アパートやマンションなど賃貸物件を借りる入居時の初期費用の相場

引越しでお金がかかるのは引越し料金だけではありません。新居への入居には思った以上にお金がかかるもの。敷金や礼金だけでなく、仲介手数料なども発生します。ここではアパートやマンションの賃貸物件への引越しをするときに、どれくらいの初期費用が発生するのかについて紹介します。

同じ建物内の引越しの場合の費用については以下の記事を参考にしてみてください。

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賃貸物件を借りる時の初期費用としてかかるもの

賃貸物件を借りる時の相場を見る前に、まずは初期費用としてどのような費用が発生するかを見ていきましょう。

  • 日割り家賃
  • 前家賃
  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 鍵交換費用
  • 火災保険料

日割り家賃

入居月の家賃です。月初から入居する場合は1ヶ月分の家賃をすべて請求されますが、4月16日から入居する場合には30日のうちの15日分だけの家賃を払うことになります。家賃が10万円の場合は、10万円×15/30=5万円といった感じで日割り家賃が発生します。

前家賃(家賃の1ヶ月分)

入居する翌月の家賃です。家賃は口座引落しになることがほとんどですが、その引落しの手続きに時間がかかってしまうこともあるので、ほとんどの場合で翌月分の家賃を初期費用として払っておくのが慣例となっています。

敷金(家賃の1ヶ月分)

敷金は「何かあったときのお金」になります。家賃の未払いが発生した場合は、不動産業者や大家さんはここから補填を行います。また退去時に発生する修繕費などもここから引かれることになります。そのため何もなければ戻ってくるお金になります。

礼金(家賃の1ヶ月分)

大家さんに対して「部屋を貸してくれてありがとう」という意味を込めて払うものです。最近はいたるところで物件が余っていますので「借りてくれてありがとう」になりつつあり、礼金ゼロの物件も増えています。

仲介手数料(家賃の1ヶ月分)

不動産業者の収入源になります。不動産業者は何も親切でマンションやアパートを紹介してくれているわけではありません。ほとんどの場合は家賃の1ヶ月分になりますが、不動産業者によっては家賃の0.5ヶ月分に設定している業者もあります。

鍵交換費用(1万5千円)

鍵を前の住民が使ったままにしておくと、前の住民が鍵のコピーを持ってた場合にとても危険な状態になります。そのため、住民が変わるごとに鍵の交換を行うのが一般的ですが、その費用は入居者負担になります。オートロック付きのマンションの場合は、鍵交換費用は高くなる傾向にあります。

火災保険料(1万5千円〜2万5千円)

アパートやマンションを契約するときに必ず加入することになるのが火災保険です。賃貸物件で火事を起こしてしまったときや、他人の起こした家事に巻き込まれたときの家財を保証するための保険です。

賃貸物件の初期費用の相場

賃貸物件の場合、その家賃はピンきりですので、初期費用を金額で見たときに大きなばらつきが発生しますので、ここでは家賃の何ヶ月分かという視点で相場を見てみましょう。

上記の初期費用の詳細から算出すると初期費用は、家賃の4ヶ月分ぐらいが相場になります。

以前は「初期費用は家賃の6ヶ月分」と言われていましたが、最近は賃貸物件が余り、借り手有利になっているため、敷金も礼金も1ヶ月以下という物件がほとんどです。

新築でも敷金も礼金も1ヶ月という物件が増えていますので、以前のように敷金も礼金も2ヶ月というような初期費用の高い物件は減りつつあります。

実際に賃貸物件を借りる人の半数は礼金0円の物件を選び、同じく半数の人が仲介手数料0円の物件を選んでいます。古い物件や人気のない物件は敷金・礼金0円の物件も増えていますので、単純に初期費用を抑えたい時には敷金・礼金0円で探してみるといいでしょう。

引越し料金相場について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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まとめ

賃貸物件の初期費用が家賃の6ヶ月分だと言われていた時代はすでに過去になり、現在は家賃の4カ月分がひとつの目安になっています。

家賃や火災保険料、鍵交換費用は下げられませんので、マンションやアパートの初期費用を安くできるかどうかは敷金・礼金そして仲介手数料をどこまで下げられるかがポイントになります。

ただし、敷金が低すぎると退去時に部屋の修繕費を請求されることになりますので、注意が必要です。