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引越しをするときの荷造りで困るのが「大きいぬいぐるみ」ですよね。子どもの頃にプレゼントされた大きいテディベアやクレーンゲームで取ったキャラクターのぬいぐるみなど、新居に持っていきたいけど、どうやって梱包すればいいかわからないという人も多いかと思います。
そこでここでは、大きいぬいぐるみを引越業者に大切に運んでもらうための梱包方法や、新居には持っていかないで手放す方法についてご紹介します。ダンボールに収まらないサイズのぬいぐるみがあるという人は、ぜひ参考にしてください。
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引越しで大きいぬいぐるみを運ぶ方法
普通サイズのぬいぐるみを梱包するときには、他の荷物と一緒にダンボールに詰めて運びます。大きいサイズのポリ袋に入れて運んでもらおうとする人もいるようですが、引越業者によっては破損するおそれがあるということで、その状態では運んでくれないこともありますので、実際に大手引越し業者5社に電話(2021年12月20日)で聞いてみました。
アート引越しセンター
サカイ引越センター
日通
アーク引越しセンター
アリさんマーク
大手引越し業者5社は共通して運んでくれると回答でした。ただし、他の引越し業者に依頼する場合などは対応が変わり自分でダンボールに詰めないといけない場合もあります。
ダンボールに収まらないくらい大きい場合には、別の方法で運んでもらう必要があります。どのような方法があるのか見ていきましょう。
ハンガーボックスや布団袋で運ぶ
多くの引越業者が推奨しているのが、引越業者が用意するハンガーボックスや布団袋に入れて運ぶ方法です。形が崩れると困るぬいぐるみはハンガーボックス、柔らかくて大きいぬいぐるみは布団袋に入れて運んでもらいましょう。
ただし、そのまま入れると破損する可能性もあります。ぬいぐるみを保護するために、大きめのポリ袋に入れてからハンガーボックスや布団袋に入れましょう。
圧縮袋でサイズダウンしてダンボールに詰める
引越業者がハンガーボックスや布団袋を用意していない場合には、圧縮袋を使ってぬいぐるみをサイズダウンさせましょう。布団用の圧縮袋を使えば、かなり大きなサイズのぬいぐるみもコンパクトにできます。
ぬいぐるみを圧縮させて大丈夫なのか不安に思うかもしれませんが、ほとんどのぬいぐるみは圧縮させることができます。ただし中身が詰まっているタイプのぬいぐるみは、圧縮させてもサイズがほとんど変わらないこともあるのでご注意ください。
圧縮してコンパクトになったぬいぐるみはダンボールに詰め込むか、布団に挟むなどして運んでもらいましょう。
衣装ケースに詰め込む
引越しの荷物に衣装ケースがあるなら、そこに大きいぬいぐるみを詰め込みましょう。ぬいぐるみはそれほど重たくないので、きちんと梱包されていれば衣装ケースごと運んでくれます。わざわざ引越しのために購入する必要はありませんが、大きい衣装ケースを持っているのであれば入るかどうか確認してみましょう。
引越業者が許可してくれればポリ袋でもOK
ポリ袋にぬいぐるみの入れた場合には、運んでもらえないことがあるとお伝えしましたが、事前に引越業者に確認しておき、許可してもらえればポリ袋でも問題なく運んでくれます。ただし、営業担当がOKとしても、それが現場に伝わっていないことがよくあります。
その場合には破損があっても構わないことを伝えて運んでもらいましょう。それでも運んでもらえない場合には自分で持っていくか、もしくは宅配便を使って運びましょう。
クロネコヤマトの宅急便なら3辺の合計が200cm、重さ30kgまでなら通常サイズの範囲内で運んでもらえます。
また、ポリ袋に入れた状態で運んでもらえたとしても、運搬中にポリ袋が破けてしまうなどのトラブルも考えられます。ポリ袋を2重にするなどして、簡単には破れないように梱包しましょう。
ぬいぐるみクリーニングサービス経由もおすすめ
ぬいぐるみが汚れてしまっているなら、ぬいぐるみクリーニングサービス経由で大きいぬいぐるみを新居に送るという方法もあります。
クリーニング後に別住所に送れるクリーニングサービスに限られますが、きれいな状態のぬいぐるみと新生活を一緒に始めることができます。
クリーニングサービスによっては補修や防ダニ加工、抗菌加工を施してくれるサービスもありますので、汚れが気になるぬいぐるみを引越しに合わせてクリーニングに出し、最高のコンディションに整えて新居に届けてもらいましょう。
引越し先に持っていかないぬいぐるみの処分方法
新居が狭くて引越し先に大きいぬいぐるみを持っていけない。そういった場合には手放すことになりますが、大きなサイズのぬいぐるみは意外とニーズがあり、捨てる以外にも処分する方法があります。どのような方法があるのか見ていきましょう。
リサイクルショップで買取してもらう
人気キャラクターのぬいぐるみなら、リサイクルショップで買い取りしてもらえます。特に人気キャラクターで状態がいい場合には数万円の値段がつくこともあります。ただし何でも取り扱っているリサイクルショップだと100円にもならない可能性があります。
少しでも高く売りたいなら、ぬいぐるみ専門のリサイクルショップで査定してもらいましょう。また、破損がある場合や臭いや汚れがひどい場合には買取不可となることもありますので、その場合には別の方法で処分しましょう。
メルカリやヤフオクなどで売る
引越しまでに少し時間があるなら、メルカリやヤフオクなどを使って売りましょう。リサイクルショップで売るよりも高値での買い取りが期待でき、必要としている人に直接送ることができるので、愛着のあるぬいぐるみを引き継いでもらう感覚で手放せます。
個人売買はトラブルになりやすいと言われていますが、ぬいぐるみのようなアイテムを売る場合には大きなトラブルになるようなことはほとんどありません。自分で出品するのが難しいなら、友人などにお願いして出品してもらいましょう。
SNSで欲しい人を探す
ツイッターやフェイスブックで繋がっている人が多いなら、SNSで「欲しい人いますか?」と聞いてみるのもいいでしょう。知り合いに大切なぬいぐるみを譲れる安心感があるので、本当に大切なぬいぐるみを手放すときにおすすめです。
ただし譲ってしまったら所有権は相手にあります。ぬいぐるみの扱いが気になっても、口出しをしないように心掛けましょう。
神社やお寺で供養してもらう
もうボロボロで売ることも譲ることもできないなら、人形供養を行っている神社やお寺などで供養してもらいましょう。神社やお寺ではお焚き上げという儀式により、預かったぬいぐるみを燃やして天に還してくれます。
お焚き上げを専門的に行っている業者もありますので、近くに人形供養をしている神社やお寺がない場合には、それらの業者に依頼して供養してもらいましょう。お焚き上げを依頼するときには、焚上士が在籍している業者がおすすめです。
まとめ
引越しで大きいぬいぐるみを新居に運ぶために最適なのは、引越業者の布団袋やハンガーボックスを使って運んでもらうことですが、業者によってはそれらの資材を用意しておらず、自分で梱包しなくてはいけないこともあります。
その場合には圧縮袋でコンパクトにしてダンボールに詰めるか、衣装ケースに詰め込むなどして運んでもらいましょう。事前に確認して許可が出ればポリ袋に入れて運ぶこともできますが、当日になって現場の担当者がNGとすることもあります。その場合は宅配便を使って新居に送りましょう。
また引越しに合わせてクリーニングに出し、きれいになったぬいぐるみを新居に配送してもらうという方法もあります。長く使ってくたびれたぬいぐるみを新居に持っていくときや、修理が必要なときなどにおすすめです。
どの対応がベストなのかは引越業者ごとに判断が違います。訪問見積のタイミングで、どの梱包方法がいいのかを確認しておくと荷造りで迷わずに済みます。大きいぬいぐるみがある場合には、現物を確認してもらって、最適な方法で運んでもらいましょう。
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