賃貸アパートやマンションなどの退去の連絡や手続きのまとめ

退室のベストタイミングについて考えてみましょう。
理想的なのは、前物件の退室日と次物件の入居日をぴったり合わせることです。しかし、これが案外、むずかしいものなのです。そこでポイントです。

入居日や退去日、退去の際の注意点を以下の記事で解説しています。

賃貸物件の退去が決まったら まずやるべきこと・気を付けたいことまとめ 一番得する賃貸物件の入居日と退去日を決め方

1.契約満了前に引越をしたい場合はとりあえず退室の申し出をしておく

退室の申し出は通常知日前までにおこなわなければなりません。4月末日に退室したいのであれば、遅くても3月弧日までに申し出る必要があり、4月分の賃料を支払い、契約が満了します。

つまり、次物件の入居日から知日前までに申し出をしておかないと、2つの物件の賃料を支払うことになってしまうわけです。退室日の決定が最初で、入居日はそれから。出るのが先で入るのが後です。このタイミングを上手く合わせないと家賃を2重に支払うことになってしまいます。

2.退室日を過ぎてしまった場合でも追い出されることはない

たとえば3月末日が退室日で、次物件の入居可能日がたとえば4月5日以降だった場合や、次物件にまだ前の居住者がいて入居できないまま退室日がきてしまった場合、この宿無しの期間をどうすればいいのでしょうか。

実家に戻れるという人は実家に帰ればいいでしょう。友人にお世話になるという手もあります。行き場所がない場合でも心配はありません。退室日がすぎてしまっても、話し合いにより、日割りで家賃を払い、あなたは前物件に残ることができます。

ただし、早め早めに次物件が見つからないその旨を不動産屋さんに告げ、おおよその退室予定日を決めて交渉する必要があります。

3.すぎた日数分は日割りで支払う

契約期間を過ぎてしまっても、退室の延長の告知をしておけば更新料を支払う必要はありません。

賃料÷30日(月による)×延滞日数
で、滞在した日数分の賃料だけを支払います。

ちなみに、延滞は次物件を探していることが前提で、その期限にも常識的な限度があります。1カ月を超える場合には、更新手続きが必要となったり、日割り計算をしてもらえなかったりします。あくまで常識の範囲で考えてください。

4.退室することを決めたら1日でも早く次の部屋を探しはじめる

前の部屋に残れば残るほど、日割りで賃料がかかります。かといって、てきとうに部屋探しをしたのでは、いい賃貸生活は送れません。退室を決めたら、早め早めに部屋探しをはじめ、1件でも多く物件を見て回りましょう。

誤解されがちな「原状回復義務」の意味

敷金は基本的に全額取り戻す。今はそれが常識になりつつあります。

旧居の退去手続きの際に敷金返還で損をしないコツと交渉方法」にも詳しく書いてありますが必ずしも全額取り戻せるわけではありません。

なぜなら、あなたが不注意で傷つけた床の修繕費や、汚した絨毯のクリー’一ング代は、敷金から差し引かれる可能性があるからです。

考えなければならないのは、傷つけず、汚さずに生活する工夫を施し、敷金を差し引かれない策を講じることです。

まずは、敷金に関する正しい見解を身につけ、敷金を守る方法を覚えておきましょう。それでも不当に差し引かれるようであれば、もちろんそれは全額取り戻します。