引越し業者は何でもは運べません!引越し業者が運べないものとは

引越し業者に頼めばなんでも運んでくれる。そう思っていませんか?実は引越し業者はなんでも運んでくれるわけではありません。引越運送約款で運んではいけないと決められたものや、引越し業者が運ぶのを避けるものもあります。

いざ引越しをしようとなったときに「これは運べません」と言われて困ってしまう前に、引越し業者が運べないものを知っておきましょう。意外なものが運べなかったりしますので、引越前には要チェックです。

引越運送約款によって運べないもの

国の定めた引越運送約款により、下記のものを引越し業者が運べないことになっています。

  • 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
  • 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
  • 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの
  • 壊れやすいもの(パソコン等)
  • 食品などの変質もしくは腐敗しやすいもの

意外なものとしてあげられるのは植物とパソコンでしょうか。たくさんの鉢植えがある人は、引越しのときどうすればいいのでしょう。

大手の引越し業者であれば、植物やパソコンでも実際は運んでもらえます。ただし、「何かあったときの補償はしない」という条件付きになります。

また、引越し当日になって運んで欲しいと告げてもNGとなることがありますので、見積の段階で、上記の引越運送約款で運べないものの対処方法を引越し業者に相談しておきましょう。

違法になるため運べないもの

引越運送約款で禁じられていなくても、下記のように他の法律に引っかかるため運べないものがあります。

  • 人間
  • ガソリンや灯油の入った状態のもの

古いドラマを見ていると引越し業者のトラックに、引越しする人が同乗しているようなことがあります。もちろん当時から違法でしたが、30年前は違法行為に対して、寛容なところがありましたので許されていただけです。

いまはどんな小さなルール違反でも、それがtwitterなどで広がってしまい大きな問題につながることがありますので、引越し業者のトラックに人を乗せて荷物と一緒に運ぶということはしてもらえません。

ガソリンの入ったバイクや、灯油の入ったストーブなども消防法の関係で荷物と一緒に運んでもらうことはできません。

灯油の入ったストーブは必ず灯油を抜いておき、バイクなどはバイク専門の輸送に依頼するか、引越し業者のオプションを利用して運んでもらいましょう。

引越し業者が拒否する可能性のあるもの

大手の引越し業者ではあまりないのですが、仏壇や仏具の引越しを嫌がる引越し業者も少なからず存在します。特に抜魂していない仏壇は心理的に運びづらく、高級な木材を利用した仏壇は技術的に運びづらい荷物になります。

引越しの荷物に仏壇や仏具がある場合は、見積もりの段階から必ず伝えておきましょう。

引越し業者が’運べない荷物を運ぶ方法

引越し業者が運べないものは、貴重品以外すべて専門の業者がいます。植物専門の引越し業者や、動物専門の引越し業者、それぞれに依頼して引越しをすることになります。

ただし、最近はそれらの荷物もオプションで引き受けている引越し業者も多いため、引越し一括見積もりサイトなどでは、引越し荷物の数量を選ぶページで、「植木・観葉植物」「ピアノ」などを選べるようになっています。

引越し業者はそれらの運べない荷物を確認したうえで、見積もりを出してくれます。

運べると判断した引越し業者しか見積もりを出してきませんので、1社でも見積もりが出てきた時点で、運べないという心配はなくなります。

ただしオプションとなる場合は割増料金がかかりますので、引越し料金としては高くなることだけは理解しておきましょう。

運べない荷物という認識がないと「引越し料金が高い」と思うかもしれませんが、それは引越し業者の責任ではありませんので、気をつけてください。

まとめ

引越し業者はなんでも運んでくれるわけではないということを、まず頭に入れておきましょう。ただし、引越し業者のオプションを使えば、運べないとされている荷物でも運べることがほとんどです。

引越し荷物として運べないものはありますが、運ぶ方法は必ずあります。運べるかどうか悩むようであれば、まずは引越し業者に相談してみましょう。知識も情報量も豊富な引越のプロですから、まず間違いなく解決策を見つけてくれるはずです。