冷蔵庫の引き取りに掃除はどこまで必要?やるべき掃除方法4選

Reizōko sōji

冷蔵庫を買い替えるに理想のタイミングのひとつが引越しです。冷蔵庫の寿命は約9年といわれていますが、実際には壊れるまで使い続けるという人がほとんどかと思います。でも古い冷蔵庫は引越しの移動で壊れてしまうこともあるので、そのタイミングで手放したいところです。

問題はその引き取り方法ですが、世の中には冷蔵庫の中身が詰まった状態で回収業者を呼ぶ人もいて、これでは引き取る側も困ります。でも、掃除するにしてもどこまできれいにしておけばいいのか迷いますよね。そこで、ここでは冷蔵庫の引き取りで心掛けたい掃除のポイントと注意点をご紹介していきます。

冷蔵庫を引き取りしてもらうときは掃除をしておこう

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引越しは何かと手間と時間がかかり、少しでも作業を減らして楽したくなりますよね。でも、冷蔵庫の掃除くらいはきちんとしておきましょう。どこで引き取ってもらうにしても、掃除は必須ではありませんが、きれいにしておくことは大人のマナーです。

食べ物が入ったままというのは論外で、ある程度は汚れも落としてください。買取をしてもらう場合には、汚れた冷蔵庫と掃除されている冷蔵庫では印象が違いますし、きれいにしてあることでメンテナンスされていると判断され、高値が付きやすいというメリットがあります。

処分してもらう場合でも、冷蔵庫から異臭がするというのでは、運搬中や保管中に迷惑をかけることになります。もちろん処分する冷蔵庫をピカピカに磨く必要はありません。どこに引き取ってもらうかによって、掃除の程度を決めましょう。

業者別掃除内容
不用品回収業者軽く汚れを落とす
家電量販店軽く汚れを落とす
自治体軽く汚れを落とす
中古買取り業者可能な限り汚れを落とす
メルカリ・ヤフオクピカピカに磨いておく

不用品回収業者、家電量販店、自治体での引き取りは、冷蔵庫をそのまま使用することがないので、見られて恥ずかしくない程度に汚れを落としておくだけで十分です。

一方で中古買取り業者に引き取りしてもらうときは、査定に影響しますので可能な限り汚れを落としておきましょう。ネットオークションやフリマアプリに出品するときは、見た目がそのまま値段に影響しますので、ピカピカに磨くくらいの気持ちで掃除してください。

冷蔵庫を売るか処分するかの判断基準

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冷蔵庫の引き取り方法ごとの掃除レベルについてご紹介しましたが、そもそも自分の冷蔵庫を売ればいいのか処分すればいいのかで迷うかもしれません。高値がつくのに処分するとリサイクル料金がかかりますし、反対に売れないのに中古買取り業者に持ち込んでも時間が無駄になるだけです。

そこで、冷蔵庫が売れるかどうかの判断基準をご紹介していきます。

中古買取り業者で冷蔵庫が売れる条件

  • 製造から5年以内
  • 問題なく使えている
  • 大きな傷や凹みがない

中古買取り業者が買取してくれる条件は、製造から5年以内で外観に問題がなく、正常に動作しているものだけです。まだ5年も使っていないけど、「新居のスペースに合わない」「家族が増えるので大きい冷蔵庫が欲しい」という場合には、中古買取り業者に査定してもらいましょう。

メルカリやヤフオクで冷蔵庫が売れる条件

  • 外観が美しい
  • 問題なく使えている
  • 安い

5年以上使っていても、外観がきれいであれば、メルカリやヤフオクといった個人取引で売ることはできます。特にレトロデザインの冷蔵庫は安定した需要があります。ただし外観がきれいで、問題なく冷やせることが前提です。そのうえで新品よりも大幅に安いことが売れる条件になります。

ただし個人取引ですので、トラブルが起きたときは自分で解決しなくてはいけません。自分で出品するのが難しいなら、メルカリやヤフオクを使い慣れている知人に協力してもらいましょう。

売れないときはお金を払って引き取ってもらう

5年以上使った冷蔵庫を売るのは難しく、どこも引き取ってくれない可能性があります。その場合には購入した家電量販店や自治体、不用品回収業者に回収してもらいましょう。その場合にはリサイクル料金と収集・運搬料金が発生します。

リサイクル料金4,000〜6,000円
収集・運搬料金1,500〜3,000円

処分する場合、掃除は最小限で済みますが、合計で4,500〜9,000円ほど費用がかかります。引越し業者が格安で回収してくれることもありますので、1円でも出費を抑えたいという人は、引越し業者に引き取り可能か確認してみましょう。

無許可の回収業者は使わないこと

無許可回収業者!

住宅地で軽トラックを使って廃品回収をしている業者や、ポストにチラシを投函している業者の多くが無許可回収業者です。このような業者は使わないように気を付けてください。無料と言っておきながら、高額な費用を請求されることがあります。

さらには回収した冷蔵庫を山奥などに不法投棄するケースもあります。無料で回収してくれるなら、リサイクル料金がかからなくてお得に思えますが、冷蔵庫を処分するにはどうしてもリサイクル料金が発生します。それが無料にすると業者が赤字になります。

注意
「無料で回収」は騙すための誘い文句ですので、そのような宣伝をしている業者は絶対に利用しないように気を付けてください。

引き取り前の掃除ポイント

冷蔵庫を掃除するといっても、具体的にどうすればいいのかわからないという人もいますよね。そのような人のために、冷蔵庫の掃除方法やそのときのポイントについて解説します。

冷蔵庫は空にする

あたり前のことですが、まずは冷蔵庫に保管している食材をすべて取り出しましょう。まだ使う食材や調味料はクーラーボックスなどに移して、必要ないものは捨ててください。忘れがちなのが氷で、製氷皿に氷が残っていることがよくあります。これもきちんと捨ててください。

すべてのパーツを取り外して洗浄する

食材や調味料を取り出したら、取り外せるパーツをすべて外してください。古い冷蔵庫はプラスチックが劣化していますので、無理に力をかけて取り外さないように気をつけましょう。強引に外そうとしてパーツが割れてしまったら、それで価値が下がります。

外したパーツはスポンジを使って水洗いしましょう。汚れがこびりついている場合には40℃くらいのお湯か食器用洗剤で洗い落としてください。ただし、引き取り後に処分する場合には水洗いだけで十分です。

冷蔵庫の内側を重曹水で掃除する

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パーツを取り外した状態で、冷蔵庫の内側にこびりついた汚れを落としましょう。重曹水をスプレーして、布で拭き取ればOKです。重曹水は200mlのお湯(40℃)と重曹大さじ1杯を混ぜれば重曹水ができますので、それをスプレーボトルに入れて、冷蔵庫に吹き付けましょう。

パッキンなどの細かな場所は、重曹水を吹き付けてから綿棒などで汚れをかき出してください。重曹水での掃除が終わったら、水拭きと乾拭きをして重曹が残らないように仕上げましょう。

冷蔵庫の外側を消しゴムと重曹水で掃除する

冷蔵庫の外側は食べ物ではなく手垢やホコリなどで汚れています。このような汚れを落とせるのが消しゴムです。取手周りの手垢は消しゴムでこすって落としましょう。ただし消しゴムによって冷蔵庫が色落ちすることもあるので、まずは見えにくい場所で色落ちしないか試してみてから掃除しましょう。

消しゴムで手垢を落としたら、内側と同じように重曹水で全体の汚れを落とし、水拭き、乾拭きの手順で仕上げてください。

掃除だけでなく水抜きも忘れないこと

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冷蔵庫の掃除が済んだら、後は引き取ってもらうだけです。ただし、引き取り前にひとつだけしておかなくてはいけないことがあります。それが冷蔵庫の水抜きです。これは引越しで新居に持っていくケースでも必要ですので手順を覚えておきましょう。

STEP.1
電源
引き取り前日に冷蔵庫の電源を切る(コンセントを抜く)
STEP.2
水処理
水受けトレイに溜まった水を捨てる

することはそれほど難しくありません。引き取りに来てもらう前日に電源を切っておくだけでOKです。冷蔵庫内の水分が水受けトレイに溜まる構造になっていますので、トレイの水をこぼさないように注意して捨てるだけです。

冷蔵庫内に霜

ちなみに冷蔵庫内に霜がついている場合には、霜取りも合わせて行いましょう。霜は2〜3日前に電源を落としておく必要があります。冷凍庫の扉を開けて室温で溶かし、ふきんなどで拭き取っておきましょう。

ちなみにドライヤーで溶かすのは、冷蔵庫が熱で変形するのでNGです。

水受けトレイの位置はメーカーによって位置が違いますので、取扱説明書を確認しておきましょう。冷蔵庫引き取り前日に電源を落として掃除を行い、当日の朝に水抜きをするというのが全体の流れになります。

まとめ

冷蔵庫はどこに引き取りしてもらうにしても、基本的には掃除が必要です。処分する場合にはピカピカに磨く必要はありませんが、重曹水で内側と外側を洗うくらいのことはしておきましょう。もちろん食品や調味料などはすべて取り除いておきましょう。

買取してもらう場合には、見た目が重要になりますので、内側のパーツを取り外して、可能な限り汚れを落としてください。強引に取り外すとパーツが壊れてしまうこともあるので、簡単に取り外せる範囲で構いません。

ただし引越しの準備をする中で、冷蔵庫の掃除は優先順位がそれほど高くありません。最優先して行うことではありませんので、忙しくてそれどころではないという場合には、10分程度の掃除で終わらせて、霜取りと水抜きだけ忘れずに行っておきましょう。