損リスクなどがあります。さらに、強引な営業により人、ストレスに感じる人もいます。
地域密着型業者のメリット・デメリット
地域密着型業者は営業範囲を絞って展開しており、短距離・中距離の引越しを得意としています。大手引越し業者のように広告宣伝をしておらず、知名度は低いものの、何十年という歴史をもつ業者もあり、大手にはない柔軟な対応を得意としています。
・臨機応変に対応してくれる
・ホスピタリティが高く気持ちのいい引越しになる
地域密着型業者の強みはとにかく料金が安いことです。大手ほど宣伝しておらず、地域を限定することで効率化を図り、格安料金を提示しています。また、マニュアル通りの対応ではなく、依頼者の立場に立って臨機応変かつホスピタリティの高い対応をしてもらえます。
・自分で見つけるのが難しい
・口コミが少なく利用していいかの判断が難しい
地域密着型業者は玉石混交の状態にあり、優良業者もあれば低スキルで接客応対もできていないような業者もあります。そもそも自分で業者を見つけるのが難しく、口コミも少ないため、利用しても大丈夫かどうか判断するのも難しいのがデメリットです。
軽貨物運送業者のメリット・デメリット
軽貨物運送業者は軽貨物車による単身引越しを提供しています。赤帽などがこれに該当し、近距離の引越しを中心に1万円前後の予算で引越しをしてくれます。
・作業が早いので引越しがすぐに終わる
・トラックに同乗できる
軽貨物運送業者を利用しての引越しは、「安くて早い」が最大のメリット。料金は近距離なら1万円台、長距離でも5万円台で対応してもらえることもあります。作業がとても早く、新居までトラックに同乗できることもあるため、引越しが短時間で終わります。
・簡単な作業と運ぶことしか対応できない
・単身引越し以外はNG
原則1人作業ですので、重たい家財を運ぶときには手伝いが必要になることもあります。さらに基本的には「運ぶ」だけしか対応しておらず、できても洗濯機の着脱程度の簡単な作業のみとなっています。また軽貨物車を使いますので、家財の多い家族引越しには利用できません。
単身パックのメリット・デメリット
大手引越し業者の中には、専用ボックスで家財を運ぶ単身パックを用意している業者もあります。既存の物流ネットワークを使って家財を宅配便のように運ぶため、全国どこへでもリーズナブルな料金で家財を運んでもらえます。
・訪問見積もりなしですぐに引越しできる
・家財の紛失が発生しない
単身パックは宅配便感覚で利用でき、通常の引越しと違って繁忙期でも格安料金で家財を運んでもらえます。また訪問見積もりもなく、すぐに引越しできるといったメリットもあります。専用ボックスですべての家財を運ぶので、家財の紛失が起きません。
・引越資材を自分で用意しなくてはいけない
・近距離でも配送が翌日以降になるNG
専用ボックスに収まらない大きな家具や家電を運べないことが、単身パックの最大のデメリットです。またダンボールやガムテープなどの引越資材を自分で用意する必要もあります。さらに宅配便と同じで、近距離引越でも翌日以降の配送になります。
予算5万円なら大手引越し業者以外を選ぼう
引越業者のタイプを把握できたところで、どのようにこれらの引越業者を使い分ければいいのかについて説明します。まずはそれぞれの特徴を表にしてまとめてみました。
家財量 | 移動距離 | 品質 | 料金 | スピード | 接客 | オプション | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
大手引越し業者 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ |
地域密着型業者 | ◎ | ☆ | ☆ | ◯ | ◯ | ☆ | ◯ |
軽貨物運送業者 | ◯ | ☆ | ☆ | ◎ | ◎ | ☆ | △ |
単身パック | △ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
◎:最適 ◯:適 △:要検討 ☆:業者による
このようにいずれのタイプにも一長一短があります。すべてにおいて満点の引越業者はありませんので、自分の用途に合わせて最適な業者を選びましょう。
たとえば予算5万円の家族引越しなら、料金面で大手引越し業者が除外されます。家財の量を考えると、単身パックや軽貨物運送業者も対応できませんので、消去法で地域密着型業者に依頼することになります。
同じ予算5万円でも単身引越しなら単身パックや軽貨物運送業者が選択肢に入り、家財が少ないなら単身パック、家財が多いなら軽貨物運送業者か地域密着型業者に依頼することになります。
このように引越業者の特性を理解しておけば、業者選定がスムーズになります。見積依頼する前に、引越業者に求めることに対して優先順位を付けて、どのタイプの引越業者を利用するかをあらかじめ決めておきましょう。
引越し一括見積もりサイト!5万円で大手引越し業者も選べる
低予算なら地域密着型の引越業者から選ぶのがセオリー。ただ、それでもやはり大手引越し業者にお願いしたいという気持ちは捨てきれませんよね。そういうときには引越し一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。
1回の申し込みで複数社に見積依頼できるサービスですが、このサービスを利用して大手引越し業者に見積依頼すると、相場よりもはるかに安い金額を提示してもらえます。
- 相見積もりになるから他社に負けないように安値を提示する
- 格安の地域密着型業者もライバルになる
引越料金が安くなる理由はこの2つ。引越業者は通常、1円でも高く引越しするために、相場よりも高い金額を提示します。そこから値引き交渉をすることもありますが、とにかく言葉巧みに高値で契約させようとしてきます。
ところが相見積もりにすると競争相手がいるので、高値を提示すると他社に取られてしまいます。このため大手引越し業者も他社に負けないように限界の安値を提示してくるのですが、そのライバルが大手ばかりではなく、格安の地域密着型業者も含まれているので、本当のギリギリまで下げてきます。
結果的に通常期であれば5万円の予算でも、距離によっては大手引越し業者を利用できることもあります。もちろん地域密着型業者の見積金額も安くなる傾向にありますので、大手引越し業者にこだわらないという人も、低予算で引越しをしたいなら活用しましょう。
まとめ
引越しを安心して任せるなら大手引越し業者。しかし予算が限られているなら、大手引越し業者よりも地域密着型業者が適しています。さらに家財が少ないなら、軽貨物運送業者や単身パックといった選択肢もあります。業者はタイプごとに特性がありますので、引越しの優先順位に合わせて選びましょう。
低予算で大手引越し業者を利用したいなら、引越し一括見積もりサイトを使って見積依頼するのがおすすめ。相見積もりの形になるため、大手引越し業者でも相場よりも安い料金を提示してくれるため、距離によっては5万円という低予算でも引越しできます。
ただし引越料金が安くなるにも限度があり、あまりにも値引き交渉をしすぎると大手引越し業者といえども作業品質が下がることもありますので、基本的には予算に見合った引越業者を利用しましょう。
おすすめの引越し一括見積サイト
引越し一括見積りサービスのなかでも優秀なのが、- 引越し業者の登録者数が1番多いので見積もり料金が安くなりやすい【引越し侍】
- 電話番号入力が不要なので営業電話がない【SUUMO引越し】