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賃貸物件を契約するときに「ティーズサポート24」などの24時間安心サポートへの加入を求められて戸惑っている人いますよね。不動産管理会社に勧められて加入したものの、1回も使っていないので解約したいという人もいるはずです。
ここではそんな「ティーズサポート24」のサービス内容についてご紹介しつつ、24時間安心サポートが本当に必要なサービスなのかについて解説していきます。解約方法も記載していますので、すでに契約しているけど不要に感じている人も、ぜひ参考にしてください。
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ティーズサポート24とは
まずはティーズサポート24が、どのようなサービスなのかについてご紹介してきます。ティーズサポート24は、いわゆる24時間安心サポートのひとつで、緊急時に24時間いつでもすぐに駆けつけてくれるなど、賃貸物件の入居者に安心を提供してくれるサービスです。
具体的には下記のようなトラブルに対応してもらえます。
- 水まわり
- ガラス
- カギ
- 電気
- 管球交換
- ガス
たとえば水道の水漏れが発生したときに、ティーズサポート24会員になっていれば、電話1本で自宅まで駆けつけてくれて、応急対応してもらえます。外出時に自宅の鍵をなくして家に入れなくなったときなども、すぐに解錠作業をしてくれます。
これらの便利なサービスだけでなく、下記のようなバックアップサービスも対応しています。
- 盗難転居支援サービス
- 鍵紛失宿泊補助サービス
空き巣被害などにあって、転居することになった場合には10万円の見舞金を受け取ることができ、鍵の紛失でティーズサポート24のスタッフが解錠できなかったときには、最大1万円の宿泊補助費用を支払ってもらえます。
ティーズサポート24の利用料金
ティーズサポート24の利用料金は契約窓口となる不動産管理会社によって異なります。
各社 | 料金 |
---|---|
ジーエスホーム | 880円/月 |
奥羽興産 | 1,100円/月 |
ケイエスホーム | 1,100円/月 |
この他にも5,500円の加入費が必要になるケースもあります。ちなみに他社の24時間安心サポートの中には、契約時に2年分をまとめて払うケースもあるなど、加入するサービスごとに支払い方法やトータル費用が異なりますのでご注意ください。
ティーズサポート24のメリット・デメリット
いざというときにとても助かるサービスを提供しているティーズサポート24ですが、もちろんメリットだけでなくでデメリットもあります。ここではメリットとデメリットそれぞれについて、詳しく紹介していきます。
メリットの口コミ
- トラブル発生時に迅速に対応してもらえる
- トラブル発生時の連絡先で迷わずに済む
- いつでも対応してもらえるという安心感がある
ティーズサポート24のメリットは、やはりトラブル発生時に迅速な対応を受けられるということで、しかも通常の賃貸物件のように、「水道トラブルなら〇〇」「電気のトラブルなら△△」と別々の連絡先になっておらず、すべてティーズサポート24が対応してくれるので連絡先の管理も簡単です。
また、24時間いつでも対応してくれるという安心感も、ティーズサポート24の魅力です。実際に使うことがなくても、そのようなサービスに加入しているだけでも精神的な安心に繋がり、日々の生活にゆとりができます。
デメリットの口コミ
- 使わない可能性があるのに費用が発生する
- 緊急対応だけで本格的な修理などはしてもらえない
- 対応が遅れることもある
ティーズサポート24のデメリットは、掛け捨てのサービスになっており、使わなくても費用が発生する点にあります。しかも緊急対応はしてもらえるものの、本格的な修理は別途専門業者に依頼する必要があるのもデメリットのひとつです。
そして、24時間迅速な対応をしてくれるといっても、必ずしも5分後10分後に来てくれるわけではありません。対応スタッフが近くにいない場合には、対応まで数時間かかることもあり、費用対効果を考えると、あえて加入する必要はないと感じている人もいるようです。
賃貸物件でティーズサポート24はいる?
ここまでの説明で、ティーズサポート24がどのようなサービスを行っているのか把握してもらえたかと思いますが、1番知りたいのはこのようなサービスが賃貸物件で本当にいる?ということですよね。結論からいえば「人による」というのがその答えになります。
ティーズサポート24などの24時間安心サポートは保険と同じで、必要性があると感じた人が加入し、必要ないと感じた人は加入しなくてもOKです。ただ、それだと判断が難しいでしょうから、どのような人の加入が適しているかをリストアップしておきます。
- 初めてひとり暮らしをする人
- 鍵をなくしやすい人
- 築年数の古い物件に入居する人
- 近所に助けてくれる知り合いがいない人
基本的には自分で応急処置ができそうにない人に適しており、なおかつ鍵をなくしやすい人や故障リスクが高い築年数の古い物件などに入居する人であれば、ティーズサポート24のサポートを受けられると安心です。
反対に、大抵のことは自分でできてしまうという人や、リスク管理も得意という人であれば、あえて加入する必要はありません。ただし、お金がもったいないという基準で利用しないのはNGです。トラブルは誰にでも起こる可能性があり、少しの出費をケチって後悔することのないようにしてください。
不動産管理会社によっては加入必須になる
自分にはティーズサポート24のサービスは必要ないと判断しても、不動産管理会社がサービスへの加入を賃貸契約の必須条件としている場合には、残念ながら「加入しない」という選択肢はなく強制加入となります。
これはティーズサポート24に限ったことではなく、他の24時間安心サポートサービスでも同様です。このようなサービスに入居者全員が加入することで、不動産管理会社は夜間のトラブル対応を自社でしなくてもよくなり、社員の負担を減らせるためです。
契約書に加入が必須となっていた場合には、きちんと契約をして利用料金を支払いましょう。
法律上の考え方としては、「契約自由の原則」があります。 これは、契約をするかしないか、どのような契約をするかは、当事者の自由とする考え方です。 したがって、オプション契約をしたくなければ断ることは自由です。 しかし、契約自由の原則は相手方にもあります。 したがって、オプション契約をしないならば、賃貸借契約を締結しない、という自由が相手方にもあります。谷原弁護士より
解約は契約更新のタイミングで判断しよう
契約で加入が必須の場合には解約もできませんが、もし加入が任意だった場合には、もちろん解約できます。ただし、一括払いをしていた場合に、月割計算もしくは日割計算で返金されるかどうかは不動産管理会社によって異なります。
しかも、解約直後にトラブルが発生すると損した気持ちになりますので、解約は契約更新のタイミングで行うのがおすすめです。2年契約で2年間1度もトラブルもなく、大抵のことは自分で解決できるなら、契約を更新せずに解約してしまいましょう。
ティーズサポート24の解約方法
ティーズサポート24を解約すると決めたものの、どこに連絡していいのかわからずに困っている人もいるかと思います。ここではそのような人のために、ティーズサポート24などの24時間安心サポートを解約する方法についてご紹介していきます。
24時間安心サポートを提供している会社にもよりますが、一般的にはこのような流れで解約します。ポイントは24時間安心サポートの会社に連絡するのではなく、不動産管理会社に連絡して、書面のやり取りをするということです。
また、24時間安心サポートによっては解約手数料が発生するケースもあります。契約書に記載されている場合には支払う必要がありますので、指示に従ってお支払いください。あとは不動産管理会社から手続き完了の通知を受け取れば解約となります。
まとめ
ティーズサポート24などの24時間安心サポートは初めてひとり暮らしをする人や鍵をなくしやすい人、築年数が古い物件で暮らす人にとっては助かるサービスです。ただし基本的には応急対応のみで、DIYが得意な人やリスク管理が得意な人だと必要性が下がります。
このため、基本的な考え方としては自分に必要だと感じた人が加入し、そうでなければ加入しなくてもかまいません。ただし、加入が契約条件になっている場合には、どのような人でも加入するしかありません。
加入が任意だった場合には途中解約も可能ですが、解約してすぐにトラブルが起きるともったいないので、契約更新のタイミングで解約するのがおすすめです。また、解約は24時間安心サポートの運営会社ではなく、不動産管理会社に連絡してください。