【4月版】満足度で選ぶ火災保険比較サイトおすすめ5選!保険プロが徹底検証して解説

火災保険に加入するときには、まず基礎知識を学び、次にいくつかの保険会社に見積依頼して比較検討するのが一般的です。ただ、見積依頼を1社ずつするのは面倒ですし、何よりもどう比較していいか分からないという人も多いかと思います。そんなときに便利なのが火災保険比較サイトです。

とはいえインターネット上に火災保険比較サイトがいくつもあり、どれを利用していいのか判断が付きませんよね。そこでここではおすすめの火災保険比較サイトを5つご紹介し、それぞれの特徴について解説していきます。

おすすめの火災保険比較サイト5選を先に見る

火災保険比較サイトとは

おすすめの火災保険比較サイトをご紹介する前に、まずはその役割やメリット・デメリットなどをお伝えしておきます。

火災保険比較サイトというのはその名前の通り、火災保険を比較検討するために利用するサイトです。サイトによってできることが少し違いますが、下記のような機能を持っています。

  • 一括見積依頼
  • 火災保険の基本を学べる
  • 火災保険シミュレーション

どのサイトでも共通しているのは、保険会社に対してまとめて見積依頼できるという点にあり、これがメインの役割だと考えてください。あとはコラムなどで火災保険の基礎知識を学ぶことがで、サイトによっては保険料相場がわかるシミュレーションを設置しています。

これらの機能をもった火災保険比較サイトを利用することで、どのようなメリットとデメリットがあるのかを見ていきましょう。

火災保険比較サイトを利用するメリット

  1. 手間と時間をかけずに見積依頼と比較検討ができる
  2. 複数の保険会社からの連絡を1本化できる
  3. 保険選びのアドバイスをもらえる
  4. 無料で利用できる

火災保険比較サイトのメリットはこの4点です。

丸尾
丸尾

まずは何といっても、手軽に見積依頼ができるということです。加入する住宅の情報を1回入力するだけで、その条件に最適な火災保険の見積もりを複数の保険会社から出してもらえます。

個別に依頼するよりも短時間で済むため、じっくりと比較検討できます。

また、本来であれば保険会社や代理店ごとに応対しなくてはいけませんが、火災保険比較サイトによってはサイトそのものが窓口になってくれるので、連絡先を1本化出来ます。さらに、保険選びの相談に乗ってくれるサイトもあり、火災保険の知識が少ない人でも最適な保険を選べます。

これだけのメリットがありながらも、火災保険比較サイトは無料で利用できます。お金を払ってでも利用したいサービスが無料なのですから、使わない理由がありません。

火災保険比較サイトを利用するデメリット

  1. 火災保険比較サイト選びが難しい
  2. サイトによっては契約まで時間がかかる
  3. いくつもの保険会社や代理店から連絡がある

火災保険比較サイトのデメリットはこの3点です。

火災保険選びをするにはある程度の知識が必要なので、火災保険比較サイトを使うのがおすすめなのですが、そもそも火災保険比較サイトを選ぶのにも知識が必要です。サイトが乱立しているような状態で、どのサイトも同じようなアピールをしており、違いが分かりにくくなっています。

さらに見積依頼から契約まで1週間以上かかるケースもあり、すぐにでも契約したい人には向いていない火災保険比較サイトもあります(数日で契約までできるサイトもあります)。

メリットで「窓口の1本化」を挙げましたが、窓口になってくれず、一括での見積依頼をしたら、あとは保険会社や保険代理店に任せてしまうサイトもあります。

ある程度の知識があればそれでも問題ありませんが、人によってはそこにデメリットを感じることになります。

火災保険比較サイトはどんな人におすすめ?

とても便利な火災保険比較サイトで、火災保険に加入する人なら誰にでも利用してもらいたいところですが、特に下記のような人におすすめです。

  • 初めて火災保険に加入する人
  • 火災保険の乗り換えを考えている人
  • 忙しくて比較検討する時間がない人

丸尾

火災保険比較サイトと相性がいいのが、初めて火災保険に加入する人や、現在すでに火災保険に加入しているけど、保険料が高くて乗り換えをしたいという人たちです。

火災保険は契約内容が補償内容や契約内容が難しく、自分の知識だけで選ぶのは大変ですが、火災保険比較サイトならアドバイスを受けながら火災保険の絞り込みができます。

また、仕事が忙しくて火災保険選びに時間をかけられないけど、できるだけ自分に適した火災保険に加入したい人にもおすすめです。見積依頼時間を短縮できるため、見積依頼から契約までを短期間で終わらせることも可能です。

火災保険比較サイトは、保険選びをサポートしてくれるサービスだと考えてください。何でも自分でできてしまい、火災保険にも詳しい人にはメリットが少ないのですが、火災保険がよく分からないという人にはメリットが多いサービスですので、積極的に利用していきましょう。

おすすめ火災保険比較サイト5選

インターネットで「火災保険比較サイト」を検索すると、いくつものサイトが出てきて、どこを利用していいのかわかりませんよね。ほとんどが名前を聞いたことのないサイトで、利用しても大丈夫なのか不安になる人もいるかと思います。

そこでここでは、実績が十分にあり、利用者からも高い評価をされているおすすめの火災保険比較サイトを5つご紹介します。それぞれ個性が違いますので、自分に適した火災保険比較サイトを利用しましょう。

火災保険一括見積もりサイト比較表

クリックで飛べる総合評価保険会社数保険代理店運営見積もり日数サポート見積もり費用
カンタン火災保険 19社当日あり無料
保険の窓口インズウェブ 15社数日各保険会社による無料
住宅本舗 16社数日あり無料
i保険 13社数日あり無料
価格.com 10社当日あり無料
比較評価基準はこちら

カンタン火災保険

保険会社数19商品
サポート実績50,000人
運営会社株式会社ユースラッシュ

  • 保険代理店のサービスだから窓口が一本化できる
  • 最短当日対応
  • プロに相談しながら決められる

カンタン火災保険は。保険代理店が提供するサービスですので、窓口が一本化でき、他の火災保険比較サイトのように複数の業者から連絡がくることがありません。

さらにスピード感のある対応を得意としており、12時までの見積依頼であれば最短当日中に見積書を出してもらえます(当日対応を希望する場合には電話での確認が必要)。

保険のプロが在籍しており、見積もりを出して終わりではなく、相談しながらどの火災保険に加入するのがいいのか決めることができます。さらには加入後も担当者がきちんとサポートしてもらえるので、いざというときにも安心なおすすめサイトになります。

カンタン火災保険で見積もりする

保険の窓口インズウェブ

insweb
保険会社数15社
利用者数10万人
運営会社SBIホールディングス

  • 参加保険会社が15社もある
  • 細かい要望にも対応
  • 充実した火災保険コラム

保険の窓口インズウェブは、SBIホールディングスが運営する火災保険比較サイトです。見積依頼できる保険会社の数が15社と多く、見積依頼するときには細かい要望を記載するスペースもあり、イレギュラー条件にも対応しています。

さらに火災保険に関するコラムが充実しており、火災保険について知識がない人でも選び方などがわかるようになっています。

ただし保険代理店ではないため、一括見積りは保険の窓口インズウェブのサイトから行えますが、その後は保険会社や保険代理店から見積もりが届き、自分で比較検討し複数の業者と相談や交渉を行う必要があります。

インズウェブで見積もりする

住宅本舗

zyuutakuhonnpo
保険会社数16社
累積利用者75,000人
運営会社株式会社A2Z

  • 火災保険、地震保険の専門家に相談できる
  • 利用者の92%が満足
  • 手元にある他社の見積もりも含めて検討できる

住宅本舗は「あなたにピッタリでお得な住宅ローンが見つかる」をコンセプトに、住宅ローンの仮査定一括代行申し込みサービスを行っているサイトで、住宅ローンと合わせて火災保険の比較・検討サービスも展開しています。

火災保険、地震保険の専門家のアドバイスを受けて絞り込みができるということで、利用者の92%がサービスに満足している人気サイトのひとつです。

保険代理店ではないため、見積もりは提携保険代理店から提示されるため、見積もりが揃うまで時間がかかるケースもあり、担当者との相談して加入申し込みをするため、火災保険加入までに比較的時間に余裕がある人におすすめのサイトです。

住宅本舗で見積もりする

i保険

保険会社数13社
契約件数年間利用者数 300万人(サービス全体)
運営会社株式会社アイ・エフ・クリエイト

  • 見積前にシミュレーションできる
  • 火災保険商品の詳細情報がわかる
  • 電話での相談にも対応

i保険は年間300万人が利用する保険比較サイトで、火災保険だけでなく生命保険や海外旅行保険を検討するときにも利用できます。見積依頼前に利用できるシミュレーションは、様々な条件を入力できるため、条件ごとの比較ができ、火災保険選びで重宝されています。

さらにはシミュレーションで提示された保険商品の詳細情報も、i保険のサイト内でチェックすることが可能で、このサイトだけで火災保険の絞り込みができます。

また自分で火災保険の選定ができないという人のために、見積もりや資料が届いてから、電話で補償内容などを説明してもらえます。しっかりと納得した上で契約できるので、利用者の満足度が高いサイトです。

i保険で見積もりする

価格.com

kakakukomu
保険会社数10社
年間見積件数非公開
運営会社株式会社カカクコム・インシュアランス

  • 見積前に簡易シミュレーションできる
  • カカクコム・インシュアランスが窓口になる
  • 大手比較サイトの安心感

大手比較サイト価格.com内のサービスのひとつで、複数の保険会社商品を取り扱う代理店カカクコム・インシュアランスが運営しています。サイト内に簡易シミュレーションが用意されており、見積依頼せずに保険商品ごとの比較ができます

代理店ですので窓口がカカクコム・インシュアランスに一本化されており、複数業者から連絡がくることもなく混乱することなく、落ち着いて保険選びができます。

多くの人が利用している大手比較サイト内のサービスとなっており、利用するにあたっての安心感があります。補償を必要最小限に抑え、適正に見積もりしてもらえるため保険料が安いという点も高く評価されています。

価格.comで見積もりする

火災保険比較サイトの利用手順

サイトで一括見積依頼する
複数の見積もりが届く
比較検討する
火災保険の申し込みをする

火災保険比較サイトによって多少の違いはありますが、基本的にはこの流れで加入する火災保険を選びます。それぞれの手順でのポイントについて解説してきます。

STEP1 サイトで一括見積依頼する

まずは火災保険比較サイトで一括見積り依頼をします。見積依頼をするときには建物情報を確認できる書類を用意し、補償内容(水害補償や家財保険の有無)についても事前に決めておきましょう。

事前に用意するもの
・建築確認申請書
・建設(設計)住宅性能評価書
・希望する補償内容(水災補償・家財保険など)
・保険契約期間(保証開始日を含む)

上記情報を元に「物件情報・補償内容・申込者情報」を入力して、申し込みボタンを押せば一括見積りが完了します。すべての情報が揃っていれば3分程度で終わります。

STEP2 複数の見積もりが届く

入力した情報が保険会社や保険代理店に提供され、保険会社や保険代理店が見積書を作成します。このとき火災保険比較サイトがまとめて送ってくるケースと、それぞれ個別に見積書が送られてくるケースがあります。

丸尾

火災保険比較サイトを保険代理店が運営している場合には窓口が1本化され、さらには申し込み当日もしくは数日中に見積もりを出してもらえます。できるだけスムーズに対応してもらいたい場合には、保険代理店が運営している火災保険比較サイトがおすすめです。

STEP3 比較検討する

手元に届いた見積書やカタログなどを元に、加入する火災保険の比較検討を行います。補償内容や付帯サービス、保険料などをチェックして、自分に最適な火災保険を選んでください。

火災保険比較サイトによっては、保険のプロが相談に乗ってくれるので、自分で比較検討をするのが難しいという人は、そのようなサービスを行っているサイトを利用しましょう。もちろん無料ですので、安心して利用しましょう。

STEP4 火災保険の申し込みをする

どの火災保険に加入するか決めたら、加入申し込みを行います。これで火災保険選びは終了となります。

まとめ

火災保険に限らず、保険という商品はとても複雑で、素人が自分に適した保険を選ぶというのはとても大変です。保険に関する勉強も必要になりますが、そんな余裕もない人は、比較検討をすることなく、ハウスメーカーや不動産業者がおすすめする火災保険に加入します。

でも新築一戸建てにもなると、火災保険は10年で数十万円も必要になります。同じ補償内容でも保険会社によって数万円の差がありますし、自分に最適化した火災保険なら保険料が数十万円安くなることもあります。

ただ、自分で選ぶのが難しいことには変わりありません。そこで登場するのが火災保険比較サイトというわけです。一括見積りができるだけでなく、保険選びのアドバイスまでしてくれるサイトもありますので、知識が足りていない人でも保険料を大幅に下げることも可能です。

火災保険の窓口ならアドバイスをするのはもちろんのこと、スピーディな対応で当日中に見積もりを提出することも可能です。プロが徹底して保険選びのサポートをしていますので、火災保険比較サイト選びで迷ったら、ぜひご利用ください。

評価基準はこちら

総合評価下記5項目の平均値を算出
保険会社数取り扱ってる保険会社の数を基準3:15~20社2:14~10社1:9~5社0:4~1社
運営元運営元が保険代理店なのか?を基準 1:保険代理店 0:保険代理店以外の会社
見積もり日数保険の見積もり日数を基準 1:当日 0:数日
サポート保険相談のサポートあるのか?を基準 1:あり 0:なし
見積もり費用見積もり費用がかかるのか?を基準 1:無料 0:有料