印鑑登録の変更とは?実印や銀行印の変更の手続きの疑問を解決!

印鑑を紛失したり、結婚・就職などの人生の転機に印鑑を新しく作ったりしたときは、既に登録してある実印や銀行印の変更が必要です。そこで、気になる実印や銀行員の変更手続きについて、必要となるものや費用、手続きの流れ等をまとめました。

印鑑登録の変更とは

実印・銀行印の変更には手続きが必要!

契約書や各種届出、宅配便の受け取りなど、印鑑は日常的に使いますよね!そんな印鑑は、以下の3種類に分類されます。

①実印:不動産や車の購入など印鑑証明書が必要となる場合に使用し、市区町村で登録します。
②銀行印:口座の開設や、クレジットカード・光熱費等各種引き落としの手続きに使用し、金融機関で登録をします。
③認印:上記の場合以外の日常的な場面で使用し、登録はしません。

実印や銀行印は、それぞれ市区町村や銀行に登録をしているので、変更をする際には手続きを経る必要があります。では、どのような手続きが必要になるのでしょうか?順に見て行きましょう!

実印がある人は知っておくべき情報

印鑑登録証を無くした場合にも手続きが必要です

印鑑登録の変更、というと印鑑を新しく作った場合に必要な手続きかと思ってしまいがちですよね。しかし、印鑑登録をした際に発行された「印鑑登録証」を紛失した場合にも、印鑑登録の変更手続きは必要になります。なぜなら、紛失した印鑑登録証が誰かに悪用されるのを防ぐために「印鑑登録廃止申請」が必要になるためです。なお、市区町村によっては緊急を要する場合に「亡失届」をサービスコーナーなどで行うことができますが、この場合も後で廃止申請が必要になります。

印鑑登録の廃止を行った後は、再び印鑑登録を行います。このときの印鑑は従前と同じものでも構わいません。また新しい番号で印鑑登録証が発行されるためです。しかし、第三者の悪用を防止するためには、念のため新しい印鑑を用意することをおすすめします。

このような以前の印鑑登録を廃止し、新たに印鑑登録し直す、という手続きの流れは、新しく実印を作った場合などの他の印鑑登録の変更の場合も同様です。

実印の登録についての手続きは?

手続きに必要になるもの

印鑑登録の変更手続きは、上記でご説明したとおり、まず廃止申請をした後、印鑑登録を新たに行う、という流れになります。手続きの詳細は条例で定められるため、市区町村によって異なる場合がありますが、多くの場合下記のものが必要になります。

①登録を廃止する印鑑(または認印でもよい場合もあります)
②新しく登録する印鑑
③本人確認書類(免許証・パスポートなど官公庁が発行した本人の写真付きの身分証明書)

手続きにかかる費用と時間

印鑑登録の変更のために必要な費用については、これも自治体により異なりますが、無料~500円となっています。300円くらいのことが多くなっているようですね。

また、手続きのためにかかる時間ですが、運転免許証やパスポート・写真付き住民基本台帳カードなど官公庁が発行する本人写真付きの身分証明書を用意できる場合は、即日新しい印鑑登録証を交付してもらえます。しかし、それ以外の場合は、自宅に回答書が送付され、その回答書に必要事項を記入した後、市役所へ持参しなければならないため、印鑑登録証の交付まで数日かかることがあります。

引越しをすると住所変更手続きが必要!

引越しをして印鑑登録をしていた市区町村以外に住所が移った場合、印鑑登録の住所変更の手続きが必要になります。これに対し、引越しをしても同一市区町村内の場合は、転居届を提出すればそれだけで印鑑登録の住所も変更してもらえます。

住所変更の手続きですが、まず引越し前の市区町村で印鑑登録の廃止をし、印鑑登録証を返還します。ただし、自治体によっては、転出届をするだけで印鑑登録の廃止がなされるところもあるようですので、お住まいの自治体のホームページ等でご確認ください。

次に、引越し先の市区町村で印鑑登録の手続きを行います。なお、廃止や登録の手続きは、上記でご紹介した内容と同一です。

委任状があれば代理人に頼んでもOK

印鑑登録の変更手続きをしたくても、市役所の窓口が開いている時間は仕事があって行けない、という場合もありますよね。そんな場合は家族などに代理人として、代わりに手続きに行ってもらいましょう。

この場合、登録する印鑑の他、委任状と代理人自身の印鑑(ゴム印以外)が必要になります。また、本人申請で顔写真付きの官公庁交付の身分証明書が提出できない場合と同様、照会書による手続きを経るため、印鑑登録証の交付まで数日かかります。

銀行の届出印についての手続きは?

実印の変更よりは簡単!

銀行の届出印を変更したい場合は、銀行の窓口へ以下のものを持参して変更手続きを行います。

  • 全ての口座の通帳
  • 登録している印鑑(口座ごとに印鑑が異なる場合は全て必要)
  • 新しく登録する印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証・住民票の写し・印鑑証明書等)
銀行の届出印を変更する場合は、印鑑登録の変更のように「廃止」と新たな「登録」という2段階ではなく、単純に変更手続きということで行われるので、手続きとしては簡単になっていると言えます。また、必要とされる本人確認書類も、健康保険証や住民票の写しでもよいとされているため、この点も印鑑登録の変更に比べると、緩くなっていますね。

まとめ

実印や銀行印は、自分の財産の管理に用いられるため、非常に重要です。結婚や就職を機に新しく印鑑を作った場合は必ず変更手続きを忘れないようにしましょう。特に印鑑を紛失した場合は、悪用を防ぐため速やかに手続きを行うようにしてくださいね。