wimaxでオンラインゲーム(ネトゲ)はできる!必要な通信速度と応答速度(PING値)は?

オンラインゲーム

自宅のインターネット回線をWiMAXにしようと考えたときに、気になるのはオンラインゲームを快適に楽しめるかどうかということですよね。

最近はPCだけでなく、PS4やNintendo Switchでもオンラインゲームを楽しめるようになっていますが、回線速度や応答速度が遅すぎたり、通信が安定しなかったりするとゲーム中にストレスが溜まってしまいます。

ここではそんなオンラインゲームを、WiMAX回線で楽しむことができるのかについての情報をまとめています。これから自宅のインターネット環境を整えたいというネトゲ好きの人は、ぜひ参考にしてください。

オンラインゲームに必要な通信環境

WiMAXがオンラインゲームに使えるかどうかをお伝えする前に、まずはオンラインゲームに必要な通信環境について説明しておきます。

オンラインゲームをするときの通信環境として重要になってくるのが、通信速度と応答速度です。通信速度はなんとなくイメージできるかもしれませんが、応答速度というのはよく分からないという人もいるかもしれません。

通信速度と応答速度、それぞれの考え方や必要なスペックについて見ていきましょう。

通信速度は10Mbps以上

通信速度はデータを送受信するのにどれだけの時間がかかるかを示したものです。車のスピードなどと同じで、数字が大きければ大きいほどスピードは速くなります。正確にはスピードというよりも、1秒間にどれだけのデータを送受信できるのかを表しています。

例えば10Mbpsの場合は、1秒間に10Mbitのデータを送受信できます。bitという単位は聞き慣れないかもしれませんが、1bitは0.125バイトに換算されますので、10Mbpsの通信速度なら1秒間に1.25MBのデータやりとりできるということになります。

実はオンラインゲームをするときに、この通信速度というのはそれほど重要ではありません。ネトゲで送受信するデータというのはかなり少なく、10Mbpsもあれば快適に遊ぶことができます。

実際に人気のオンラインゲームであるGTA5が公表している通信速度は下記のようになっています。

  • 下り速度:3Mbps
  • 上がり速度:1Mbps(推奨
  • 0.5Mbps(最低)

下り速度というのはサーバーから端末に送られてくる通信速度で、上がりは端末からサーバーに送る通信速度です。ここからも10Mbpsもあれば十分なことが分かります。

ただし、オンラインゲームはゲームデータをダウンロードして遊ぶものもあり、それらのダウンロード時間やデータ容量についても考えなくてはいけません。これについては、後ほど詳しく説明しますので、ここでは「ゲームをするだけなら10Mbpsもあれば十分」と覚えておきましょう。

応答速度は50ms以下

オンラインゲームを遊ぶ上で、重要になってくるのは通信速度ではなく応答速度です。オンラインゲームでは端末とサーバーがデータのやりとりを行います。

端末とサーバーデータのやり取りの流れ

  1. 端末側でボタンを押す
  2. サーバーにボタンを押したという情報が流れる
  3. サーバーが計算を行う
  4. 計算結果をサーバーが端末に送り返す
  5. 端末の画面に結果が表示される

オンラインゲームではこのようなやり取りが行われています。

対戦相手がいるオンラインゲームの場合、応答速度が遅くなると上記の流れが相手よりも遅れてしまいます。いわゆるラグ(タイムラグ)と呼ばれるもので、ラグが大きくなると画面に表示されるタイミングが遅れてしまいますので、格闘ゲームなどでは圧倒的に不利になります。

この応答速度を計測する方法がPINGと呼ばれるもので、32バイトや64バイトといった小さいデータをサーバーに送り、それがどれくらいの速度で戻ってくるかを計測します。値は「ms(ミリ秒)」で表され、値が小さいほど速くなります。

オンラインゲームで必要とされるPING値の目安は次のようになります。

FPS、TPS、格闘ゲーム15ms以下
MOBA30ms以下
RPG50ms以下
ボードゲーム100ms以下

どのようなゲームをするのかにもよりますが、RPGのような比較的ゆっくりできるゲームであれば50ms以下なら快適に遊べます。格闘ゲームのような対戦型のゲームの場合は、さらに応答速度が速くなければ快適に遊ぶことができません。

WiMAXでオンラインゲームはできるのか

オンラインゲームを快適に遊ぶための条件をまとめると次のようになります。

おオンラインゲームの快適な速度

    • 通信速度:10Mbps以上
    • 応答速度:50ms以下

WiMAXは下り最大1.2Gbpsに対応していますので、通信速度は問題なさそうに思えますが、この1.2Gbpsというのはあくまでも理論値であって、実際の数字ではありません。

そこで、ここでは実際に利用している人たちが計測した値を元に、WiMAXでオンラインゲームができるのかを検証していきます。

端末:W05
  • 下り:27.4Mbps 上り:9.8Mbps PING:28ms
  • 下り:16.2Mbps 上り:2.9Mbps PING:46ms
  • 下り:2.9Mbps 上り:0.6Mbps PING:96ms
  • 下り:29.4Mbps 上り:4.5Mbps PING:58ms
  • 下り:168.2Mbps 上り:10.2Mbps PING:38ms
端末:WX05
  • 下り:57.8Mbps 上り:5.6Mbps PING:49ms
  • 下り:155.1Mbps 上り:11.8Mbps PING:37ms
  • 下り:25.6Mbps 上り:10.6Mbps PING:68ms
  • 下り:67.5Mbps 上り:4.5Mbps PING:14ms
  • 下り:41.7Mbps 上り:17.0Mbps PING:59ms
端末:W06
  • 下り:241.4Mbps 上り:18.0Mbps PING:48ms
  • 下り:26.3Mbps 上り:6.8Mbps PING:49ms
  • 下り:42.1Mbps 上り:11.9Mbps PING:47ms
  • 下り:44.9Mbps 上り:4.1Mbps PING:62ms
  • 下り:22.5Mbps 上り:10.2Mbps PING:53ms

実測値からも分かりますように、通信速度も応答速度もかなりの差があります。いずれのケースでも通信速度には問題ありません。通信速度が遅いものもありますが、概ねオンラインゲームを遊ぶには十分な速度が出ています。

ただし、やや不安なのが応答速度のPING値です。いずれも50ms前後(最新機種のW06がやや遅い傾向にあります)ですので、どうにもならないくらい遅いというわけではありませんが、対戦ゲームをするには遅く感じるかもしれません。

それでも10〜30msの値が出ている測定結果もありますので、回線のポテンシャルとしては十分に対応できるのが分かります。このため、「WiMAXでオンラインゲームはできるけど、快適性に関してはそれぞれの使用環境に依存する」というのが、検証結果になります。

WiMAXでオンラインゲームを遊ぶときのポイント

WiMAXの通信速度と応答速度の検証をふまえて、WiMAXをこれから導入しようとする人が気をつけるべきポイントを2つご紹介します。

TryWiMAXで試すか無料解約できるプロバイダーを選ぶ

WiMAXでオンラインゲームを快適に楽しめるかどうかは、それぞれの使用環境によって依存します。

自宅でオンラインゲームをするというのであれば、契約する前にUQWiMAXのTryWiMAXサービスを利用して、Fast.comOokla speedtest.netのような速度計測サイトなどで回線速度を計測しておきましょう。

POINT
計測はできれば1時間おきに行ってください。WiMAXは時間帯によって速度が変わりますので、1回の計測で問題なくても、他の時間帯はNGになることもあります。
また自宅内でも電波の入り安さが違います。できるだけ窓際に端末を置いて計測しましょう。

ちなみに、WiMAXプロバイダーの「Broad WiMAX」と「GMOとくとくBB」は、回線速度が満足できるものでなかった場合に無料解約できます(解約期間あり)。

いずれも3年間の利用料金が安いプロバイダーですので、TryWiMAX
じっくり試したいなら、まずはWiMAXのレンタルWiFiで1ヶ月借りてみるというのもおすすめです。

大容量のゲームデータをダウンロードするのにWiMAXは不向き

WiMAXの通信速度と応答速度が十分であっても、WiMAXに適さない使い方があります。

それは大容量のゲームデータをダウンロードするという使い方で、WiMAXは容量制限がありませんが、3日で10GB以上使うと、1Mbpsにまで速度低下します。

3日で10GBですので、ゲームをするくらいで規制がかかることはありませんが、ゲームをダウンロードするとなると、PS4のゲームデータになると20GB以上、40〜50GBというのも珍しくありません。PS4のファームアップデートでも10GBくらいかかります。

ゲームを遊ぶのには十分なスペックを備えているWiMAXですが、オンラインゲームをするうえで、このような弱点があることも頭に入れておいてください。

ちなみに速度制限がかかるといっても、制限がかかるのは翌日の18時から2時までです。このため、翌日の18時から2時に速度制限がかかるのを理解した上で、数十GBの容量があるゲームデータをダウンロードすることも可能です。

大容量のゲームデータをダウンロードするのは不向きではあるものの、ダウンロードできないというわけではありません。少し遅いWiMAXでも数時間あればPS4のゲームデータをダウンロードできるということも知っておいてください。

WiMAXと相性のいいオンラインゲーム

ここまでの説明ですと、WiMAXでオンラインゲームを遊ぶことは難しそうに思えますが、実はゲームによってはかなり快適で、むしろWiMAXが適しているものもあります。どのようなゲームを遊べるのか見ていきましょう。

  • ポケモンGo
  • 艦これ
  • パズドラ
  • ドラクエ10
  • FF14(ファイナルファンタジーオンライン)
  • 黒い砂漠

ポケモンGOのように、スマホ単体でかなりの通信量を使ってしまうゲームには、WiMAXは最適です。

これからサービスが始まる予定のドラゴンクエストウォークなども、ギガ不足になりやすいかと思いますので、そのようなオンラインゲームを楽しみたいなら、WiMAXがおすすめです。

この他にもWiMAXで遊べるゲームはいくつもありますが、上記のゲームでもやはり使用環境によっては「全然使えない」という口コミも見かけます。

十分な通信速度と応答速度が出ない場合は光回線を選ぶ

WiMAXでオンラインゲームはプレイ可能ですが、ゲームによってはあまり適さないものがあり、使用環境にも影響を受けてしまいますので、下記に該当する人はWiMAXではなく光回線を選びましょう。

  • 自宅で回線速度10Mbps以下、応答速度50ms以上になる
  • オンライン対戦ゲームをプレイする
  • PS4などのゲームデータをダウンロードする

このいずれのケースでも、WiMAX回線に不満を感じる可能性があります。

軽いスマホゲームくらいであればWiMAXでも問題ありませんし、むしろWiMAXのほうが適していますが、グラフィックにこだわった本格オンラインゲームとなると、WiMAXではスペック不足です。

そういう場合には、無理にWiMAXでなんとかしようとせずに、最初から光回線を選びましょう。

今のところ使い分けが大切

WiMAXは通信速度が速く、オンラインゲームを快適に楽しめそうですが、応答速度が50ms前後になることが多く、使用環境やゲームの種類によって快適さに違いが出ます。

まずは、自宅の通信速度と応答速度をTryWiMAXなどで調べて、快適に楽しめるかを確認しましょう。

通信速度と応答速度に問題がなくても、PS4のゲームをダウンロードすると通信制限がかかってしまいますので、ダウンロード容量を必ず確認しておきましょう。

大容量のゲームをダウンロードする場合や、オンライン対戦ゲームをするのであれば、WiMAXよりも光回線がおすすめです。ポケモンGOのように応答速度にあまり依存しないゲームをするなら、WiMAXでも問題ありません。

自分がどのようなゲームをプレイしたいのかをよく考えて、最適な通信環境を整えるようにしましょう。