蛇口直結型浄水器を比較してわかったおすすめの浄水器と選び方

蛇口直結型浄水器

水道水を少しでも美味しく、不純物の少ない状態で飲みたいと考えているのではないでしょうか。浄水器には様々なタイプがあり、水道の蛇口に取り付ける方式もあります。

蛇口直結型浄水器と呼び、様々なメーカーから販売されていますが、どれを選べば良いのか分かりにくいところです。また、蛇口直結型浄水器は、各浄水器によってカートリッジ交換やろ過量が異なり、比較ポイントがいくつかあります。

これから蛇口直結型浄水器の購入を検討している方や、水を美味しく飲みたい方に向けて蛇口直結型浄水器の選び方やおすすめの浄水器について解説します。

浄水器以外の方法についてもご紹介するので、浄水器にこだわっていない方も参考にしてみてください。

蛇口直結型浄水器を選ぶ時のポイント

蛇口に直接取り付ける、蛇口直結型浄水器を選び方やポイントについてご紹介していきます。蛇口直結型浄水器は、どれも同じ性能ではありません。

品質は様々で、ろ過性能の高い浄水器もあれば、すぐに故障する浄水器もあるのでメーカー選びも慎重に考える必要があります。

蛇口直結型浄水器を販売しているメーカーを確認

蛇口直結型浄水器を選ぶ時は、まずメーカーを確認することが大切です。浄水器を販売しているメーカーは多数あり、最近では100円ショップでも見かけます。

どこでも購入できることもあり、あまりメーカーを気にせず浄水器を購入する方もいるのではないでしょうか。メーカーによって浄水器の品質には差があるので、事前に確認するなど注意が必要です。

しかし、メーカーだけを見ても判断が難しいので、1つの基準として浄水器協会に加入しているメーカーから選んでみるのもおすすめです。

浄水器協会には、以下のような企業も加入しています。
・ダスキン
・ウォータースタンド
・TOTO
・東レ
・パナソニック 
・三菱ケミカル・クリンスイ

浄水器協会

浄水器協会とは、浄水器の信頼性を高めるために運営している、一般社団法人で独自に標準や規格を定めています。

2019年8月時点で20社以上ものメーカーが加入し、協会員となった企業は協会で定められた規格に沿って浄水器を開発・販売しているのが特徴です。

また、浄水器協会独自のマークがあり、商品購入前にパッケージを確認すればマークの有無で判断できます。詳しいマークデザインは、浄水器協会の公式HPにて確認してみてください。

マーク内には、大文字のJが中央に大きく入ったデザインになっていて、JWPAと下部に記載されているケースもあります。

浄水性能の高い浄水器を選ぶ

蛇口直結型浄水器を選ぶ時は、浄水性能の高い浄水器から比較検討するのが大切です。

浄水器の性能とは、主に様々な物質を除去できるろ過機能のことを指します。そして蛇口直結型浄水器は、メーカーによって除去できる物質やろ過機能が異なるため、どのような除去ができるのか確認することが大切です。

そして除去する物質は、味に関する物質と、安全に関する物質に分けることができ、まずは安全を優先しましょう。

安全に関する物質とは、たとえば水道管から剥がれ落ちた赤錆や総トリハロメタンのことです。水道水は法律で厳しい基準が定められているので、厳密には安全性に影響のある水ではありません。

しかし、個人的に少しでも気になると感じている場合や、安全性を少しでも高めることを考えているのであれば、除去できる物質を確認した上で選びましょう。

カートリッジの交換頻度

蛇口直結型浄水器は、メーカーによってカートリッジの寿命に差があり、なるべく交換頻度の少ない浄水器を選びます。

浄水器のカートリッジとは、ろ過機能を持つ部品で劣化するのが早い程、ろ過性能が下がり交換しなければいけません。

交換頻度はパッケージに記載されているので、簡単に確認できます。たとえば3ヶ月に1回と定めている浄水器や、2ヶ月に1回と定めているパターンもあり年間で見ると2~3個分は変わります。

また、中には1ヶ月に1回交換しなければいけない浄水器もあるので、このようなタイプはコスト面でも負担が大きいです。

蛇口の形状に合っているか確認

蛇口の形状
蛇口直結型浄水器の規格にも違いがあり、事前に蛇口へ設置できるか形状を確認しておきましょう。

確認方法は、蛇口のメーカーと型番をメモしておき、パッケージを直接確認するか、ネットショップやメーカーサイトにて、対応型番を見ることができます。

蛇口の口径が主なポイントで、口径が合っていると取り付けられるケースが多いです。また、メーカーの公式サイトの方が、対応型番や各蛇口のタイプ、必要な部品などについて詳細に解説されています。ですので、店舗にて個別にパッケージを確認するよりも、メーカーの公式サイトで確認するのがおすすめです。

コストパフォーマンスの良い蛇口直結型浄水器を選ぶ

蛇口直結型浄水器のコストを考える時は、本体価格とカートリッジ費用も含め、年間費用から比較検討するのがおすすめです。

浄水器は本体価格のみで済むものではなく、定期的なカートリッジ購入・交換が必要ですので、本体が安くとも年間で見ると高コストになる可能性もあります。

ですので、蛇口直結型浄水器を選ぶ時は、カートリッジの交換も考えた上で購入を検討しましょう。

おすすめの蛇口直結型浄水器とは

費用面や性能も比較した上で、わかったおすすめの蛇口直結型浄水器をご紹介します。浄水器は非常に種類が多く、今回ご紹介するメーカーも同社で多数の浄水器を開発・販売しているのが特徴です。

もし、蛇口口径が合わない場合は再度比較検討するのも良いですが、同シリーズの別型番を調べてみるのもおすすめです。

費用や性能で比較した場合のおすすめ浄水器

今回比較したのは、浄水器協会に加入しているメーカーで、その中でも三菱ケミカル・クリンスイ株式会社が販売しているCSP801、CSP801iをおすすめします。

三菱ケミカル・クリンスイ株式会社は、三菱グループ企業の1つで三菱ケミカルの100%子会社です。

CSP801は白を基調としたデザインで、デザイナーはグッドデザイン賞の受賞経験がある柴田文江氏が手がけました。

浄水性能は三菱ケミカル・クリンスイ独自の方法によって高められていて、セラミックやイオン交換樹脂で構成されたフィルターと、中空糸膜フィルターを組み合わせています。

セラミックやイオン交換樹脂で構成された特殊フィルターでは、水に溶けた鉛やトリハロメタンを除去でき、塩素臭やカビ臭までも取り除くことが可能です。

そして中空糸膜フィルターは、水中に含まれる0.1マイクロメートル以上の物質や菌、赤サビも取り除くことができ、除去物質の対応範囲の広さもおすすめポイントです。

浄水器協会加入の主なメーカーで浄水器の費用を比較

以下に三菱ケミカル・クリンスイを含めた、浄水器協会に加入している浄水器メーカーの蛇口直結型浄水器を費用から比較します。

・三菱ケミカル・クリンスイ:CSP801、交換時期3ヶ月に1回、年間約14765円(価格は2019年8月のAmazonの価格を参考)

・東レ: MK206SMX、交換時期2ヶ月に1回、年間約20574円(価格は2019年8月のAmazonの価格を参考)

・パナソニック: TK-CJ23、交換時期6ヶ月に1回、年間約18926円(価格は2019年8月のAmazonの価格を参考)

※(カートリッジは2・3個セットのため、1個あたりの価格に直し、交換回数を掛けた上で再計算。)

CSP801iの特徴

三菱ケミカル・クリンスイ株式会社から販売されているCSP801はシリーズ化されていて、更に性能が向上したCSP801iと呼ばれる浄水器もあります。

CSP801iとCSP801の大きな違いは、スマホとの連動機能、IOT対応といった部分です。連動機能は、CSP801i専用のアプリをスマホにインストールし、浄水器の使用量や交換時期、電池残量を通知してくれます。

具体的には以下のような通知機能です。

・現在までに使用した浄水量を数値で表示
・日々の使用量から逆算し、交換予想日を通知
・カートリッジの交換から現在までの使用日数を表示
・浄水器の電池残量を表示
・水の使用量をペットボトルに換算しつつ金額も計算、表示

IOT時代を見据えた次世代型の蛇口直結型浄水器といえるでしょう。価格は三菱ケミカル・クリンスイ株式会社の公式サイトで12500円と、CSP801と同じ価格です。(Amazonなどのネットショップと公式サイトでは価格は異なります。)

IOT家電を既に使用している方や興味のある方、交換時期を自分で記録しておくのが面倒と感じている方は、CSP801iがおすすめですよ。

浄水器の取り付けや交換が面倒な時はウォーターサーバーもおすすめ

蛇口直結型浄水器の取り付けや交換が面倒な時は、ウォーターサーバーもおすすめです。浄水器と違い、カートリッジ交換といった作業はありません。

ウォーターサーバーと浄水器の違い

ウォーターサーバーと浄水器の違いは、カートリッジ交換の有無はもちろん温水と冷水を常に使用できるといった点もあります。

ウォーターサーバーは電気を使い、水の温度調整を行っています。また、サーバー内には温水タンクと冷水タンクがあり、温水は70~90度・冷水は5~10度程に保たれているのが特徴です。

そのため、美味しい水を飲みたいだけでなく、すぐに熱湯や冷水を使いたい方にとってはウォーターサーバーもおすすめでしょう。

ウォーターサーバーの良さ

蛇口直結型浄水器は水道水に含まれる、様々な不純物や雑菌を除去してくれます。ですので、より綺麗で美味しい水道水を飲みたい方に、大きなメリットがあります。

一方ウォーターサーバーは、ボトルに封入される前に水をろ過する仕組みです。そして水は、天然水とRO水の2種類存在し、それぞれ不純物の除去具合や栄養成分が異なります。

天然水の場合は、基本的に本来の味や風味、栄養成分を残すために飲料出来るレベルでろ過を行い出荷します。一方RO水は、逆浸透膜と呼ばれる特殊なフィルターに水道水などを通し、あらゆる不純物とバナジウムなど栄養成分も取り除きます。

そのため純水に近い状態となり、そのまま出荷する業者と栄養成分を添加した上で出荷する業者などバリエーション豊富です。

水道水を綺麗にした状態で飲みたい方はもちろん、天然水を飲みたい方にもおすすめなのがウォーターサーバーでしょう。

水道直結型のウォーターサーバーのウォータースタンド

ウォーターサーバーと浄水器どちらを使用するか悩んでいる方は、水道直結型のウォーターサーバーもおすすめです。

蛇口直結型浄水器とウォーターサーバーの間に位置しているイメージで、それぞれの良さを残したようなウォーターサーバーといえるでしょう。

ウォータースタンドも水道直結型ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

水道直結型のウォータースタンドとは

水道直結型のウォータースタンドとは、卓上型サイズのサーバーを水道管と接続し、水道水を特殊フィルターでろ過するタイプのウォーターサーバーです。

ウォータースタンドはボトル不要で利用できるため、12Lや7Lのボトルを保管するスペースが無い方や、交換が大変といった点を解消できます。

また、既存の水栓から分岐接続させる工事は、ウォータースタンドの担当者が全て行うので、設置の手間も掛かりません。

ウォータースタンドは3種類のフィルターを搭載

ウォータースタンドの特徴は、3種類のフィルターを搭載している点です。

以下、3種類のフィルターがあり、それぞれ臭いやバクテリアなど、除去目的が異なります。

・ネオセンスフィルター:コケやサビ、残留塩素などを除去
・ナノトラップフィルター:静電気を使用し、バクテリアなどを除去
・イノセンスフィルター:主に臭いを吸着

また、RO膜フィルターを搭載したウォーターサーバーもあり、純水に近い状態まで浄水したい方に合っているのも嬉しいポイントです。

蛇口直結型浄水器はCSP801がおすすめ!年間費用で選ぶのがポイント

浄水器協会に加入している数メーカーの中から蛇口直結型浄水器を比較した場合、年間費用や浄水性能のバランスからCSP801がおすすめです。

三菱ケミカル・クリンスイ株式会社が販売している蛇口直結型浄水器で、年間費用1万円台で抑えることもできます。また、浄水性能も優れていて、雑菌やサビ、残留塩素などを除去してくれます。

更にCSP801iは、カートリッジの交換時期から使用量、電池残量などをスマホに通知してくれる機能が特徴であり強みです。

蛇口直結型浄水器を選ぶ時は、浄水器協会に加入しているか確認したり、カートリッジの交換頻度から年間費用を確認したりしながら、比較検討してみてはいかがでしょうか。