賃貸物件の空き部屋が多い最適の時期は1月から3月

一年を通じて部屋がもっとも数多く空き、情報が豊富なのは、転居シーズンの1月から3月です。とくにワンルームや1K、1DKの単身者向けの部屋は、この時期に集中して出回ります。

また、新築物件が出回るのもこの時期です。大家さんはこの時期の完成をめどに着工するのが一般的だからです。

新学生、新社会人、新築希望者(探している人全体の9〜16%)など、1年間に移動する人の約3分の1がこの時期をねらいます。不動産屋さんにとってはまさにかき入れどき。1つでも多くの契約を決めたい勝負の時期です。とにかく忙しいですから、あなたには強い意思表示が必要になるのです。

とくに2月、3月にさしかかると、行くところ行くところで不動産から

「早く決めないとなくなりますよ」
「とりあえず申込みだけでも」
などの営業トークを浴びることになります。

今、住んでいる物件の退室日がせまっていれば、ついついあせってしまうのです。

あせらずゆったりかまえるためには、とにかく早目早目に、不動産屋さんをまわりはじめるのがベター。3月に引越し予定の場合でも、候補地のエリアを内見しながら歩いておくと、決めるかどうかの判断が早くできるでしょう。また、不動産屋さんと顔見知りになっておけば、先行して良い物件を紹介してくれることもあります。

それ以外では、転勤や新婚入居が多い秋ぐちの9月にも、部屋は比較的出回ります。これらの繁忙期に引っ越す必要がない人、とくに新築にこだわらない人は、あえてオフシーズン(5〜8月、10〜12月)をねらってみるという手もあります。

1〜4月上旬にかけて売れ残った部屋に関して価格改定がおこなわれる時期はう〜8月。賃料の相場も下がってきます。また、不動産屋さんが忙しくないこの時期に探すことで、じっくり時間をかけることができます。

大家さんにとっては、空きっぱなしの物件ほどうらめしいものはありません。賃料の値下げ、礼金や更新料のサービスなどの提案が受け入れられる可能性が高くなるというわけです。

賃貸物件を探しやすい時期について以下の記事が参考になるはずです。

賃貸物件も探しやすく引越し料金が一番安いおすすめの時期

良い物件を探すために不動産に行き始めるタイミング

不動産屋さんめぐりは、どれくらい前からはじめれば良いのでしょうか?

1カ月前では遅すぎます。良い部屋を見つけたとしても、入居可能日が引越し日に間に合わない場合もありますし、時間の余裕がないと、あせって失敗する原因にもなります。

しかし、6カ月前では早すぎます。不動産屋さんは、引っ越す見込みのある人を優先する傾向がありますし、6カ月後に空く物件情報というのはあまり出回っていません。
ということで、3カ月から2カ月前からはじめるのが妥当でしょう。

2カ月あれば、週末は8回。土日のどちらかを物件探しにあて、1日に3件しか見られなかったとしても、型件も回れる計算になります。1カ月半なら肥件。ともに、「見る目」を養うのに十分な数です。

不動産屋さんを訪ねる時間帯

不動産屋さんを訪れるベストタイミングは、不動産屋さんのサービスを十分に受けられるかどうかを考えて決めましょう。

たとえば、部屋を紹介してもらったり、詳細を説明してもらったり、大家さんとの交渉役を担ってもらったり、不動産屋さんにお願いすべきことはたくさんあります。せっかく訪れるのですから、他のお客さんがいないときこそねらって、じっくり交渉したいものです。

とくに転居シーズンに引っ越す場合なら、朝イチで予約を入れるようにしましょう。土日に訪れる場合もやはり、朝イチをねらいます。

理想をいえば、平日をねらいたいところです。会社員の人にはむずかしいかもしれませんが、良い物件が探せるのなら、有休を一日使っても良いのではないでしょうか。逆に平日でも、賃貸情報誌の発売日(水曜発売が多い)は多くの借り手候補が訪れるので、混み合います。

地方に引っ越す場合など、泊まりがけで物件探しをする人は、最低でも4,5日かけてください。新しい土地だからこそ周辺環境のチェックにも時間をかけたいところです。1日に5件程度はまわれるよう朝イチから動き回って、相場感と土地勘を養ってください。

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