岡山～東京間の引っ越し費用相場はどれくらい？かかる日数などを徹底調査

転勤や就職などで岡山から東京に引っ越ししたり、UターンやIターンなどで東京から岡山に引っ越ししたりするとなった場合、まず気になるのは引越費用がどれくらいかかるのかということですよね。あまりにも高額で、支払えなかったらどうしようかと悩んでいる人もいるかと思います。

ここではそのような人のために、岡山と東京間で引っ越しをするときの費用相場について、詳しくご紹介していきます。また、引っ越しするのにどれくらいの日数がかかるのか、引越料金を安くする方法なども合わせて解説していきます。

岡山～東京間の引っ越し費用相場

岡山から東京、もしくは東京から岡山への引っ越しは、高速道路を使って約650km移動することになるので、引越費用が高額になるのではないかと心配になりますよね。まずは、引っ越し費用の相場がどれくらいになっているのかを見ていきましょう。

引越し侍

単身者通常期（5月〜2月）繁忙期（3月〜4月）
単身者99,000円141,200円
2人家族128,700円185,300円
3人家族174,200円189,800円
参照：引越し侍

ズバット引越し比較

単身者通常期（5月〜2月）繁忙期（3月〜4月）
単身者60,700円225,213円
2人家族106,351円299,477円
3人家族以上163,685円139,382円
参照：ズバット引越し比較

※500km〜（遠距離地方程度）の金額です

suumo

単身（荷物小）115,000円
単身（荷物大）140,727円
2人家族108,000円
3人家族238,571円
4人家族343,727円
参考：suumo

※500km〜（遠距離地方程度）の金額です

引越し一括見積もりサイトごとに料金相場が異なりますが、なんとなくどれくらいの費用で引越できるのか、イメージできたのではないでしょうか。たとえば通常期の単身引越なら10万円程度の予算で考えておけばOKで、3人家族なら17万円程度の予算で引っ越しできることがわかります。

もちろん、これらは相場であり、実際には個別に引越費用が変わってきます。そこで、実際に岡山と東京の間で引っ越しした人が、どれくらいの料金を支払っているのか、実例をいくつか見ていきましょう。

口コミ実例！岡山～東京の引っ越し料金

実例1:岡山市北区 → 東京都港区

時期2015年1月
料金42,300円
間取りアパート → アパート
荷物量ダンボール 5 / 家電 3 / 家具 3 / 衣装ケース 8

実例2:岡山市北区 → 東京都台東区

時期2020年3月
料金93,500円
間取りマンション（1K） → その他
荷物量ダンボール 20 / 家電 3 / 自転車 2

実例3:岡山市中区 → 東京都青梅市

時期2019年7月
料金150,000円
間取り戸建て → 戸建て
荷物量ダンボール 60 / 家電 6 / 家具 7 / 自転車 2

実例4:岡山市北区 → 東京都中央区

時期2019年7月
料金250,000円
間取りアパート → マンション
荷物量ダンボール 30 / 家電 4 / 家具 6 / 自転車 2

単身引っ越しであれば、相場よりもはるかに安い金額で引っ越しできているケースもあり、それほど荷物がないなら5万円以下での引っ越しできていることがわかります。

興味深いのは実例3と実例4で、同じ時期の引っ越しであり、実例4のほうが荷物は少ないのにもかかわらず、実際に払った引越し料金が実例4のほうが10万円も高くなっているという点です。このことからも、引越費用は1件ずつ異なるということがわかってもらえるかと思います。

なぜそのようなことが起きるのかについては、後ほどの詳しくご紹介します。ここでは、相場よりも安くなることも高くなることもあるということだけ、頭に入れておいてください。

岡山～東京の引っ越し日数は2〜3日かかる

次に、岡山と東京の間で引っ越しする場合に、どれくらいの日数がかかるのかについてご紹介します。

岡山と東京は最短でも630kmくらいの距離があるため、引越業者に依頼した場合には、2〜3日かかります。630kmくらいなら1日で運べるように思えますが、引越業者のトラック運転手は1日に運転可能な時間が限られており、出発時間によっては翌々日の受け取りになります。

移動距離が長いため、交通渋滞の影響も受けやすくなります。たとえば土曜日の午前中に搬出して、日曜日の夕方に搬入する予定だったのに、渋滞に巻き込まれて月曜日の搬入になることも珍しくありません。

岡山から東京への引っ越しのように、移動距離が長くなるようなケースでは、搬入時間が予定よりも遅れることも想定しておきましょう。

自分で引っ越しするのではなく引越業者を使おう

引っ越しに2〜3日もかかるなら、自分でトラックを借りて運んだほうが手っ取り早く引っ越しできると考える人もいるかもしれません。ところが岡山から東京までは600km以上の距離があるので、どうしても当日中に運びたいのでなければ、あまりおすすめできません。

  1. 慣れないトラックでの長距離運転は危険
  2. 乗り捨てでも往復でもレンタカー代金が高額になる
  3. 家財の搬出搬入を誰かに手伝ってもらう必要がある
  4. 普通免許で運転できるトラックのサイズには限度がある

この4つが自分で引っ越しするのをおすすめしない理由になります。もし、普段の仕事でトラックの運転に慣れているのであれば、自分で運ぶのもありですが、それでも誰かに搬出や搬入を手伝ってもらう必要があります。

レンタカー代を抑えるために格安レンタカー会社を利用すると、借りた店舗まで戻ってくる費用がかかりますし、大手レンタカー会社で乗り捨てをする場合には高額なオプション費用（ニッポンレンタカーで約7.5万円）が発生します。

自分で引っ越しをするリスクと費用のバランスを考えた場合、岡山と東京はあまりにも離れすぎています。繁忙期で引越業者が見つからない場合や、スケジュールの関係でどうしても当日中に引っ越ししたいのでなければ、基本的には引越業者をご利用ください。

岡山～東京間の引越料金に差がある理由

実際に岡山から東京へ引っ越しした人の事例を見ると、同じような条件なのに引越料金が大きく異なる事例があることに疑問を感じた人もいるかもしれません。そこでここでは、なぜ引っ越し料金にバラツキが発生するのかについて解説していきます。

単身引っ越しの料金に差がある理由

岡山と東京の間で引っ越しをする場合には、予算が10万円程度とお伝えしましたが、上記の事例では5万円以下で引っ越しできているケースがあります。なぜ相場よりも安く引っ越しできているのか気になりますよね。

実は荷物が少ない単身引っ越しの場合、引越業者のトラックで運ぶのではなく、専用ボックスを使って宅配便感覚で家財を運んでもらえるサービスがあり、それを利用すると相場よりも安く引っ越しできます。たとえばヤマトホームコンビニエンスで岡山から東京に引っ越しした場合の料金は次のようになります。

出発岡山県岡山市
到着東京都板橋区
料金33,000円

専用ボックスを使った引っ越しになるため、ボックスに収まらない家財を運ぶ場合には、オプションサービスを使う必要がありますが、それでもかなり格安ですよね。単身引っ越しにはこのような格安サービスがあるため、引っ越し料金にバラツキが出ています。

ヤマトホームコンビニエンスの詳細については別記事がありますので、下記リンク先をご参照ください。

家族引っ越しの料金に差がある理由

岡山と東京間での家族引っ越しにも、引っ越し料金が格安になる下記のようなサービスがあります。

  1. 混載便
  2. 帰り便

定番なのは混載便で、複数家族の家財を1台のトラックでまとめて運ぶので、1家族あたりの運送コストを抑えられるので格安料金で引っ越しできます。家財が届くまで時間がかかりやすいといったデメリットもありますが、相場よりも安い料金で引っ越しできます。

また、岡山の引越業者が東京へ引越荷物を運んだ帰りに、東京から岡山に引越荷物を運ぶといった「帰り便」を利用するケースも引越料金が安くなります。帰り便を使えた場合には、相場の半額近くになることもあるので、家族でも引っ越し料金にバラツキが出るというわけです。

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引っ越し料金は値引き交渉で大きく変わる

まったく同じ条件で、同じ引越業者を使ったAさんとBさんでも引っ越し料金に大きなバラツキが出ることもあります。たとえばAさんは岡山から東京まで12万円で引っ越しできたのに、Bさんは20万円で引っ越しするなんてことも珍しくありません。

なぜこのようなことが起きるのかというと、引っ越し料金には定価というものがないためです。引越業者は1円でも高く引っ越ししたいという本音があるので、見積依頼するとほとんどのケースで相場よりも高い金額を提示してきます。

これがBさんの20万円にあたるのですが、もちろんAさんにも20万円で提案します。ところがAさんは相場よりも高すぎると感じて値引き交渉をします。たとえば他社にも見積依頼して、相見積もりの形にすれば、引越業者は他社に取られないように値引きを提案してくるわけです。

その結果、AさんはBさんと同じ引越業者を使っているのに、岡山から東京まで相場以下の値段で引っ越しできるようになるというわけです。これから業者選定するという人で、引越予算が限られている場合には、値引き交渉をして引越料金を引き下げましょう。

少しでも安く引っ越しするなら！引越一括見積もりサイトを使おう

値引き交渉すれば引越料金が安くなるとわかっていても、交渉が苦手で自信がないという人もいますよね。引越業者も交渉のプロなので、値引きしたつもりでいたのに、実際には相場よりも高値で契約しているケースも多々あります。

このため、最近は値引き交渉して安く引っ越しするのではなく、引越し一括見積もりサイトを使って料金を安くするという手法が主流になりつつあります。引越し一括見積もりサイトというのは1回の申し込みで、複数社に見積依頼できるというサービスになります。

そもそもは見積もりの手間を簡素化できるサービスなのですが、引越し一括見積もりサイト経由で見積依頼すると、必然的に相見積もり状態になるため、引越業者は高値をふっかけることができなくなります。こちらは何もしなくても、業者同士が競い合って安値を提示してくれるようになるわけです。

岡山から東京までの引っ越しや、東京から岡山までの引っ越しのように、長距離引越になる場合には、どうしても引越料金が高額になりやすいので、少しでも安く引っ越ししたいというのであれば、引越し一括見積もりサイトを活用して業者選定を行いましょう。

【9月版】 引越し一括見積りサービス12社を徹底比較！おすすめのランキング評価紹介

まとめ

岡山と東京間の単身引っ越しなら10万円程度、3人家族なら17万円程度が引越料金相場になります。ただし実際に引っ越しをした人の料金を見てみると、相場よりも安くなっているケースもあれば、相場よりも高くなっているケースもあります。

単身引っ越しであれば、専用ボックスを使って家財を新居まで運んでもらうことで料金を抑えることができます。家族引っ越しでも混載便や戻り便を使えば、料金が大幅に安くなります。さらに値引き交渉も有効で、安く引っ越ししたいなら交渉は必須です。

ただし、最近は値引き交渉ではなく引越し一括見積もりサイトを使って、引越料金を安くするという人も増えつつあります。交渉があまり得意ではないという人は、混載便などの格安プランを利用しつつ、引越し一括見積もりサイトを活用して、相場よりも安値での引っ越しを目指しましょう。