引越し後にすぐやっておいたほうが良い手続き

新居に荷物を運び終えたら、それで引越しがすべて完了というわけではありません。この段階はまだ新居での生活を始めるスタート地点です。

ここからいくつかの手続きを行ってようやく引越し完了になります。

引越しを完了させるために、すぐにしておく手続きについて紹介します。

市区町村役所での手続き

転入のための届け出の提出

引越しを終えたらまず、市役所や区役所などの行政に対して転入届を出しましょう。それが済むまではまだ新しい街の住民ということにはなりません。

行政の提供するサービスを利用することができない状態ですので、できるだけ早く転入のための手続きを行ってください。

ただし引越し当日に転出届を出して、その足で転入届を出しに行くと、マイナンバーなどの手続きが終わっていないこともあります。

もう一度、市役所や区役所に行くことになる可能性がありますので、二度手間にならないように転出届を出した翌日以降に転入届を提出するほうが確実です。

転入の手続きが終わったら、運転免許証の住所変更手続きなどに必要になりますので、住民票を2枚ぐらい発行してもらうようにしてください。

マイナンバーについてしりたい方は次の記事を参考にしてください。

引越しをするときマイナンバーはどうすればいい?

郵便局への転居届


旧住居のカギを返した後で、そこに届いた郵便物は自分自身で勝手に取ることができなくなります。ですが、入違いで旧住所に届いてしまう郵便物もあるでしょう。

その場合、大家さんか管理会社の方に連絡をして、郵便物を自分で確認してもよいか、鍵付きのポストの場合は届いた郵便物を新住所へ送ってもらえないかお願いする必要があります。

こういったことを何度もするのは大変ですので、郵便局への転居届は早めに行いましょう。

転居・転送サービスを利用する

これは引越し前日でもいいのですが、近くの郵便局窓口で「転居届け」を出しておくだけで、1年間は旧住所宛てになっている郵便物が無料で新しい住所へ届くようにしてもらえるサービスです。

これから、クレジットカードなどの住所変更届をする際に郵便物でのやり取りも多くなってきますので、必ず忘れないようにしましょう。

必要書類

  • 個人の転居…本人の運転免許証か各種健康保険証
  • 会社や団体…窓口に入らっしゃる方の社員証か各種健康保険証など会社・団体との関係がわかるもの(転居届の「届出人氏名印」には、代表者の氏名の記入および押印が必要)
  • 旧住所が確認できる証明書…運転免許書、パスポート、住民票等

期限

転送期間…転居届提出日から1年間(更新可能)
1年間の間に、次項で紹介する各種住所変更を終わらせるようにしましょう。

インターネット受付

インターネットで必要事項を入力後、転居届受付確認センターへ電話をし、電話番号の登録を取得させることによってサービス利用が可能です。

オンラインでらくらく転居届はこちら

注意
郵便局の転送サービースは、ゆうパックなどの日本郵便が取り扱う郵便物のみに適応されるので、佐川急便やヤマト便で届く郵便物には適応されませんので注意が必要です。

各種登録内容の変更


ほとんどの人がamazonや楽天市場などのネットショップに登録していると思います。そのほかにも銀行であったり、ポイントカードの会員もそうです。

住所変更をしないと、重要な書類が受け取れない可能性がでてきます。住所登録をしているものに関してはすべて登録内容の変更をしてください。

ただし、住所変更の確認できるものが必要になることもありますので、免許証を持っている人はまず、免許証の住所変更を行ってください。

住所変更の手続きが必要な代表例を上げておきます。

  • 運転免許証
  • 銀行カード
  • クレジットカード
  • 保険会社
  • ネットショップ
  • 携帯電話
  • 各種資格
  • その他会員登録しているもの

資格や会員登録しているものは急ぎではありませんが、先送りするメリットもありませんので、他の手続き同様に登録内容の変更を行ってください。

引越し時の住所変更などの連絡先リスト

車の各種変更手続き

車検証は、住所が変わったら15日以内に住所変更の手続きをする必要があります。また、ナンバープレートも陸運局の管轄が変わる場合は、変更が必要になります。

車の各種変更手続きについては次の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。

引越し後の車のナンバープレート変更手続きの流れと必要書類 引越し後の車の車庫証明書や車検証の変更手続きはディーラーでやる?自分でやる?

忘れてはいけないのがご近所への挨拶

近所づきあいが減っていますので、最近は引越しをしても挨拶しない人たちが増えていますが、これからの生活のためにも、ご近所さんとのコミュニケーションは重要です。

とくにお互いに子どもがいる場合は、これから長い付き合いになる可能性もあります。

小さなマンションであればすべての部屋、大きいマンションであれば両隣と上下の部屋に対して挨拶するようにしてください。

一戸建ての場合は「向こう三軒両隣」にしたがって、向かい側の三軒と両隣に挨拶しておけば問題ありません。

あまり気を使わせるのもよくありませんので、前に住んでいた地域で有名なお菓子でも持っていくと「◯◯から来た人」と覚えてもらえます。

POINT

この挨拶は引越し当日か、翌日にはするようにしましょう。挨拶は早いほど印象が良くなりますので、失礼のない時間帯にきちんと挨拶をしてまわりましょう。

引越し先への挨拶について詳しくしりたい方は次の記事をさんこうにしてみてください。

引越しの挨拶品で喜ばれるおすすめの粗品と選び方から渡し方などのマナーなど

転居通知の発送


最近は転居通知を出す人も少なくなってきましたが、それでも親戚や恩師などお世話になっている人たちに対して「引越しました」のお知らせを出すのがマナーです。

住所が変わったことを伝えておけば、近くに来たときに声をかけてもらえることもありますし、反対に旧居近くに来たときに連絡をもらって、気まずい思いもしなくて済みます。

転居通知は引越し後1週間以内に出すようにしてください。

例えば、夏休み時期だと「暑中見舞い」、年末だと「余寒お見舞い」の挨拶状と合わせて送っても良いと思います。特別に親しい仲でなくとも、そっけない転居通知ではなく一言ぐらいコメントを書いておきましょう。

はがき作成は引越し後にしようとすると、どんどん先を送りされてしまいがちですので。できることならば転居通知のハガキは引越し前に準備しておきましょう。

日本郵便では転居ハガキの作成サービスも行っています。

転居はがき作成サービスはこちら

面倒なことは早く終わらせる

荷物の引越しが終わると一息つきたくなるものですが、できればそのままの勢いで「やるべきこと」を一気に片付けておきましょう。

ポイントは面倒だと思うことを後に回さずに、まずは面倒なことから終わらせることです。

転送サービスも1年間余裕があると思っていても、あっという間期限がきてしまいます。変更届けが必要なものは意外と多いものです。

中では電話連絡するだけで、必要な書類を自宅に郵送してくれることもあるので、忙しくても電話連絡だけはするようにしましょう。

面倒な手続きをいつまでも残していると、なかなか気持ちを切り替えて新しい生活に入れないため、引越しの勢いが残っているうちに面倒なことを終わらせるようにしてください。