引越しで役立つ靴の梱包方法まとめ!100均アイテム5選が超優秀すぎる

これから引越しするというときに、玄関から溢れそうになっている大量の靴を見て、気が滅入っている人いませんか?そのままダンボールに詰めると型崩れしたり、汚れたりしそうですし、だからといって10足以上あると個別に梱包するのも大変ですよね。

ここではそんな、引越しで役立つ靴の梱包方法について解説していきます。靴を梱包するときに役立つ100均アイテムも合わせてご紹介していきますので、大量の靴をどうすればいいのか困っている人は、ぜひ参考にしてください。

引越しで役立つ靴の梱包方法

まずは引越しをするときに、靴をどのように梱包すればいいかについて解説します。基本的な考え方としては「ダンボールに詰める」ことになりますが、シューズの数や種類によって最適な梱包方法が異なります。

どのような方法で梱包すればいいか、詳しく見ていきましょう。

まとめてダンボールに詰める

とにかく簡単に靴を梱包したいのであれば、ダンボールに詰めていきましょう。型崩れしにくいスニーカーなどを、隙間なくダンボールに詰めるだけでOKです。ただし、この方法では靴の色や汚れが他の靴に付着することもあるため、できれば個包装するのがおすすめです。

引越し先ですぐに取り出すなら、1足ずつビニール袋に入れてもいいですし、包装紙などに包んでおくと色移りを避けられます。包装紙ではなく新聞紙の利用をおすすめしているサイトもありますが、新聞紙はインクが靴に移る可能性があるので、黒いシューズ以外不向きです。

また、ダンボール内の隙間をなくしておくと運びやすくなります。個包装してダンボールに詰めたあと、新聞紙やエアキャップなどを使って隙間を埋めておきましょう。重ねて詰めるときには、重たくて丈夫な靴を下、軽い靴を上にすることで型崩れを防げます。

●この梱包方法に適しているシューズ

  • スニーカー
  • 運動靴(ランニングシューズ・スニーカー)
  • サンダル
  • 長靴

個別にシューズケースに収納してダンボールに詰める

冠婚葬祭や仕事で使っている革靴やパンプス、希少価値のあるスニーカーなど、大切な靴は個別にシューズに収納するのがおすすめです。購入したときの箱やシューズケースに靴を梱包し、その箱をダンボールに詰めましょう。

シューズケースのままではダメ?と思うかもしれませんが、小さな箱のままだとトラックに積み込みにくく、さらに運搬途中で落として紛失する可能性もあります。特別な理由がないのであれば、運搬しやすいようにシューズケースをダンボールに詰めてください。

シューズケース内で靴が動くのを防ぐために、シューズケースに靴を入れたら、隙間をエアキャップや包装紙などで埋めてください。ダンボールにシューズケースを詰めるときにも、隙間をしっかりと埋めておくことでシューズケースの破損を回避できます。

●この梱包方法に適しているシューズ

  • 革靴
  • パンプス
  • 大切な靴

引越し業者のシューズケースを借りる

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引越し業者によっては、自社の梱包アイテムとして運搬用のシューズケースを用意しています。シューズケース内が仕切られていて、複数の靴を収納できるようになっているため、個別に梱包しなくてもいいといったメリットがあります。

ただし業者によっては有料だったり、無料でも利用できる数が限られていたりします。引越し業者のシューズケースを利用する場合には、料金や収納できる数などの取り扱いを事前に確認しておきましょう。

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100均アイテム5選!靴の梱包で役立つおすすめ

靴を梱包するときには、さまざまな梱包資材が必要になります。でも引越しは何をするにしてもお金がかかりますので、できるだけ出費を抑えたいところですよね。そういうときに役に立つのが100均アイテムです。

そこでここでは、靴の梱包に便利な5種類の100均アイテムをご紹介していきます。100均ショップごとにネーミングは異なりますが、どの店舗にも置いてあるものばかりですので、最寄りの100均ショップでお求めください。

シューズケース&ボックス

大切な靴を運ぶのに使えるのが、プラスチック製のシューズケースです。男性用と女性用の2種類が用意されているものもあり、シューズケースによってはフタが付いていて、重ねて使うことで靴箱としても活用できるものもあります。

シューキーパー

シューキーパーは型崩れを防いで梱包したいときにおすすめのアイテムです。プラスチック製と木製がありますが、基本的にはどちらを選んでも構いません。引越し後も靴の保管に使いたいのであれば木製、荷物を少しでも軽くしたいならプラスチック製を選びましょう。

万能ベルト

スニーカーやランニングシューズなどを束ねるのに便利なアイテムで、シューズのソール面を合わせてバンドで巻けば、コンパクトな状態でダンボールに詰められます。ソール面がむき出しにならないため、個包装しなくてもシューズが汚れにくいといったメリットもあります。

ラッピングペーパー(包装紙)

シューズを個包装するときに便利なアイテムで、ビニール袋よりも湿気がこもりにくいため、靴の長期保管にも適しています。サイズが小さすぎると、靴がラッピングペーパーに収まりませんので、できるだけ大きなものを選びましょう。

エアキャップ(プチプチ)

シューズの個包装だけでなく、ダンボールの隙間を埋めるのにも便利なのがエアキャップ(プチプチ)です。食器などの割れ物や電化製品などの保護にも利用できますので、100均ショップに行ったときには複数個まとめて購入しておきましょう。

引越しで靴を梱包するときのポイント

引越しで靴を梱包するときには、気をつけなくてはいけないポイントがいくつかあります。どのような点に気をつければいいのか見ていきましょう。

  1. 型崩れをさせない
  2. 引越し当日に履く靴は梱包しない
  3. 1年履いていない靴は思い切って手放す
  4. 新居についたらすぐにダンボールから取り出す

それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

型崩れをさせない

靴の梱包で最も重視しなくてはいけないのが、型崩れさせないということです。しっかり個包装していても、他の靴の重さに負けて潰れてしまい、新居で開梱してみたら形が崩れて戻らなくなったなんてことも考えられます。

大切な靴の型崩れを避けるために、シューズケースやシューキーパーを使うのはもちろんのこと、できるだけ他の靴や荷物の下敷きにならないように気をつけて梱包してください。それでも型崩れさせてしまった場合には、専門業者に補修してもらいましょう。

引越し当日に履く靴は梱包しない

引越しあるあるのひとつですが、引っ越し当日に履く靴まで梱包してしまい、あわててダンボールを開梱するということがよくあります。そうならないように、引越し当日に履く靴を事前に決めて、限界に並べておきましょう。

ちなみに引越しの手伝いをする場合には、簡単に脱いだり履いたりできるように、かかとを踏めるタイプの靴がおすすめです。手伝いをしない場合でも、掃除をしたり搬入指示をしたりと、何度も建物を出入りすることになりますので、履きやすい靴を用意しましょう。

1年履いていない靴は思い切って手放す

引越しはモノを手放すチャンスです。それは靴も同じで、冠婚葬祭用以外で1年履いていない靴があるなら、思い切って処分しましょう。捨ててしまえば梱包作業もしなくて済み、荷物が減れば引越し料金を抑えることもできます。

そもそも靴には寿命があり、一般的には1〜3年で接着剤などが劣化して、いつ壊れてもおかしくない状態になります。履いていなくても保存環境が悪いと劣化が進んでいきますので、見た目が悪くなっているなら新居に持っていかずに手放してください。

新居についたらすぐにダンボールから取り出す

新居についたらすぐに靴をダンボールから取り出してください。通気性が悪い場所に保管しているとカビの原因になり、靴の寿命を縮めてしまいます。もちろん数日程度ダンボールに入れておいても大丈夫ですが、ダンボールに入れたまま放置していると、いざ履こうと思ったらカビだらけなんてことも考えられます。

もしダンボールから取り出すまでに時間がかかる可能性があるなら、ダンボールやシューズケースに乾燥剤を入れるなどしてカビ対策をしっかりと行っておきましょう。

まとめ

引越しをするときに靴はつい適当に扱ってしまいがちですが、何も考えずにダンボールに詰め込むと、お気に入りの靴が汚れたり型崩れしたりして、後悔することになります。大切な靴は個別にシューズケースに入れて、ダンボールに詰めるときにも個包装しておきましょう。

ダンボールに詰めるときには丈夫なものを下、型崩れさせたくない靴を上にすることで型くずれを防ぎやすくなります。梱包資材やシューズケースは100均アイテムを使えば出費を抑えられますので、近所の100均ショップで使えそうなものがないかチェックしておきましょう。

また、梱包前に手持ちの靴を見直して、1年履いていない靴を処分し、持っていく靴もお手入れするというのもおすすめです。新生活を気持ちよくスタートさせるためにも、厳選した靴をきれいな状態にしてから新居に持っていきましょう。