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新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、日本国内でも不要不急の外出を自粛するよう要請がありました。こういう状況でも新生活を始めるために引越しをしなくてはいけない人もいますし、都市部から脱出して地方暮らしを始めようと考えている人もいるかと思います。
こんな時に引っ越し出来るの?
でも「こんなときに引越しをしていいの?」「そもそも業者は対応してくれるの?」
といった疑問もあるかと思います。そこで、ここでは新型コロナウイルスが引越しにどのような影響を与えるのかについて解説し、引越しをするときの注意点も合わせて説明していきます。
これから引越しをしなくてはいけないという人は、ぜひ参考にしてください。
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引越しで発生する新型コロナウイルスの3つのリスク
新型コロナウイルスによって不要不急の外出を避けるように要請されています。このタイミングで引越しをすることで、自分が感染してしまう可能性もありますし、さらには自分がすでに無自覚の感染者だった場合、感染を拡大させてしまう可能性があります。それくらいは、すでに理解しているかと思いますが、他にも3つのリスクがあります。
- 都市部から地方への引越しは近隣から不安がられる
- 地方から都市部への引越しは感染リスクが高まる
- 新生活に慣れるのに時間がかかる
それぞれのリスクについて解説していきます。
1.都市部から地方へは近隣から不安がられる
どういう理由であっても、この段階での東京や大阪といった都会から地方への引越しはイメージがよくありません。「東京を逃げてきた」「新型コロナウイルスを持ってきたかもしれない」そういった印象がついてしまうのは避けられません。
そうなったときに、ご近所さんとうまく関係を築けなくなる可能性があります。お子さんがいる場合には、いじめの対象になるリスクもあります。実際に東日本大震災後に福島から避難してきた子どもが、学校でいじめられたという報告もあります。
お子さんのいる家庭の場合、そのようなリスクがあることを必ず頭に入れておきましょう。
2.地方から都市部は感染リスクが高まる
地方から都市部への引越しの場合には、単純に感染リスクが高まります。日本では人口密度の高い地域ほど新型コロナウイルスの患者が増えています。特に東京は人口が多く、さらに満員電車など人との接触が起こりやすい環境にあります。
3.新生活に慣れるのに時間がかかる
新型コロナウイルスによって、あたり前の日常が消えてしまいました。海外では脱マスクになっておりますが、日本国内ではまだまだマスクをしている人が多います。職場でもマスクをしている関係でコミュニケーション不足だったり、リモートの影響で関りが少なくなっております。
引越しは生活環境が大きく変わりますが、このような状況で引越しをすると、生活が安定するのに時間がかかってしまいます。新しい環境で友だちを作るのにも、人と人との交流がないので、つながるのに時間がかかります。
引越しのキャンセル料は直前でないと発生しない
すでに引越しの予約をしていたけど、新型コロナウイルスの状況が改善されずに迷っている人もいますよね。引越しを延期したらキャンセル料が発生するのではないかと、不安になっている人もいるはずです。でも安心してください。引越しのキャンセル料には取り決めがあります。
- 当日:運賃及び料金の50%以内
- 前日:運賃及び料金の30%以内
- 前々日:運賃及び料金の20%以内
当日になって「やっぱりキャンセルする」となると、50%のキャンセル料が発生しますが、3日以上前に伝えればキャンセル料は発生しません。標準引越運送約款で定められていますので、どの引越し業者を利用しても同じです。
さすがに前々日以降に決断するということはないかと思いますので、基本的には新型コロナウイルス対策としての引越しキャンセルは無料で対応してもらえます。ただしキャンセルすると決めたら、1日でも早く引越し業者に連絡してあげましょう。
キャンセルの理由としては「新型コロナウイルス対策として」と伝えるだけでかまいません。延期をするのであれば、それも合わせて伝えておくといいでしょう。
引越し予定者の半数は予定通り引越しをしている
引用:日経新聞より
日本では年度末の3月に転勤や就職、進学のために引越しをする人が増えますが、2020年の年度末も同じように引越しをした人たちがいます。ただし、引越し予定だった人の約40%が延期を決めたという調査結果があります。これは決して小さな数字ではありませんが、反対に60%が引越しを実施しています。
自ら望んで引越しをするというのではなく、会社都合という場合もあるので延期したくでもできなかったという人もいるのでしょう。とはいえ現時点では引越しが感染拡大を引き起こしたという話はありませんし、国からも引越しの自粛要請は出ていません。
そういう意味では、どうしても引越しをしなくてはいけない理由があるなら、ある程度のリスクを受け入れた上で引越しをするのはありです。ただこれまでと同じ感覚というわけにはいかず、いくつか注意しなくてはいけないポイントがあります。
どのような点に注意すればいいのかについて、次章から解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。
引越し先選びで気をつけるポイント
まずは賃貸物件への引越しをする人のために、引越し先選びで気をつけてもらいたいポイントを挙げていきます。
- 引越し先の物件は妥協が必要
- 内見は最小限にしマスクを持参しておく
- 物件は職場や学校の徒歩圏内から選ぶ
これだけでは何に気をつければいいのか分からないかと思いますので、それぞれ具体的な内容について見ていきましょう。
引越し先の物件は妥協が必要
引越しには流動性というものがあります。年度末の3月のように、人が多く動く時期にはたくさんの空き物件が出てきます。条件のいい物件で暮らしている人も、仕事の都合で出ていかなくてはいけないということもあり、思わぬ好物件が出てくることもあります。
ところが、新型コロナウイルスの発生以降は人が動かないようになっているので、選べる物件に限りがあります。それも、他の人たちが選ばなかった物件が残っているので、自分の理想どおりの部屋というのは簡単には見つかりません。
「広さは十分だけど駅から遠い」「静かなエリアだけどオートロックではない」といった感じで、自分の希望がすべては叶わないことが多いので、物件選びではある程度の妥協が必要です。自分なりに優先順位を決めて、妥協できる部分は諦めるようにしましょう。
内見はマスクを持参しておく
このタイミングでの内見は、不動産会社も大家さんもできれば行いたくないものです。無自覚の感染者もいるわけで、接客するのにもリスクがあるためです。
内見を希望する場合には、事前にメールなどでやりとりをして、候補となる物件を2〜3件に絞っておきましょう。室内の写真や動画を事前に撮影してもらっておけば、現地でのチェックポイントも最小限で済むので、対応可能かどうか聞いてみてください。
また、内見するときには必ずマスクを着用してください。マスクなしで内見中にくしゃみをすると担当者が後から除菌処理をしなくてはいけなくなります。最低限のマナーとして来店時からマスクをつけておきましょう。
物件は職場や学校の徒歩圏内から選ぶ
仕事や進学のための引越しをするのであれば、できるだけ職場や学校に徒歩で行ける物件がおすすめです。職場に近いと緊急で呼び出されるかもしれないと思って、職場から遠くに部屋を借りる人もいますが、そうなると電車移動というリスクが発生します。
新型コロナウイルス対策という意味では、公共の交通機関はできるだけ頼らないのが理想です。徒歩で無理なく通えるのは2km圏内ですので、職場や学校から2km圏内の物件を不動産会社にリストアップしてもらいましょう。
東京や大阪といった都市部では家賃が高くて難しいという人は、自転車で通える範囲として5km圏内で探しましょう。普段は自転車通勤で、雨の日は電車やバスに乗るようにするだけでも、感染リスクを下げられます。
騒動が収まった後も、通勤ストレスがなくなるので精神的に余裕ができます。自由にできる時間も増えますので、できるだけ職場近くの物件を選びましょう。
引越しをするときの3つのポイント
引越し先が決まったら、あとは作業と手続きを行うだけですが、この時にも気をつけるポイントが3つあります。
- 役所での転出届は郵便で行う
- 自分の移動方法に細心の注意を払う
- 引越しの挨拶はメモで済ませる
こちらもそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。
1.役所での転出届は郵便で行う
引越しをするときには役所で転出届と転入届を出す必要があります。現在暮らしている自治体の役所と新しく暮らすことになる自治体の役所、それぞれ1回ずつ行かなくてはいけません。ところが新型コロナウイルス対策として、転出届はほとんどの自治体が郵便での受付に対応しています。
また転入届は引越しをしてから14日以内の提出が義務付けられていますが、自治体によっては14日を過ぎての提出も可能としています。
状況の変化によって自治体の対応も変わりますので、まずは自治体のホームページでどのような対応を行っているのか確認して、できるだけ役所に行かなくて済む方法で事務手続きを終わらせましょう。
2.自分の移動方法に細心の注意を払う
引越しをするときに、自家用車がある場合には自分の車で安全に移動できますが、そうでない場合には公共の交通機関を利用することになります。それほどリスクは高くないとはいえ、普段乗ることのない飛行機や新幹線を使うこともあるはずです。
過剰に注意する必要はありませんが、必要以上にあちこちに手を触れないようにすることと、こまめな除菌を心がけましょう。乗り物を待っている間は、できるだけ人との距離を保つようにするのも有効です。
新居についたらすぐに着替えることも重要です。引越しのトラックよりも新居到着が早くなる可能性がある場合には、手荷物に着替えを一式入れておくとよいでしょう。できることは多くありませんが、リスクを少しでも減らす行動を心がけてください。
3.引越しの挨拶はメモで済ませる
引越しをしたら隣近所に挨拶をするのがマナーですが、こういうときには挨拶されても迷惑に感じる人もいます。相手に与える印象が悪くなると、これからの生活で何かと不便です。迷惑に思われないように、引っ越しの挨拶はメモで行いましょう。
どこから引っ越ししてきた誰なのかを分かるようにし、落ち着いたら挨拶に伺いますと書いてメモを投函しておきましょう。
引越し料金だけを考えればチャンス
ここまでの説明で、新型コロナウイルスが収束する前の引越しはリスクが高いことをわかってもらえたかと思いますが、このタイミングで引越しをするメリットがひとつだけあります。それは、引越し料金を低く抑えることができるということです。
引越し料金には定価がなく、年度末のように利用者が多いときには高額な見積金額を提示し、反対に利用者が少ないときには他の業者に取られないように見積金額を下げます。
今は新型コロナウイルスが広まって引越しを延期する人が増えていますので、引越し業者にしてみればどうにかして仕事を確保したい状態にあります。このため、通常よりも見積金額が低くなり、予算を抑えたい人にはチャンスということになります。
ただし何も考えずに1社だけに依頼すると「こういう時期だから」と新型コロナウイルスを理由にむしろ割高な金額を提示されることもあります。それを避けるために、一括見積りサービスを利用して相見積もりの状態にしましょう。
競争相手がいるとなると、引越し業者はそれぞれに限界まで下げた見積を出してきます。少しでも安く引越しをしたいという人におすすめのテクニックですので覚えておきましょう。
まとめ
新型コロナウイルスは感染力が高く、感染しないためには外出を控えるのが対策の基本となります。このため、特別な事情がないかぎり、このタイミングでの引越しは避けて、収束するまで延期しましょう。
ただし、この状況がどれくらい続くのかは誰にもわかりません。仕事の都合などでどうしても引越しをしなくてはいけない人もいるはずです。引越しが避けられないという場合には、物件選びの段階からできるだけ人に会わないで済むように心がけましょう。
実際に引っ越しをするときにも、人や物との接触を避けるように気をつけてください。引越しの挨拶もまずはメモで行い、近所の人たちを不安な気持ちにさせないようにしましょう。
また引越し業者によっては割高な見積金額を提示してくることもありますので、相見積もりの形になる一括見積りサービスの利用がおすすめです。新型コロナウイルスが収束するまで収入面での不安がありますので、少しでも費を抑えて引越ししましょう。
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