アパートやマンションに適したインターネット光回線の選び方と比較してわかったおすすめのプロバイダー

パソコンを使わないという人が増えてきましたが、スマホやタブレットでインターネットを楽しみたいなら、自宅でのインターネット光回線の契約は必須です。以前は光回線といえばNTTの独占でしたが、最近は様々なプロバイダーがサービスを提供しています。

これだけ増えてしまうと、どこと契約すればいいのか判断が難しいかと思います。そこで、ここではアパートやマンションなどの集合住宅での利用に適したインターネット光回線の選び方と、おすすめのプロバイダーをご紹介します。

アパートやマンションに適したインターネット光回線の選び方

インターネット光回線には、戸建住宅タイプとマンションタイプの2種類があります。アパートやマンションで利用するのがマンションタイプで、1本のインターネット光回線をマンションまで引き込み、そこから契約している家庭ごとに分岐していきます。

このマンションタイプを選ぶときには、下記の点を確認してください。

・アパートやマンションに導入できること
・回線速度は1Gbps以上あること
・契約期間中のトータル費用で比較する
・ISP(インターネットサービスプロバイダ)を継続利用できるかどうか
・利用しているスマホの割引を受けられるかどうか

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

アパートやマンションに導入できること

インターネット光回線を選ぶ前に、そもそも自分のアパートやマンションで利用できるかどうかの確認をしましょう。プロバイダの対象エリアから外れていることもありますし、賃貸の集合住宅の場合は管理会社、分譲マンションの場合には管理組合の許可がないと導入できません。

まずは、利用候補に上がっているプロバイダのホームページで、自分のアパートやマンションがサービス対象エリアに入っているかを確認し、問題ないようであれば管理会社や管理会社に相談して、許可を得た上で導入しましょう。

回線速度は1Gbps以上あること

マンションタイプは1本のインターネット光回線を、契約しているすべての世帯で共用します。このため、他の部屋で大容量のデータをダウンロードしたり、高画質な動画を見たりするときには、回線が極端に遅くなることがあります。

それを回避するために、マンションタイプでは回線速度が1Gbps以上あるインターネット光回線を選びましょう。1Gbps以上の回線速度があるなら10世帯で分けて使っても、1世帯あたり100Mbpsも利用できますのでストレスがありませせん。

契約期間中のトータル費用で比較する

インターネット光回線はキャンペーンや割引などがあり、実際にかかる費用というのが分かりづらい状態にあります。一見すると毎月の利用料金が安いのに、初期費用も含めて計算してみたら割高だったということもあります。

比較検討するときには、契約期間中にかかるトータル費用を算出して、お得になるプロバイダーを選びましょう。仮に2年契約で利用するとしましょう。

トータル費用 = 月額基本料金 × 24ヶ月 + 初期費用(事務手数料・工事費)- 割引

大幅割引やキャッシバックのあるキャンペーンも頻繁に行われていますが、オプション契約が必須だったりしますので、キャンペーン内容をしっかりと確認して、本当に安くなるインターネット光回線を選びましょう。

ISP(インターネットサービスプロバイダ)を継続利用できるかどうか

インターネット光回線を乗り換える場合には、OCNやBIGLOBEなどのISPの乗り換えも必要になるケースがあります。このときに問題になるのがメールアドレスです。ほとんどの人がプロバイダメールを様々なWebサービスで登録していると思いますが、ISPを変更すると、それらの変更手続きも必要になります。

既存のISPのプラン変更をして1ヶ月数百円のプランで契約を続けることで、メールアドレスを残すこともできますが、ISPを継続利用できるならそんな手間もいりません。メールアドレスを変えたくない人は、自分の使っているISPを継続利用できるインターネット光回線を利用しましょう。

利用しているスマホの割引を受けられるかどうか

インターネット光回線の多くが、携帯電話料金の割引に対応しています。ドコモ光のようにドコモの携帯電話を使っていれば割引が受けられるものや、NURO光のようにNURO光でんわのようなオプション加入で割引になるものがあります。

基本的には1社につき1キャリアという組み合わせだけですので、自分の使っているスマホが割引になるインターネット光回線を選びましょう。

アパートやマンションに適したおすすめプロバイダー

インターネット光回線の選び方が分かっても、プロバイダーの数が多すぎて絞りきれないという人もいるかと思いますので、ここではおすすめのプロバイダー6社をリストアップしてご紹介します。それぞれの特徴を把握して、自分に最適なプロバイダーを選びましょう。

ドコモ光

・ドコモの携帯電話料金が最大3,500円も割引になる
・プロバイダ(ISP)を自由に選べる
・フレッツ光回線やケーブルテレビの設備を使ったインターネット光回線

ドコモ光はNTTドコモが、フレッツ光の回線を使って提供するインターネット光回線です。ISP(インターネットサービスプロバイダ)を自由に選べるプランが用意されているため、既存のISPからの乗り換えができないという人でも利用できます。
※ISPがドコモ光に対応している必要があります

ドコモの携帯電話料金が、最大毎月3,500円も割引になり、2年契約の更新のたびにdポイントを3,000ptプレゼントしてもらえます。このため、すでにドコモの携帯電話を使っている人におすすめのインターネット光回線です。

通信速度:1Gbps
割引対象携帯キャリア:ドコモ
月額料金:3,800〜4,200円(契約期間なし:4,800〜5,000円)
基本工事費:15,000円(フレッツ光転用:0円)
契約事務手数料:3,000円
契約期間:2年間
契約解除料:8,000円

対象エリア
NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光」提供エリア

SoftBank光

・インターネット会員数No.1
・光回線工事費キャンペーンで最大24,000円のキャッシバックor割引
・ソフトバンクの携帯電話料金が毎月1,000円割引

固定ブロードバンド契約数が最も多いプロバイダーがSoftBank光です。1Gbpsの回線を利用しつつも、月額基本料金が3,800円と格安で利用できます。しかも光回線工事費キャンペーンとして、乗り換え利用の場合、最大24,000円のキャッシバックか、毎月1,000円の利用料金の割引を24ヶ月受けることができます。

さらにソフトバンクの携帯電話を使っている場合には、携帯電話料金が毎月1000円割引になります。マンションタイプで利用する場合には、料金体系も割引もシンプルで分かりやすいため、ソフトバンクの携帯電話を利用している人におすすめです。

ただし、ISPはYahoo!BBしか選択できませんので、現在他のプロバイダを利用している人は注意してください。

通信速度:1Gbps
割引対象携帯キャリア:ソフトバンク
月額基本料金:3,800円(契約期間なし:4,900円)
契約事務手数料:3,000円
基本工事費:24,000円(フレッツ光転用:2000円・フレッツ光ネクスト転用:0円)
契約期間:2年間
契約解除料:9,500円

対象エリア
NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」の提供エリア

auひかり

・他社からの乗り換えで解約違約金相当額を最大30,000円還元
・「ネットと電話」加入による初期費用相当額割引で基本工事費が実質0円
・auスマートフォンの利用料金が最大毎月1,000円割引

auひかりは初期費用を安く抑えることの出来るインターネット光回線です。他社を解約するときに違約金が発生した場合には、最大30,000円まで還元してもらえるだけでなく、基本工事費30,000円分として、「ネットと電話」加入による初期費用相当額割引で毎月1,250円の割引を受けられます。

もちろんauのスマートフォンを利用したときにも最大1,000円の割引となるため、auのスマホを使っている人に最適なインターネット光回線です。ただし、ISPの選択肢があまり多くないため、ISPを変更できない人は注意してください。

通信速度:100Mbps〜1Gbps
割引対象携帯キャリア:au
月額基本料金:3,400〜5,000円(契約期間なし:3,400〜5,000円)
契約事務手数料:3,000円
基本工事費:30,000円(実質0円)
契約期間:2年間
契約解除料:7,000〜9,500円

NURO光

・下り最大2Gbpsの高速回線を利用できる
・契約件数によって変わる料金体系
・NURO光でんわに加入でソフトバンクの携帯電話料金が毎月1,000円割引

NURO光はマンションタイプとしては最速の、下り最大2Gbpsに対応したインターネット光回線です。面白いのは加入件数によって変わる料金体系です。マンションタイプで10世帯以上の加入があれば、1世帯あたり1,900円で利用できます。

また、オプションのNURO光でんわに加入すれば、ソフトバンクの携帯電話料金が毎月1,000円割引になりますので、ソフトバンクユーザーはさらに割安に利用できます。ただし、ISPはSo-netしか選べませんので、メールアドレスを変えたくない人は注意しましょう。

通信速度:2Gbps
割引対象携帯キャリア:ソフトバンク
月額料金:1,900〜2,500円
契約事務手数料:3,000円
基本工事費:40,000円
契約期間:2年間
契約解除料:9,500円

対象エリア
関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
東海:愛知、静岡、岐阜、三重
関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
九州:福岡、佐賀

So-net光プラス

・3年間2,780円で利用できる
・v6プラス対応ルーターが最大12ヶ月無料
・auスマートフォンの利用料金が最大毎月1,000円割引

So-net光プラスは、加入から3年間2,780円で利用できるインターネット光回線です。しかも1Gbpsの回線を使え、次世代通信「v6プラス」に対応したWiFiルーターも利用できるため、マンションでも快適なインターネットを楽しむことができます。

さらにauスマートフォンの利用料金が、最大毎月1,000円割引になるという特典もありますので、auのスマホを利用している人なら毎月の通信費用を大幅に減らすことができます。ただし、契約解除料が他社よりも高い20,000円、契約期間も3年になっていますので、気をつけてください。

通信速度:1Gbps
割引対象携帯キャリア:au
月額基本料金:4,480円(36ヶ月までは月額料金2,780円)
契約事務手数料:3,000円
基本工事費:24,000円(フレッツ光転用:0円)
契約期間:3年間
契約解除料:20,000円

対象エリア
NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」の提供エリア

コミュファ光

・東海4県+長野で使える格安インターネット光回線
・最大10Gbpsの高速回線を利用できる
・auスマートフォンの利用料金が最大毎月1,000円割引

コミュファ光は、中部テレコミュニケーションが提供する格安のインターネット光回線で、東海エリアでは顧客満足度3年連続No.1と高い評価を受けています。マンションタイプなのに10Gbpsのプランも用意されており、動画視聴もダウンロードも快適に行えます。

KDDIグループですので、auスマートフォンの利用料金が最大毎月1,000円割引で利用できます。さらにマンションタイプですと基本工事費が0円で、契約事務手数料も700円しかかかりません。ISPの数が限られているのと、そもそも利用できるエリアに制限があるという点だけ注意してください。

通信速度:30Mbps〜10Gbps
割引対象携帯キャリア:au
月額基本料金:3,980〜6,350円(契約期間なし:5,080〜7,450円)
契約事務手数料:700円
基本工事費:無料
契約期間:2年間
契約解除料:10,000円
撤去工事費用:12,000円

対象エリア
愛知、岐阜、三重、静岡、長野

携帯キャリアで選ぶ自分に最適なプロバイダ

6つのプロバイダーをご紹介しましたが、どれが自分に適しているかわからないという人のために、携帯キャリアによる絞り込み方法をご紹介します。

【ドコモ携帯電話を使っている】
・ドコモ光

【ソフトバンクの携帯電話を使っている】
・NURO光
・NURO光のエリア対象外だった場合はSoftBank光

【auの携帯電話を使っている】
・auひかり
・auひかりのエリア対象外だった場合はSo-net光プラス
・東海4県+長野県の場合はコミュファ光

このような絞り方をすれば、最適なプロバイダーがすぐに見つかるはずです。ただし、スマホ割がそれほど大きな額にならない場合には、この組合せ以外でお得なプロバイダーを選んでも構いませんので、参考として覚えておいてください。

まとめ

1Gbpsのインターネット光回線サービスが始まったことで、アパートやマンションなどでも常に快適な速度でインターネットを楽しめるようになりました。このため、選ぶときには回線速度が1Gbps以上であることを条件とし、自分の使っているキャリアの割引を受けられるプロバイダーを選びましょう。

ただし、これらを導入するには管理会社や管理会社の許可が必要ですので、サービスの対象エリアであることを確認したら、まずは管理会社や管理組合に相談することから始めましょう。自分で選ぶのが難しい場合には、ここでご紹介した6社の中から契約し、快適なインターネットライフを手に入れましょう。