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引越しをするのに複数の業者に相見積もりをしたら、6万円〜8万円という金額になったとします。できることなら、1番安いところに依頼したいところですが2万円も違うとなると作業品質が悪かったり、接客応対が悪かったりするのではないかと不安になりますよね。
そこで、ここでは引越しで相見積もりをしたときに、どの業者を選べばいいのかの選定基準について解説します。また、高品質の引越しを安くするための方法についても合わせてご紹介していきますので、業者選定で迷っている人はぜひ参考にしてください。
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業者選定で相見積もりが必要な3つの理由
まずは引越し業者を選ぶときに、相見積もりが必要になる理由について説明します。1社に依頼して値引き交渉すれば安く引越しできるのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、相見積もりは格安引越しの基本ですので、しっかり頭に入れておきましょう。
理由1.複数社に見積依頼で料金相場がわかる
ほぼすべての引越し業者は、本音からすると1円でも高く引越しをしたいと考えています。同じ引越しをするにしても、6万円で運ぶのと8万円で運ぶのとでは2万円も利益が違います。1日10件ほど運ぶなら1日で20万円、1年だと7,300万円の差額になります。
このため、相場が7万円の引越しでも、見積依頼すると
引越業者
と、相場よりもかなり高い金額を提示してくる業者もいます。比較対象がないと10万円が高いのかどうかわからず、営業担当の口車に乗せられて契約して損をすることが多々あります。
ところが相見積もりにすると、1社くらいは相場よりも高値を提示してくることもありますが、大抵は相場の7万円前後、6万円〜8万円に落ち着きます。その中に10万円と提示してきた業者がいれば、その業者が儲けるために騙していることがわかります。
すべての業者が高値を提示するわけではありませんが、いずれにしても最初から1社に絞ると、提示された金額が妥当かどうかの判断ができません。このため引越し業者選定は、複数の業者への見積依頼が必要になります。
理由2.業者同士で競い合い相場よりも安くなる
相場が7万円の引越しに対して見積依頼すると、大抵は6万円〜8万円に落ち着くとお伝えしましたが、そうなるのには1つ条件があります。
それは、業者に対して相見積もりであることを事前に伝えることです。これをしないと、どの業者も利益をあげるために、7万円よりも高い金額を提示してきます。
反対に相見積もりだと伝えると、高値を提示して他社に取られると困るため、どの業者も可能な限りの安値を提示してくれます。相見積もりであることを伝えるだけで、安くして欲しいと伝えなくても、業者同士が競い合ってくれるわけです。
もし相場よりもかなり高い金額を提示してくる業者がいても、他社が6万円の金額を提示してきたと知ったら
引越業者
と言ってきます。もちろん競い合うにしても限度があるものの、相見積もりにすればもれなく相場よりも安く引越しできます。
理由3.引越し業者の特徴が見えてくる
引越し業者を選定するときに料金と同じくらい大切なのが、信頼できる業者なのかどうかという見極めです。ただ引越し経験が少ないと、どの業者が信頼できるのか判断できませんよね。そこで見積依頼を通じて、業者の接客応対をチェックします。
営業担当の対応があまりにもひどいところは、それを咎めることのない引越し業者だと考えられますので、作業スタッフの対応も同じようにひどくなる可能性が高くなります。反対に教育が行き届いていると感じたら、作業スタッフもしっかりとしています。
他にもアットホームで頼りやすいとか、口数は少ないけど誠実に感じるとか、複数の業者とやり取りをするからこそ、業者の特徴が見えてきます。どのようなタイプの業者なのかを把握できれば、それだけ業者選定がしやすくなり、引越しでの失敗を防げます。
見積金額が6万円・7万円・8万円の口コミ
引越しは信用できる業者に依頼するのが理想とわかっていても、やはり少しでも安く引越しをしたいという人もいるかと思います。そこで、実際の見積金額が6万円〜8万円だった人の引越しの満足度がどうだったのか、引越料金ごとに口コミをいくつかピックアップして見ていきましょう。
引越料金8万円台
口コミ
・電話対応がとても好印象。
・笑顔できちんと対応してくださった。
・気遣いが優れていて会話を交えながら安心感を伝えてくれた。
・雨の中での作業も嫌な顔をせず、言葉遣いも丁寧ですごく良かった。
・キッチンの引き出し一段が全部そのまま残されていた 。
必ずしもすべての人が高く評価しているわけではありませんが、8万円の引越しになると接客応対もしっかしており、作業品質も一定水準以上になっているのが口コミからわかります。社員教育も行き届いており、とても満足度の高い引越しになっています。
ただしスピードを重視するあまり、作業が雑になったり運び忘れがあったりと、やや不満が残る業者もこの価格帯にもいるようです。
引越料金7万円台
口コミ
・リユースダンボールを無料でいただけた。
・遅れていた荷造りを業者さんがお手伝いしてくれました。
・担当者さんが親身になってくれていることが伝わってきた。
・営業と現業の連携が全く取れていない印象。
・引っ越し当日荷物が見積もりより多いと言われて5万追加された。
引越料金が7万円台になると、口コミの評価は全体的に「良かった」という声が目立つものの、8万円台の引越しと比べると満足度は低めです。ちょうどこの価格帯から質が落ちる境界線なのかもしれません。
柔軟に対応してくれる業者が多いものの、社内での情報共有がうまくいっていないことによるトラブルが増えているように感じます。
引越料金6万円台
口コミ
・初めから限界の値段を提示してくれた
・家具家電のほこりをもう少ししっかり取ってくれると助かるなと思った。
・電話で事前に言われていた内容と違い困惑した。
・自家用車で10往復分の荷物が残されました。
・運び方は雑で、もう少し丁寧に運んで欲しかった。
引越料金が6万円台になると「安くて良かった」という声は増えるものの、全体的な評価としては低いものが目立ちます。社員教育が行き届いていないか、そもそも行っていない業者が増えてきて、依頼者目線で対応してもらえていないケースが多々あります。
もちろん6万円台でもしっかりとしている業者もありますが、安いからか満足度の低い業者に当たりやすい傾向にあるようです。
見積金額が6万円~8万円だったときの業者の選び方
ここまでの説明で、引越料金が安ければいいというわけではないことを、しっかりと理解してもらえたかと思います。そうなると、料金以外にどのような基準で業者を選べばいいのか知りたくなりますよね。
そこでここでは、見積金額が6万円~8万円だったときに、どのような基準で業者を選定すればいいのかについて解説していきます。
安さ重視か丁寧さ重視かを決めて絞り込む
引越し業者に見積依頼する前に、まずは引越し業者に何を求めるのか、どのような引越しを希望するのかを明確にしておきましょう。ほとんどの人の希望は「安くて丁寧」だと思いますが、安さと品質は相容れない関係にあります。
引越しは料金が安くなればなるほど、作業はどうしても雑になります。料金が高い業者は社員教育や引越しトレーニングに費用を捻出できるため、安定して高品質かつ気持ちのいい引越しを提供してくれますが、料金が安い業者はスタッフ個人のスキルやセンスにより品質がバラツキます。
優秀なスタッフが担当すれば「安くて丁寧」も実現可能ですが、引越しでは原則としてスタッフを選ぶことはできないため、満足度は運次第。運に頼らずに、自分が希望する引越しを実現したいのであれば、まずは次の基準で業者の絞り込みをしましょう。
- 丁寧な引越しを重視する:8万円台の業者を選ぶ
- 安さを重視する:6万円台の業者を選ぶ
信頼できる業者を選ぶ
引越し業者に何を求めるかを明確にして、業者を絞り込んだら、あとはどれだけ信頼できるかという基準でどの業者に依頼するかを決めましょう。見積もりを提示するまでの過程で、どれだけ親身になってくれたか、柔軟に対応してくれたかを基準にしてください。
- ストレスを感じなかった
- リラックスして応対できた
- 担当者と話がはずんだ
- 親身になって考え提案してくれた
- きちんと話を聞いてくれた
担当者からこのような感じを受けたなら、引越し当日のスタッフにも同等の対応が期待できます。
反対に営業担当の中には、話をまったく聞かずに強引に進めようとする人もいますが、勢いに負けて契約しないように注意してください。業者選定で大事なのは、信頼関係を築けるということです。少しでも不信感を抱いたなら、選択肢から外してしまいましょう。
引越料金をさらに安くする方法
引越し業者に期待することを明確にして、さらに信頼できる業者を選ぶことで満足度の高い引越になると理解できたとしても、それでもやはり少しでも安く引越しをしたいという人もいますよね。
実は作業品質や満足度を下げずに、引越料金を下げる方法があります。ここでは6万円〜8万円の引越しで、高い満足度を得ながらさらに安くする方法をご紹介していきます。
運ぶ荷物をできるだけ減らす
引越料金に大きく影響を与える要素のひとつが荷物の量。ダンボール箱が1〜2個少なくなったくらいでは、引越料金はほとんど変わりませんが、3tトラックで運ばなくてはいけない荷物の量が2tトラックになれば、それだけで大幅に引越料金が下がります。
単純計算で家財の量を2/3に減らさなくてはいけませんが、家財の中にはすでに使っていないもの、念のためにとってあるものが多数ありますよね。そういうものを思い切って処分しましょう。
- 1年以上着ていない服
- 1年以上読んでいない本
- 使っていないいただきもの
- すでに遊んでいない子どものおもちゃ
新居に持っていく必要のないものを挙げてみました。思い出が詰まった家財まで手放す必要はありませんが、引越しはなんとなく所有しているものを手放すチャンスです。躊躇せずに処分して、身軽な状態で新居に向かいましょう。
また、10年近く使っている家電もそろそろ寿命です。せっかく新居に運んでも、数年のうちに壊れる可能性があります。引越し前に処分して、新居で新しく購入しましょう。
【9月版】不用品・粗大ごみ回収おすすめ業者11選!悪徳業者に騙されるな平日のフリー便で引越しする
いつ引越しをするのかも、引越料金に影響を与えます。土日などの休日は引越案件が多く、どの業者も比較的高い金額になりますが、平日になると仕事が少なく、スタッフやトラックが稼働しないままになり、遊ばせておくよりはということで相場以下の金額で引越ししてくれます。
仕事の関係で土日しか引越しできないとう場合を除き、引越しは平日に行いましょう。それも開始時間を指定しないフリー便にすることで、土日と比べて50%近く安く引越しできるケースもあります。
少しでも安くしたいのであれば、業者に直接「予算が限られているので、安く引越しできる日を教えてください」とお願いするのもおすすめ。その場合も、ほとんどのケースで平日のフリー便を提案してくれます。
フリー便でお願いしても、前日までに開始時間が確定します。当日いつトラックが到着するのかわからず落ち着かないなんてことはありませんので、安心してご利用ください。
相見積もりには引越し一括見積もりサイトを利用する
業者選定は相見積もりが重要だとお伝えしましたが、この相見積もりには引越し一括見積もりサイトを利用するのがおすすめです。1社ずつ見積依頼する手間を省けるだけでなく、それぞれに見積依頼するよりも料金が下がりやすいためです。
通常の相見積もりですと、知名度の高い大手引越し業者に見積依頼することが一般的。ところが引越し一括見積もりサイトを使うと、自分では存在に気づかない、地域密着型の格安引越業者もリストアップしてくれて、この業者も込みの相見積もりになります。
大手ばかりの相見積もりだと、見積もりの結果は次のようになります。
大手引越し | 見積もり |
---|---|
A社 | 6万円 |
B社 | 7万円 |
C社 | 8万円 |
平均が7万円でそれよりも少し安い業者もありますが、圧倒的にというわけではありません。ここに地域密着型の格安引越し業者としてD社を入れると、見積金額は次のようになります。
業者 | 見積もり |
---|---|
A社 | 5万円(1万円ダウン) |
B社 | 6万円(1万円ダウン) |
C社 | 7万円(1万円ダウン) |
D社 | 4万円 |
※ダウン額は例えです。必ず1万円下がるわけではないのでご注意ください。
D社が安いことは他の業者も知っているので、見積金額は大手ばかりの相見積もりよりもワンランク安くなります。そうしないと確実にD社に案件を取られてしまうためで、D社よりも安くすることはできなくても、通常よりも安い金額を提示してくれるというわけです。
安くなっても引越しのクオリティは変わりませんので、この状態で高いクオリティを期待してC社を選んでもいいですし、安さにこだわるならD社を選んでも構いません。いずれにしても通常の相見積もりよりも安くなりますので、引越し一括見積もりサイトを使うのがおすすめです。
まとめ
引越しのために相見積もりにしたら、見積金額が6万円~8万円だったとき、これを読むまではおそらく多くの人が6万円の業者を選んでいたかもしれませんが、そんな単純な決め方ではいけないことをきちんと理解していただけたかと思います。
作業品質と引越料金は比例関係にあり、見積金額が安い業者ほど品質が下がって不満の残る引越になる可能性があります。安さを重視して6万円の業者に依頼するなら品質の低さを許容にし、品質を求めるなら8万円の業者を選びましょう。
また荷物を減らしたり、平日のフリー便を使ったりすることで、品質を下げずに引越料金を下げることも可能です。引越し一括見積もりサイトを利用するのも有効ですので、クオリティを下げずに安く引越ししたい人は、これらの方法もご活用ください。
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