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お気に入りの服を久しぶりにクローゼットから出してみたらカビが!こすっても落ちないし、家で簡単に洗濯できるような普段着じゃない…そんな時あなたならどうしますか?
一度生えてしまったカビは繊維の奥まで菌が浸透しているので、しっかり落とさないと同じところからまた発生してしまいます。
そこで、衣類で困った時は衣類の専門家のいるクリーニング店に相談するのが一番!その前に知っておきたい情報を丸ごと教えます。
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衣類に付くカビの種類
白カビ
一番生えやすいカビで、久しぶりに取り出した喪服なんかに付いている事がよくある白カビ。直ぐに着なくてはならない時に限って生えてしまっていると慌てますよね。
でもこの白カビはカビの中でも比較的落とす事ができやすく、油系の薬品には溶けていく特徴があります。
応急処置的に化粧落としなどでササッと拭き取ってしまう事もできますが、後からきちんと繊維の奥までカビの菌を除去しておかないと、同じところに何度も白カビが生えてきてしまう可能性があります。
色素系カビ
色素系のカビと言ったら先ず頭に浮かぶのは緑色のカビではないでしょうか。
パンやお餅などに付きやすいカビで、意外と簡単に発生してしまうので日常生活の中でよく見たことも多いのでは無いでしょうか。
しかし色素系のカビはまだまだあり、お風呂場などに発生しやすい赤カビやオレンジ色のカビ、そして黒カビ。
基本的に糖類に反応して発生する緑・赤・オレンジのカビが洋服に発生する事は無いと言われていて、色素系のカビで一番厄介なのが黒カビです。
衣類に発生するとなかなか落ちてくれません。白っぽい服などに付くと繊維の奥まで染められたように黒くなってしまい、普通のクリーニング店では落とすのが困難と言われています。
衣類のカビ取りクリーニング方法
クリーニング店では、どういった方法のカビ取り手法があるのでしょうか?クリーニング屋さんを選ぶポイントについて紹介します。
基本のクリーニング+シミ抜き
大手クリーニングチェーン店の「白洋舎」でカビ取りのクリーニングをする場合、シミ抜きの扱いになって処理されます。
一般的なクリーニング店でも同じようにカビ取りというプランは無く、シミ抜きの方法を用いてカビの除去を行います。
この時発生する追加料金はカビの度合いによっても変わってきますが、シミ抜きとしては500円くらいから掛かるところが多いようです。
クリーニング店でのカビ取りは、白カビは容易に除去することが可能な場合が多いのですが、色素系のカビに関してはなかなか完璧に落とし切るという事が困難な場合が多いのが現状です。
特に黒カビに関しては、うっすらと色が残ってしまったり、白っぽい衣類の場合は漂白しても元通りにならなかったり…という可能性があることも憶えておきましょう。
専門のカビ取り加工
シミ抜きでカビを落とすのではなく、カビ取り加工を行っているクリーニング店があります。
但しクリーニング店によっては行っている所と行っていない所がありますので、予め確認する事が必要となります。
カビ取り加工は通常のクリーニングやシミ取りと比較しても大変手間の掛かる作業となります。
一着一着手作業で丁寧に行っていくので、料金もクリーニング料金の2倍ほどかかると思っていた方が良いでしょう。
そして手間暇掛かる作業なのにあまりにも安く引き受けてくれるところは、カビを落とす事ができない可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
カビ加工とは、通常油を使用して洗濯されるドライクリーニングとは違い、全て水洗いにて行われます。
これはとても難しい作業でもあり、リスクも伴うものなので料金が高めの設定となっています。
カビの種類別クリーニング
カビには大きく白カビと、黒カビがあります。落ちにくいのは黒カビですが、白カビのうちに簡単に落としておくことも重要です。
白カビの場合
カビの中でも白カビの場合は、簡単に落とす事ができやすいと言われています。
特にシミ抜きなどを行わなくても、普通のクリーニングで目立たなくなるものが多いのです。
但し、ドライクリーニングしかできない衣類に関してはちょっと状況が変わってきます。
ドライクリーニングでは白カビが落ちるという事が無いので、水洗いにて手作業で処理していく事になります。
料金は通常のシミ抜きよりも若干掛かりますが、スーツや礼服などの大事な衣類に付いた白カビをしっかり落としてもらう事ができます。
厄介な黒カビの場合
黒カビは白カビなどと違い、奥の方にまで色素が沈着した状態になっています。普通に水洗いしただけで落ちるものとは違い、かなり専門的な技術が必要となります。
一般的なクリーニング店に持って行っても「できる限りのところまで」と条件付きで引き受けてもらえるか、或いは最悪、受け付けてもらえない事も考えられます。
黒カビが衣服に発生してしまった場合は、カビ取り加工ができる職人さんのいるクリーニング店を探して相談してみる方が良いでしょう。
値段はそれなりに掛かる事が多いのですが、かなりのリスクがありながら処理を行ってもらえるので、大事な衣類ならばそれだけの価値はあるでしょう。
生地の種類別クリーニング
一言洋服と言っても、素材は様々で素材によってカビ取り方法が異なります。誤ってしまうとせっかくの洋服がきれなくなることがありますので、洋服の素材について熟知したクリーニング業者に依頼するのが安心です。ここで生地の種類やその素材の主なクリーニング手法について紹介します。
1.動物繊維
高級品として扱われているものが多い動物繊維を使った衣類。ウールやアンゴラ、絹、カシミヤなどがその代表で、コートやブラウスなど高級ブランドなどに多く使われています。
お出かけ着や大切な衣類として、お家で一着は大事に保管されているのでは無いでしょうか。
そんな高級衣類にもカビは容赦無く生えてしまいます。色物に生えてしまった白カビや、淡い色の衣類に生えてしまった黒カビを見た時はショックですよね。
そんな時、水洗いのできる衣類ならば家で洗濯して、ドライクリーニングが指定されているものならば直ぐにクリーニング屋さんに持って行く事をおすすめします。
白カビ程度なら自宅でも落す事ができるでしょう。
また、動物繊維ではありませんが、天然皮革や合成皮革の靴やブーツなどに付いてしまったカビに関しては、水を含ませて固く絞った布で拭き取り、それでも落とし切れなかった場合にはクリーニング店に相談してみると良いでしょう。
2.植物繊維
吸水性に富み肌触りも心地よい事が特徴で、タオルやハンカチなどの素材にもなっている事が多いのが植物繊維です。
コットンを代表として麻やジュートなどが主に身の回りで使われています。古来、家畜を持つことができない地域で衣服にするために使われていたもので、丈夫で長持ちする繊維としても重宝されていました。
私たちの身の回りでも多くの植物繊維は目にする事が多く、着物やブラウス、布団などの素材としても使われています。
そして植物繊維にもカビは発生します。植物繊維のものは水洗いできるものが多いので、先ずは自宅での洗濯で試してみる事をおすすめします。
落ち方が悪い場合はクリーニング店にお願いすると良いでしょう。特に麻は洗い方によっては色が薄くなってきてしまう事があるので、専門店で相談する事をおすすめします。
3.合成繊維
ポリエステルやポリウレタン、ビニロンなどが一般的にも広く知れ渡っている合成繊維。
衣服の素材としても多く使われていますが、お手頃価格で販売されているスーツなどは合成繊維が使われている物が多いです。
ナイロンやポリエステル、アクリルなどはカビが生えづらい繊維なのですが、その他の種類は動物繊維や植物繊維同様カビが生える恐れがあります。
合成繊維は水洗いにも強く、カビが生えても自宅での洗濯を試してみる事ができやすい衣類が多いですが、スーツや学生服などで形状記憶が施されていないものに関してはクリーニング店でシミ抜き加工を相談した方が良いでしょう。
4.生地が色物
色物の衣類にカビが生えてしまうと、家で水洗いすると色が落ちてしまうのではないか…漂白剤は使えないのだろうか…など色々考えてしまいますね。
特に色落ちがしやすいものとして頭に浮かぶのは濃い色のジーンズや、真っ赤な衣類なんかは他の衣類を染めてしまうくらいの染料が洗濯しているうちに抜けてくることがあり復元は不可能となります。
色自体をしっかり残したまま洗濯をしたいのならクリーニングがおすすめで、100%色落ちが無いとは言えませんが、自宅で洗濯するより技術のある職人さんの手で色止めをしながら洗ってもらう事ができます。
自分で落とせなかった衣類のカビ取りはクリーニング店に相談
大事にしていた衣類に生えてしまったカビは、一般的なクリーニング店に相談するとシミ抜き扱いで落としもらう事になります。
しかし、完全に落とし切ることが難しいというケースも多い様で、カビ加工を行っている職人さんがいるお店へ相談する事が一番の鍵となるでしょう。