引越し時にウォーターサーバーは持っていく?解約して新規契約がお得なのか詳しく解説

まず引っ越し時のウォーターサーバーの扱いですが、これはウォーターサーバーの業者ごとに対応方法が変わってきますので、各社のサイト等で確認するか電話でお問い合わせしてください。ウォーターサーバーの引っ越しの依頼方法や注意点について紹介します。

ウォーターサーバーは引っ越し業者に運んでもらえる?

そもそも引っ越し業者はウォーターサーバーを運んでくれるのでしょうか。

引っ越し業者に依頼はできるが嫌われる

ウォーターサーバー業者に「自分で移動させてください」と言われた場合は、引っ越し業者に任せてしまえば問題ありません。

しかし、引っ越し業者は運ぶのを嫌がります。理由はウォーターサーバーの内部にも微量に水が残っており、他の荷物や部屋内への水漏れが懸念されるためです。

最初は断られる可能性が高いですが、万が一の場合補償できないという条件のもとでしたら依頼は可能です。

ウォーターサーバー会社で運んでくれる

遠くない引っ越しで同じウォーターサーバーのお店がありそうなら、そのままウォーターサーバーの会社に依頼しましょう。レンタルの場合は回収費用など基本的に無料です。
※要問い合わせ

Q.引っ越しするのですが、引っ越し業者に移動を頼んで大丈夫?
A.ウォーターサーバーの移動は弊社スタッフが行います。ご利用中のウォーターサーバーは、現在のお住まいへ一度スタッフが引き取りに伺い、ご新居へ改めて設置に伺います。お引っ越し時にウォーターサーバーは新品同様のメンテナンスを行いますので、衛生的にご安心してご利用いただけます。これらのサービスはすべて無料で対応させていただきます。お引っ越し1~2週間前までに担当営業所へご連絡ください。

引用元:マーキュロップ

ウォーターサーバーを運ぶときの注意点

ウォーターサーバーを引っ越し業者が運ぶにせよ、ウォーターサーバー会社が運ぶにせよ以下のように事前準備が必要になります。

ウォーターサーバーの水抜きを忘れないようにする

引っ越し時、ウォーターサーバー内にあるすべての水を抜いておかないと輸送中にこぼれて他の荷物を濡らしてしまうこともありますので、水抜きは確実に行ってください。

背面にお湯用の水抜き口がある場合もありますので、しっかり取扱説明書を読みながら行うようにしてください。


https://www.youtube.com/watch?v=7Pk7fctFe_Y

ボトルは本体から外しておく

ウォーターサーバーとボトルは切り離しておかなければ輸送中に故障する恐れがありますので、引っ越し前にはボトルは使い切りサーバー本体から外しておくようにしてください。
出典:premium-water.net

引っ越しに不向きなウォーターサーバーを使っている場合は業者が引き上げる

ウォーターサーバーの強度があまりないような場合は、ウォーターサーバー本体を業者が引き上げることになります。

このときに新しいサーバーになることもあれば、メンテナンスをしてそのまま新居に届けることもあります。業者によって対応が違いますので確認してください。

この場合もまずはウォーターサーバー業者に連絡し、いつ回収に来てもらえるのかのスケジュール調整を行いましょう。

ウォーターサーバーを使っていると、水道水は飲みたくないという人もいるでしょうから、ちょうどいいタイミングで回収・再設置をしてもらえるように早め早めに依頼してください。

引っ越し先がウォーターサーバーの配送範囲外だった場合

引っ越し先の住所がウォーターサーバーの配送範囲外だった場合は、残念ながら解約するしかありません。

この場合は解約を行い、新居にも配送可能なウォーターサーバー業者に切り替えるようにしましょう。

契約期間内の場合は解約金がかかりますが、使えないウォーターサーバーを持っていても仕方ありませんので、解約をするようにしてください。

またいずれ引っ越しがあるかもしれない場合は、今度は全国配送可能な大手のウォーターサーバー業者を選ぶようにすると、次回の引っ越し時に解約せずに同じ水を使い続けることが可能です。

とはいえ好みの水というものがあると思いますので、もう一度ウォーターサーバーの選び直しから始めてください。

乗り換えにおすすめのウォーターサーバー

ウォータースタンドは他社乗り換えだと初回設置費が0円になります。月額使い放題なのでケチケチ水を使わなくて済みます。また、無料お試しもあるので気になる方は試してみてください。
サイズ幅26cm/奥行50.5cm/高さ50cm
初期費用0円
月額料金2,200(税込)~
電気代※約150円

※日本宅配水&サーバー協会の定める消費電力測定方法による試験結果。

【新規契約】ウォーターサーバーを選ぶポイント

ウォーターサーバーの最初の契約は特に考えずに、ショッピングモールなどで試飲して決めた人は多いのではないでしょうか。

ここではウォーターサーバーを新規で選ぶことにした人のために、ウォーターサーバーの選ぶポイントについて紹介します。

ウォーターサーバーが引っ越し先の住所での配達が可能かどうか

まず最初に考えなくてはいけないことは、引っ越し先の住所に水の配達が可能かどうかということです。どんなに気に入った水があっても、配達の範囲外だとそのウォーターサーバーを選ぶことは出来ません。

各ウォーターサーバー会社のHPなどで配達範囲を確認し、わかりにくようであれば電話やメールで問い合わせするようにしてください。

水の種類は天然水かRO水か

ウォーターサーバーを使っている人でも意外とわかっていないのが天然水とRO水の違いです。

ウォーターサーバーには天然水のものとRO水のものがあり、天然水は読んで字のごとく天然の水になります。もちろん安全のためにろ過と加熱処理は行いますが、天然のミネラルを含んだ状態で口にすることが出来ます。

RO水は水道水などの原水をろ過して、RO膜と呼ばれるフィルターでミネラルも取り除き、いったん純水に近い状態にします。その純水にミネラル成分を添加したものがRO水になります。

RO水は原水を選ばないため、比較的低コストに抑えることができる特徴があります。RO水のほうが不純物が少ないため、安全というイメージを持っている人が多いようですが、安全性はどちらもそれほど変わらず高水準で安全性を保っています。

どちらが優れているというのではなく、味にこだわる人は天然水、不純物を徹底して取り除いた水を安く飲みたい人はRO水と、それぞれのライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

ウォーターボトルは回収タイプか使いきりタイプか

ウォーターサーバーのボトルは大きく分けて2種類あり、ひとつが使用後に回収する回収タイプで、もうひとつが使用後に破棄する使いきりタイプです。

回収してリサイクルするほうが地球にやさしいように感じますが、回収したボトルの洗浄や、結局廃棄してしまうことも多いため、「エコ」という意味では、思った以上に回収タイプもエコでないということは頭に入れておきましょう。

むしろ回収タイプのボトルのメリットはボトル代がかからないため、低コストになるということのほうが大きいかもしれません。

使いきりタイプは使用後に小さく縮むため場所を取らず、しかもすぐに捨てることが出来ます。ゴミの日に捨てればいいだけですので、使いきったボトルが溜まっていくこともありません。

何よりも使い切りということで、衛生面での安心があります。

回収タイプのボトルはRO水によく使われ、使いきりタイプは天然水によく使われます。ボトルで水を選ぶというよりは、水を選んだ結果ボトルが決まったという人のほうが多いかもしれません。

どちらの水にしようか悩んでいる人は、回収タイプと使いきりタイプそれぞれのメリット・デメリットを考慮した上で検討すると、ウォーターサーバーを選びやすくなります。

法人・オフィスのウォーターサーバーの選び方

会社で使うなら、自動洗浄機能など、メンテナンスフリーになる機能があるほうが便利です。必要になる水の金額よりもリース料のほうが圧倒的に低くなりますので、小さなところでケチらずに、手のかからないウォーターサーバーを選びましょう。

経費として計上する場合

ウォーターサーバーを事務所内に設置した場合、当然経費として計上することができます。この場合は「福利厚生費」として計上することになります。

ウォーターサーバーの月々のレンタル費用がかかっている場合は、その費用は「支払リース料」で計上する必要があります。

ウォーターサーバー本体のレンタル費用はほとんどのケースで無料になるのですが、高機能なウォーターサーバーは有料になります。

おすすめのウォーターサーバーランキング

ウォーターサーバーがありすぎて選べない場合はこちらを参考にしてください。

コスモウォーター


コスモウォーター

お水の種類天然水
ボトルの種類使い捨てボトル
宅配地域沖縄及び離島を除く
宅配方式ワンウェイ方式
レンタル料0円
月額費用:4,104円~(税込)


もっとも選ばれているウォーターサーバーがコスモウォーターです。

ボトル交換が足元にあり、3種類の天然水が特徴で、好みや使用用途に応じたウォーターサーバー選びができるのが人気のヒミツです。

女性やお年寄りでもボトルの交換が簡単なタイプのウォーターサーバーが人気で、面倒だったボトル交換をスムーズに行えるような工夫がされています。利用者の声を活かしたサービスを展開することで、信頼関係を築き上げていることがコスモウォーターの特徴でもあります。

フレシャス


フレシャス

お水の種類天然水
ボトルの種類使い捨てボトル
宅配地域沖縄及び離島などを除く
宅配方式ワンウェイ方式
レンタル料0円
月額費用:1,627円~(税込)


2016年オリコン日本顧客満足度ランキング「ウォーターサーバーナチュラルミネラルウォーター」で1位を獲得したのがフレシャスのウォーターサーバーです。

最新のウォーターサーバーdewoはグッドデザイン賞も受賞し、いま最も勢いのあるウォーターサーバー業者でもあります。

2種類の天然水から水を選ぶことができ、どちらも品質の高さと水の味に定評があります。ウォーターサーバーもライフスタイルに合わせて選ぶことができるため、1人暮らしでもウォーターサーバーを使用しやすいのがフレシャスの特徴のひとつになります。

プレミアムウォーター



お水の種類天然水
ボトルの種類使い捨てボトル
宅配地域全国
宅配方式ワンウェイ方式
レンタル料0円(無料)~
月額費用3,680円~(税込)


アルピナウォーター


安心のお水はアルピナウォーター

お水の種類RO水
ボトルの種類回収ボトル
(12L・18.9L)
宅配地域全国対応
宅配方式リターナブル方式
レンタル料0円(無料)~
月額費用:1,134円~(税込)


上記2つとの大きな違いは回収ボトル(リターナブル方式)で天然水ではなくRO水だということ。

RO水は天然水と比べて品質と安全性が確立されています。

うるのん


うるのん

お水の種類天然水
ボトルの種類使い捨てボトル
宅配地域全国配送
宅配方式ボトル交換
月額費用3,900円~(税込)


うるのんの最大のメリットは沖縄から北海道まで全国配送しているということ。沖縄や北海道にお住まいの方で使い捨てボトル・天然水が良いという方はこちらがおすすめです。

引越し時のウォーターサーバーは解約したほうがお得?

引っ越し時のウォーターサーバーは、続けて利用したい場合は引っ越し業者ではなくウォーターサーバー会社に運搬を依頼しましょう。一旦無料で回収し新居に新しいサーバーを送るスタイルの業者もいます。

いずれにしてもウォーターサーバーの配送先変更の連絡はしなくてはいけませんので、そのときにどのような対応をすればいいのか確認するようにしてください。

一部のウォーターサーバーの業者(プレミアムウォーター等)は引っ越し時に無料で新しいサーバーに交換するサービスや水を2本無料でプレゼントするサービスなどを行っているところもあります。


出典:premium-ap.jp

その場合は配送エリア内かどうか確認してください。

遠方への引っ越しでウォーターサーバーの配送エリア外だった場合は残念ながら解約するしかありません。

日本は地震大国ですので、被災した際の非常用の安全な水としてウォーターサーバー会社は年々増えています。

引っ越しを機会に、今まで使用していたウォーターサーバーにこだわらず、近くに支店があるところや特典やサポートなどを考慮して自分にあったウォーターサーバーを新たに契約してもみても良いかもしれません。